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佐倉市・開国150周年記念事業 開会宣言・市長挨拶

[2012年3月29日]

ID:2787

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佐倉市・開国150周年記念事業 開会宣言・市長挨拶

  「開会宣言」

 佐倉市長の、蕨 和雄でございます。
 ただ今から、佐倉市における「開国150周年記念事業」の開会を宣言します。

  「市長挨拶」

 本日は、佐倉市が実施いたします「開国150周年記念事業」のオープニング式典に、在日オランダ大使館一等書記官オニー・ヤーリンク様、また堀田家ご当主の堀田正典様、そして佐倉順天堂の佐藤 強様はじめ、多くのご来賓の皆さんにご臨席を賜り、心からお礼申し上げます。

 「チューリップまつり」の開始に合わせ、花咲き誇るこのふるさと広場を会場に、本式典を開催させていただくことといたしました。

 平成元年、西暦1989年は、日蘭修好380周年を記念する事業が全国各地で行われました。幕末に蘭医学を導入し、佐倉順天堂を拠点に、他に先んじ、優れた外科手術を施すなど、学問を通じてオランダとの関わりある、わが佐倉市でもいくつかの記念行事を実施いたしました。

その一つが、オランダ大使館等のご協力をいただき、オランダから直輸入した球根が花を咲かせた「チューリップまつり」でございました。
当時は、佐倉市の人口と同じ、13万球でスタートしたこの「チューリップまつり」も、お陰様で今年は20回目を迎え、166種、55万球という国内最大規模の「チューリップまつり」に成長しました。広大な印旛沼と、春風にゆったりと羽根を回すオランダ風車「デ・リーフデ」を背景に、たくさんのお客様に楽しんでいただける佐倉の一大行事となりました。

 これからも末長く、オランダと日本の友好関係の象徴として、この「チューリップまつり」を継続してまいりたいと考えております。
 さて今年、平成20年、西暦2008年は、わが佐倉市にとりまして、郷土の先覚者に思いを馳せる絶好の機会と捉えております。

 すでにご案内のとおり、ちょうど150年前の安政5年、西暦1858年は、日米修好通商条約の調印につづき、オランダ、ロシア、イギリス、そしてフランスとも次々に調印された画期的な年でありました。
 当時のわが国を取り巻く情勢は目まぐるしく、嘉永6年、西暦1853年にアメリカのペリー艦隊が初めて浦賀に来航してから、他の諸国からもわが国に対して、さまざまな要求が高まる緊迫した状況となっておりました。

 このような中、老中首座に就いたのが堀田正睦公であります。現在で申せば、総理大臣、そして外務大臣も兼務したということになりますが、日本の歩むべき道筋を定めることに正睦公自身には迷いはなかったように推察されます。
つまり、今後わが国が選択すべき道は、「貿易を盛んにすることによって国が富む」という一貫した考え方を持っていましたので、尊皇攘夷の考えが大勢を占める状況下にあっても、開国推進の意思は固かったようであります。正睦公は、日米修好通商条約の調印に向け、アメリカ総領事タウンゼント・ハリスとの外交交渉に心血を注がれました。

 この背景には、正睦公を取り巻く有能な家臣団の存在があったことを忘れることはできません。わが国の行く末を真剣に考えていた藩士たちが、動乱の世にあって、重責を担う主君を支えていました。平野重久や西村茂樹、依田学海、また佐治延年などの重臣らが、正睦公に対して積極的に開国の必要性を説いていたようでございます。

 それより先、正睦公は窮状著しかった天保年間における佐倉藩の藩政改革でも、大きな足跡を残されました。正睦公自身、「蘭癖(ランペキ)」とまで揶揄されるほど西洋事情にかなりの関心を示しておりましたから、先ほども少し触れましたように、わが国近代医学発祥の地と謳われる佐倉順天堂を拠点とした蘭医学の導入、藩校成徳書院の創設などに現われる教育改革、また軍制改革などに至るまで、極めて開明的な姿勢で臨んだ藩主でありました。
幕末から明治にかけて多くの先覚者が成徳書院から輩出されましたが、決して偶然の結果ではない、しっかりとした下地が築かれていたからこそ、といえましょう。

 このようなことから、堀田正睦公の遺徳を偲ぶとともに、正睦公と同時代を生きた先覚者の先見性に学ぶため、佐倉市ではこの一年を「開国150周年記念」と位置づけ、さまざまな行事を計画いたしました。多くの市民の皆さんにとりまして、わが郷土佐倉に新たな誇りを感じ取れるような記念事業となれば、幸甚に存ずる次第でございます。

 むすびに、本記念事業に共催、あるいは協賛の形で、多くの市内外の団体、また機関の皆さんに、甚大なるご協力を賜りますことに対し、心から感謝申し上げ、ご挨拶といたします。


             平成20年4月16日

佐倉市長 蕨 和雄

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