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さくらフェスタ2016(男女平等参画講演会)を開催しました

[2017年2月15日]

ID:12695

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「さくらフェスタ☆変わろう女と男2016」を開催しました

  男女平等参画について市民の皆さんに知ってもらおうと例年開催しているこのイベント。今年度は、平成28年11月26日[土]に開催されました。

  第1部では佐倉南高校合唱部による発表が行われ、第2部では、『ベルサイユのばら』の作者としても有名な、劇画家で声楽家の池田理代子さんをお迎えし、講演会を行いました。他にも、佐倉市男女平等参画推進センター ミウズの紹介、「すべての女性が輝く社会」、「仕事と介護の両立支援」のテーマ展示や女性に対する暴力根絶運動のシンボル「パープルリボン」のキルト展示、発展途上国の女性たちの自立支援となるフェアトレード商品の販売が行われました。

 

池田理代子さん講演「私らしく生きる」~主人公たちへのエール~(概要)

池田理代子

講師の池田理代子さん

  池田さんは、大学在学中から劇画家として活躍され、『ベルサイユのばら』の作者としても有名ですが、47歳で音楽大学を受験され、現在は声楽家としても活動されています。そんな池田さんに、ご自身の様々な経験から得た、夢を追いかけること、男性も女性も自分らしく生きるために大切なことについてお話いただきました。

  劇画家として第一線で活躍され、長年の夢であった声楽家という夢も実現された池田さん。一度しかない人生を自分らしく、幸せに生きるという強い思いが伝わってきた講演でした。

ここで、講演の一部をご紹介します。

 

(1)「ベルサイユのばら」等の作品で漫画家としての地位を確立された池田さんですが、なぜ45歳で音楽大学受験を決意されたのですか。また、学生生活で印象に残っていることや声楽家となられて感じていることはありますか。

  実は私の中では、漫画家より音楽という夢の方が先でした。私は、小学校に上がる少し前からピアノを習っていて、小学校から合唱、中学、高校とブラスバンドをやっていて、音楽が本当に好きでした。中学の終わり頃に音大に行きたいと思い、本格的な勉強を始めましたが、才能が無いと感じ、諦めました。ですが、40歳を少し過ぎ、更年期障害になった時に、人生の折り返し地点に来たと感じ、なりたかったものを書き出しました。それで、まだ間に合うもののトップに来たのが、音大生になるという夢だったんです。実際に音楽大学に通って、ものすごく幸せだったのと同時に、非常にショックを受けました。将来オペラ歌手を目指して入って来ている学生たちは、みんな目的意識をはっきりと持って、すごく勉強をします。ただ、それだけ一生懸命勉強しても、4年生になると、「音大に行っても何の仕事もない」という現実が見えてショックを受けるのです。就職をしても、良くて音楽の先生で、殆どが音楽と関わりのない仕事に就く。優秀でイタリアに留学した人でさえ、そうなんです。クラシック歌手を目指して勉強している学生たちが、舞台に立つ機会を作るのが私の仕事かなと感じています。

 

(2)女性が結婚、出産、介護などで、仕事を離れることも多いと言われています。女性が仕事を続けていくことについて、アドバイスはありますか。

  それはひとえに、家族の理解と協力が必要ということです。昔は親の介護をするのは嫁の仕事のように思われて来ましたが、今は一人で年老いた親の介護をしている男性も多いと聞きます。これからは、介護というのが身に迫ってくる、そういう時代だと思います。ですから、女性だけに介護を任せておく、女性だけが仕事を辞めて、介護に従事しなくてはいけないというのは、絶対おかしいことだと思います。やはり、家族全員の協力が必要であり、そして、その介護のために、生涯の生きがいである仕事を手放さなくてもすむような社会的なシステムができることが、一番必要なことだと思います。

 

(3)この講演会は「男女平等参画講演会」となっております。池田さんの考える理想の男女平等参画社会とはどういった社会でしょうか。

  ヨーロッパ等では、議員選出や雇用の場において一定の女性枠を設ける仕組みから始めて、女性の能力を社会的に引き出していこうという取り組みがずっと行われてきました。それは、男性でも今、就職できない若者が多いので、逆差別ではないかとも言われますが、それでも日本は長い間、女性が社会に出て活躍する、あるいはやりたい仕事をやるための仕組みもできていませんでしたし、訓練も受けていません。パートなどの限られた形でしか、社会と接触を持てなかった女性が多い中で、これからは、ある程度女性も一定枠の数の中で、この仕事をやるに際しての責任があるということも勉強していかなくてはならないだろうと思います。ただ、私は、個人の幸せというのは、その人個人が決めることで、絶対誰も人から押し付けられるものではないと思います。子どもを産んで育てて立派な専業主婦になるということも素晴らしい生き方の一つだと思うのです。そういう選択肢の多い社会というのが私にとっては理想の社会だと思います。

 

(4)男性も女性も共に輝いて生きるためには、何が必要だとお考えでしょうか。

  人間が一番輝く時は、好きなことをしている時だと思います。だから、男だからこうしなくてはいけない、女だからこうしくてはいけないということではなく、みんなそれぞれ家の中で、あるいは恋人同士でも、自分は何が好きというのをきちんと話し合っていただきたいと思います。

 

(5)男性も女性も自分らしく生きるために大切なことについて、参加者の皆様へエールをお願いします。

  「自分らしい」という言葉に、あまり踊らされないことかと思います。みんな幾つになっても、自分探しをしているのではないでしょうか。その時に大事なのは、人生は一回しかないという、ごく当たり前のことをよく頭に入れておくことです。「私はこんな人生を生きたかったわけじゃない」と死ぬ前に思っても、誰も弁償してくれません。だから、「自分はこう生きたい」、「これをやりたい」ということを、多少わがままだと言われても良いから、なさった方が良いと思います。それが、幸せであるということの基準ではないかと思います。

 

 

さくらフェスタ☆変わろう女と男2016 アンケート集計結果

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お問い合わせ

佐倉市役所 [市民部] 自治人権推進課
人権・男女平等参画推進班
電話: 043-484-1948 ファクス: 043-484-1677

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