認定農業者制度・家族経営協定~我が家の農業経営について話し合おう~
[2018年5月22日]
ID:12263
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認定農業者制度や家族経営協定を活用し、農業経営に携わる各世帯員が、意欲とやりがいを持って経営に参画できる経営発展を目指しましょう。
認定農業者制度は、意欲ある農業者の自主的な経営改善を支援する制度で、農業者が自らの経営を計画的に改善するために作成した「農業経営改善計画」(5年後の経営目標)を市町村が認定し、その計画達成に向けた取組を関係機関、団体が協力して支援することにより、地域農業の担い手を育成、確保する仕組みです。
認定の流れ
(1)意欲ある農業者
(2)経営改善を決意
(3)農業経営改善計画の作成
農業者自らが、経営規模、生産方式の合理化、経営管理の合理化、農業従事の様態等に関する5年後の目標とその達成のための取組内容を記載した計画を作成する
(4)市町村へ申請
市町村基本構想に適しているか、農用地の効率的、総合的な利用に配慮しているか、達成できる計画かを認定基準に、規模や生産品目などからみて、過大な所得目標となっていないか、妥当性を確認する
(5)市町村が認定(申請からおおむね1か月程度) → 認定農業者
経営安定対策、融資、税制、出資、農業者年金、その他補助など、国、県、市等関係機関、団体が、協力して食料の安定供給、地域農業、農村の維持発展を担う多様な農業経営を支援
(6)自己チェック
認定農業者は、農業経営改善計画に沿って経営改善を着実に進めるため、農業経営指標を使い毎年自己チェック
家族経営協定とは、家族農業経営にたずさわる各世帯員が、意欲とやり甲斐を持って経営に参画できる魅力的な農業経営を目指し、経営方針や役割分担、家族みんなが働きやすい就業環境などについて、家族間の十分な話し合いに基づき、取り決めるものです。
家族経営協定の締結をきっかけとして、目指すべき農業経営の姿や、家族みんなが意欲的に働くことが出来る環境整備について、家族間で十分に話し合うことが、農業経営の改善につながります。
農業経営改善計画認定申請書・農業経営指標・家族経営協定の様式例
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