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佐倉市放射性物質除染計画を策定しました

[2012年3月19日]

ID:8474

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佐倉市放射性物質除染計画を策定しました

平成23年8月26日に原子力災害対策本部において、「除染に関する緊急実施基本方針について」が決定されました。佐倉市では、この基本方針に基づき、市民の皆さまが安心できる対策として、平成23年9月14日までの測定結果のうち最新の値を用いて、佐倉市放射性物質除染計画を平成23年9月15日に策定いたしました。

第1 計画の目的

東京電力福島第一原子力発電所の事故を原因として発生した放射性物質の飛散は関東地方を含む広範囲にまで広がり、佐倉市においても、空間放射線量の数値について、市民の不安が生じています。
佐倉市は、市民の不安を解消し、原子力発電所の事故前の暮らしを取り戻すことを目的に、政府の原子力災害対策本部が平成23年8月26日に示した「除染に関する緊急実施基本方針」(以下「緊急実施基本方針」という。)及び「市町村による除染実施ガイドライン」(以下「除染実施ガイドライン」という。)に基づき、佐倉市放射性物質除染計画を策定し、対策を推進します。

「除染に関する緊急実施基本方針」及び「市町村による除染実施ガイドライン」(クリックするとPDFファイルが開きます)

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第2 佐倉市の現状と課題

佐倉市は、原子力発電所の事故が発生後、5月初めには、市長が千葉県知事に対して、県による放射線量の測定体制の強化、市町村への技術支援の要請を行うなど、関係機関に向け積極的な働きかけを行ったほか、測定器を所有していた佐倉市八街市酒々井町消防組合並びに佐倉市酒々井町清掃組合の協力を得て、放射線の影響を受けやすいといわれる子どもたちが集まる保育園、幼稚園、学校等の施設を中心に、市内全域の測定調査を行ってきました。
8月上旬からは、購入した放射線測定器により、更にきめ細かい調査を行っています。
調査の結果、緊急実施基本方針において、市町村が除染計画を策定する必要がある「追加被ばく線量が概ね年間1から20ミリシーベルトの間の地域」に該当する場所があることが判明しています。
また、全体的な傾向として、市の西部地域の空間放射線量が比較的高い傾向があることが分かっています。
放射性物質は雨水などの影響により偏在し、局所的に線量率の高い所があるといわれており、詳細な調査が必要となることが予想されることから、これまでの調査結果を参考に、よりきめの細かい調査を実施していく必要があります。
また、除染に不可欠な仮置場の設置場所など除染により発生した汚染土壌等の処理については、慎重に検討していく必要があります。

第3 計画の期間

緊急実施基本方針は、今後2年間に目指すべき当面の目標、作業方針について取りまとめるとされていることから、本計画の期間は平成25年8月31日までとします。

第4 計画の内容

1.対策目標値
緊急実施基本方針では除染実施における暫定目標値を、国際放射線防護委員会(ICRP)の2007年基本勧告及び原子力安全委員会の「基本的な考え方」を踏まえ、緊急的被ばく状況にある地域を段階的に縮小するとともに、長期的な目標として、追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下となることを目標とするとされています。
また、追加被ばく線量がおおむね年間1ミリシーベルト以下の地域については、基本的に市町村単位での面的な除染が必要な線量の水準ではないとしています。
このことから、佐倉市においては、なるべく早い時期に、子どもの生活圏における推定年間追加被ばく線量が1ミリシーベルトを下回ることを目指し、1時間当たりの空間放射線量を0.223マイクロシーベルト以下とすることを目標値として、対策を推進します。

対策目標値のグラフ

対策目標値の算定について
現在、追加被ばく線量分だけを測定することは不可能です。
そこで、今回の原子力発電所事故以前から空間放射線量の測定を行っている千葉県環境研究センター(市原市)に設置されているモニタリングポストのデータを自然被ばく線量として、独立行政法人放射線医学総合研究所がホームページにおいて公表している計算方法を参考に算定しました。

(計算例)
(1)自然被ばく線量:1時間当たり0.033マイクロシーベルト(μSv)
 0.033μSvは、千葉県環境センターのモニタリングポストの平成21年度測定値の最小値0.022μSv、最大値0.044μSvの中間値

(2)1時間当たり追加被ばく線量:A(=0.19μSv)
 1日屋外で8時間、屋内で午後4時間過ごし、更に屋内での被ばく線量は屋外の40%と仮定すると、1日当たり追加被ばく線量は(A×8+A×16×0.4)となり、1年間(365日)の追加被ばく線量を1mSv(1000μSv)とすると
 (A×8+A×16×0.4)×365日=1000μSv

→ A=1,000÷365÷(8+16×0.4)≒0.19μSv
∴1時間当たりの対策目標値((1)+(2)):0.033+0.19=0.223μSv

2.対策優先順位の考え方
除染計画にもとづく現状の把握及び対策目標値を超える地点の除染については、子どもが多く利用する施設・場所に重点をおいて、次のとおり優先順位を設定し、施設管理者等と協力して対策を実施します。
(1)優先して対策を実施する施設
千葉県または佐倉市がエネルギー補償型シンチレーション式サーベイメータで行った測定結果(以下「測定結果」という。)により、子どもの生活圏である保育園、幼稚園、小学校、中学校等のうち、対策目標値(1時間あたり0.223μSv)を超える値が検出された次の施設の詳細調査を実施し、必要に応じた対策を講じます。なお、測定結果は平成23年9月14日までに実施されたもののうち最新の値を使用しました。
また、これらの施設についてモニタリング調査を継続します。
<対象施設>
保育園:臼井保育園、民間保育園(2園)
幼稚園:私立幼稚園(3園)
小学校:志津小学校、南志津小学校、王子台小学校、青菅小学校
中学校:志津中学校
その他:北志津児童センター、臼井老幼の館、民間学童保育所(2施設)
(2)引き続き対策を実施する施設
(1)で掲げた施設以外の保育園、幼稚園、小学校、中学校、公園、道路及びその他施設についても、調査実施のうえ除染計画において対策施設を特定し、段階的に対策を講じます。

3.除染の実施
除染作業は次の点に留意して実施するものとします。
(1)詳細調査の実施
施設管理者等は、施設内の複数地点において、地上1cmまたは5cm、地上50cm及び地上1mの空間放射線量の測定を行います。
調査は「学校等における放射線測定の手引き」(平成23年8月31日付教安第717号 以下「測定の手引き」という。)に準じて行うものとします。
(2)除染の要否の判断
施設管理者等は、詳細調査の結果を基に、測定の手引きに基づいて、汚染箇所の形状、広さ、人が近づく頻度等を勘案して、総合的に除染の要否を判断します。
なお、施設内の雨樋下や側溝、排水溝入口など放射性物質が集中しやすい場所は、汚染範囲は狭いが、高い線量を示す傾向があることから、原則として除染作業を行うものとします。
(3)除染の実施
施設管理者等は、除染実施ガイドラインにより、主に次の方法により除染を実施します。
  ア.放射線量の高い土壌については、表層を削りとり、撤去します。
  イ.雨樋下や側溝、排水溝入口などに堆積している土砂を収集し、撤去します。
  ウ.除草、芝刈り、落ち葉等の清掃を行います。
  エ.上記の除染作業が困難な個所については、立入制限の措置をとることにします。
  オ.除染作業の終了後、その効果を確認するための放射線量調査を行います。その後も定期的にモニタリング調査を行います。
(4)仮置場の設置
施設管理者等は、原則として、除染を行った各施設等の用地内に、汚染土壌等の仮置場を確保し、除染実施ガイドラインに沿って、適切に管理するものとします。

第5 計画の推進

(1)推進体制
本計画の推進、進捗状況の把握等は、佐倉市放射線対策検討委員会(平成23年6月3日設置 23佐環第149号、委員長副市長)で行います。
(2)補助制度
私立幼稚園、民間保育園(民間認可外保育施設を含む)、民間学童保育所の施設管理者等が、本計画に基づく除染を進めるために要した経費の一部に対する補助制度を設けます。
(3)実施状況の公表
本計画に基づく、放射線量の測定結果、除染作業の実施状況については、広報、佐倉市ホームページ等により随時公表します。

第6 計画の見直し

今回の福島第一原子力発電所の事故は、これまでにわが国が経験したことのない災害であり、放射能に対する市民の不安は非常に大きなものがあることから、その対策は、できる限り早急に行う必要があります。
国の緊急実施基本方針においては「国は責任を持って除染を推進する」とされておりますが、現実問題として、除染を始めとする放射線対策は緊急に優先する地域から行うべきものと考えております。
このような状況を踏まえ、佐倉市でも、必要性の高い施設から除染を実施していくこととして除染計画を策定しました。
今後の調査測定結果に基づき、必要に応じて対象施設の変更も想定しております。
また、事故を起こした原子炉からの放射性物質の放出は、依然として収束に至っていないことから、緊急実施基本方針が変更になることも考えられます。
このようなことから、本計画は必要に応じて随時見直しをするものといたします。

参考資料

1.除染推進に関する緊急実施基本方針 (経済産業省へのリンク)
2.これまでの測定結果
  第1報(5月30日実施分まで)の結果はこちら
  第2報(6月14日及び16日実施分)の結果はこちら
  第3報(7月 7日から14日実施分)の結果はこちら
  第4報(7月26日から27日実施分)の結果はこちら
  第5報(8月 8日から10日実施分)の結果はこちら
  第6報(8月11日から29日実施分)の結果はこちら
  第7報(9月 6日から14日実施分)の結果はこちら
    
<問い合わせ先>

保育園の対応については子育て支援課:電話484-6245(直通)
幼稚園、小学校、中学校の対応については指導課:電話484-6185(直通)
公園の対応については公園緑地課:電話484-6165(直通)
調整池の測定については下水道課:電話484-6159(直通)
草ぶえの丘の対応については農政課:電話484-6141(直通)
放射線については環境保全課:電話484-6150(直通)

<リンク>

除染に関する緊急実施基本方針について(経済産業省へのリンク)

放射線に関する各種情報(独立行政法人放射線医学総合研究所へのリンク)

放射線関連情報(千葉県へのリンク)

日常生活と放射線(文部科学省へのリンク)(クリックするとPDFファイルが開きます)

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お問い合わせ

佐倉市 経済環境部 環境保全課 環境対策班 
電話: 043-484-6150 ファクス: 043-486-2504
E-mail:kankyohozen@city.sakura.lg.jp

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