バリアフリーの道整備に向けて
[2012年3月7日]
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土木部 道路維持課、及び道路建設課では、あんしん歩行エリア整備をはじめとして、道路のバリアフリー化整備を進めているところです。そこで、このたび市内の名所、旧跡などの散策ルートを選定し、それらを市民に広く紹介している「しづ散策の会」が実施する、散策ルート選定のための現場調査に、道路担当職員が同行させていただきました。
実施日は10月20日(木曜日)、午前10時30分から午後2時30分で、職員4名(道路維持課2名、道路建設課2名)が参加しました。「しづ散策の会」は、これまでも「さくら“夢のまちづくり”さぽーと事業」の補助金を活用し、志津地区や臼井地区において、車椅子でも散策ができる散策ルートの選定やマップ作成を行い、それらを市民の方々に紹介する活動を実施しています。平成17年度においては、市の「地域まちづくり支援事業」の支援を受け、佐倉地区のルート選定を実施中です。
当日は、新町地区の市立美術館から甚大寺周辺、宮小路地区の麻賀多神社周辺、佐倉城址公園周辺、鏑木地区の堀田邸周辺、JR佐倉駅北口の彫刻通り周辺をブロック分けし、それぞれの散策ルートを歩きながら、距離の測定、車椅子の走行実験、また段差部分の測定などを実施しました。この活動に道路担当職員が同行させていただいたことで、市民の視点、また、からだに障害をお持ちの方々の立場に立っての道路整備、さらに費用の少ない小規模改修でも大きな効果が発揮できる事業など、日常業務の中では気のつきにくい点について、ヒントをいただきました。
なお、平成15年度におきましても、臼井地区における同会の活動に同行させていただいており、車椅子での歩道走行をはじめとし、さまざまな体験をさせていただいております。
また、本年の旧国道296号タウンミーティングにおきましても、同会の活動について紹介させていただきました。
これらの経験を今後のバリアフリーに配慮した道路整備や改修、維持補修に役立てて参りたいと考えております。
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