佐倉市ごみの減量について

更新日:2022年06月08日

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1 廃棄物の減量の状況

(1)ごみの排出量

佐倉市から排出され、清掃組合などで処理しているごみの総量は、令和元年度が53,141トンであり、平成27年度の52,011トンに比べて、約2%にあたる1,130トン増加しています。

 市民1人1日あたりに換算すると、令和元年度は828グラムであり、平成27年度の802グラムと比べ26グラム増加しています。これを全国と比較すると、全国の令和元年度の1人1日あたり918グラムよりも90グラム少なくなっています。

 また、自治会、子ども会などが新聞、雑誌、ダンボールなどを集団で回収している集団回収量は令和3年度が3,328トンであり、平成29年度の4,475トンに比べて、約26%にあたる1,147トン減少しています。

 なお、事業系ごみでは市町村等で処理されるもの以外に、直接リサイクルルートに回るものもあります。

ごみ収集量の推移

​​​​​​​2 一般廃棄物を減量するために有効な措置

(1)ごみの減量化・再資源化の方策

  1. 市民の実践行動例
    • 集団回収の推進
    • 買い物袋の持参
    • 生ごみの堆肥化等による再利用
    • 不必要な包装の辞退
    • 使い捨て商品の使用削減
    • 修理店の利用
    • 再生品の使用
    • リサイクルショップの利用
    • リターナブル容器製品の選択
  2. 事業者の実践行動例
    • ごみになりにくい製品づくり
    • 修理サービス体制の充実
    • 包装の適正化
    • 詰め替え製品づくり
    • 古紙等の分別資源化
    • 空き容器等の自主回収の推進
    • 再生品の利用
    • 廃棄後の製品の資源化

(2)佐倉市の実践行動

(1) 集団回収等への支援

 ごみの中から有価物を資源化するため、町会、自治会、子ども会等が行う資源回収に対して報償金を交付する資源回収協力報償金制度を昭和58年度から実施し、リサイクルの啓発とごみの減量再資源化を図っています。この制度は、既存の廃品回収業による資源回収ルートを生かせるとともに、地域団体の支援や市のごみ収集量の減量を図れる有効な制度です。

 制度の内容は、登録団体の回収量に応じ1キログラムあたり3円の報償金を支払うもので、令和3年度の実績は登録団体数192団体、資源回収総量3,327,801キログラム(古紙類3,275,800キログラム、 紙パック750キログラム、繊維30,610キログラム、カン20,641キログラム)、団体への報償金9,983,403円となっており、資源回収業者の回収量は3,307,160キログラムで、6,614,320円助成しています。

(2) 生ごみ処理機器購入設置者への補助金制度の推進

 生ごみの減量化促進と快適な社会環境を作るため、生ごみ処理機器の購入設置者に対しその費用の一部を補助する生ごみ減量化促進事業補助金制度を平成3年度から実施しています。

 制度の内容は、受領委任払い方式によるもので、希望者は市内指定店で生ごみ処理機器を購入する際に備え付けの委任状に記入(印鑑必要)することで、補助金額分を差し引いた金額で入手できる仕組みです。

 令和3年度の実績は、指定店数7店、補助金の上限額はコンポスト2,000円、発酵菌容器2,000円、電気式生ごみ処理機10,000円となっており、補助実績は、コンポスト22台、発酵菌容器19台、電気式生ごみ処理機10台、計51台、補助金額160,000円となっています。

(3) 多量排出事業者への減量化指導

 多量に事業系一般廃棄物を排出する事業者(事業用建築物の延べ床面積3,000平方メートル以上を所有、管理または占有する事業者等)に対し、事業系一般廃棄物減量計画書を毎年提出させ、一般廃棄物の運搬または処分すべき場所及び方法その他必要な事項を指示しています。

 令和3年度の該当業者数は110社となっています。

(4) 環境への意識啓発の推進

  • ゴミゼロ運動の実施
     ごみの散乱防止と再資源化促進の普及啓発を目的に、毎年5月30日(ゴミゼロの日)を中心にゴミゼロ運動を実施しています。
     令和4年度の実績は、90団体、約9,000人の参加により約24トン(内空き缶122キログラム)収集しました。

​​​​​​​3 環境への心配りを日常生活に取り入れる簡単な方法

  1. 環境にやさしい台所用品を使用しましょう。
    • 冷蔵庫にものをしまうたびにアルミホイルやラップで包むのをやめて、何度でも使える密閉容器にしましょう。
    • こぼれたものを拭きとるときにペーパータオルやティシュペーパーを使うのをやめて、何度でも使える台ふきんを使いましょう。
    • お弁当のおにぎりは、アルミホイルやラップで包むのをやめて、何度でも使えるお弁当箱に詰めましょう。
  2. 台所ごみ(生ごみ)を処理しましょう。
     台所から出される生ごみは、多量の水分を含んでいます。三角コーナーなどでよく水を切るだけでごみの減量ができます。生ごみはもやせるごみとして出しましょう。さらに、佐倉市にはコンポストや生ごみ処理機を購入設置する方への補助金制度(指定店有)があります。生ごみを堆肥化したり、乾燥して減量することができ、ごみ出しがとても楽になります。
  3. 過剰な包装はすすんで断りましょう。
     お中元やお歳暮シーズンになると、二重、三重の包装をしてくれる光景をよく目にします。こういった特別な機会でなくとも包装は過剰に行われています。さして必要とも思えない包装紙の梱包はすすんで断りましょう。
  4. レジ袋を辞退しましょう。
     買物に行くときは、布袋などのマイバック(買物袋)を持参し、レジ袋を辞退しましょう。
  5. ごみの分別区分に注意しましょう。
     家庭でごみを分別する際に、決められたごみ分別ルールに従って排出しましょう。佐倉市のごみの分別区分は下表のとおりです。
佐倉市ごみの分別区分(令和4年度)
分別収集品目 集積所収集 有料戸別収集 拠点回収
(店頭)
拠点回収
(公共施設)
集団回収
資源物
容器包装
カン
(スチール缶・アルミ缶)
対象 対象外 対象外 対象外 対象
資源物
容器包装
ビン
(無色・茶色・その他)
対象 対象外 対象外 対象外 対象

資源物
容器包装
プラスチック製容器包装

(ペットボトル含む)

対象 対象外 対象外 対象外 対象外
資源物
容器包装
ダンボール
対象外 対象外 対象外 対象外 対象
資源物
容器包装
紙パック
対象外 対象外 対象外 対象外 対象
資源物
容器包装
その他
紙製容器包装
対象 対象外 対象外 対象外 対象外
資源物
古紙(新聞・雑誌)
対象外 対象外 対象外 対象外 対象
資源物
金属類・小型家電
対象 対象外 対象外 対象外 対象外
資源物
粗大ごみ
対象外 対象 対象外 対象外 対象外
資源物
廃食油
対象外 対象外 対象外 対象 対象外
資源物
廃乾電池
対象外 対象外 対象外 対象 対象外
資源物
廃蛍光管
対象外 対象外 対象 対象 対象外
もやせるごみ 対象 対象外 対象外 対象外 対象外
うめたてごみ 対象 対象外 対象外 対象外 対象外

この記事に関するお問い合わせ先

[環境部]廃棄物対策課(リサイクル清掃班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-6149
ファクス:043-486-2504

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