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平成27年6月佐倉市議会定例会 所信表明

[2015年6月19日]

ID:13415

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平成27年6月佐倉市議会定例会 所信表明

 本日、ここに6月定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご出席を賜り、衷心より感謝申し上げます。

 本定例会にあたり、当面する行財政運営にかかわる諸課題及び諸施策につきまして、その概要と私の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。

 

 私は、『しがらみのないクリーンな政治』を掲げ初当選した平成19年4月以来、地域課題の解決と、持続可能な自治体を確立するため、子育てしやすい、学びやすい、働きやすい、そして老後を過ごしやすい佐倉づくりを目指し、その職を全うすべく、市政運営に全力で取り組み、市民生活上、あるいは行政運営上の課題を一つ一つ丁寧に、かつ着実に解決してきたものと考えております。

 特に、2期目の4年間では、志津霊園問題の解決や財政状況の改善を図り、新たなまちづくりに傾注できる環境を整えましたことから、3期目となるこれからの4年間では、これまで同様、市議会のご理解のもと、市民の皆様の目線に合わせ、様々な声をお聞きする中で、公明正大、有言実行を旨とし、魅力あふれる新たな「ふるさと佐倉」づくりに、粉骨砕身、全力で取り組んでまいる所存であります。

 議員各位並びに市民の皆様のさらなるご理解とご協力を心からお願い申し上げる次第であります。

 

 それでは、市政運営における私の主な政策について、その概要を申し上げます。

 佐倉市にとって長年の懸案であった負の遺産の解消によりまして、今後は、私が思い描く、『物質的な豊かさのみならず、精神的な豊かさを実感できる、中規模でも品格のある、将来に希望の持てる佐倉市』の実現を目指したまちづくりを、さらに力強く進めていきたいと考えております。

 現在、全国の自治体には、急激に進む少子高齢化対策、高い確率で発生が危惧される首都直下地震や東南海地震への対策、更には老朽化したインフラの更新などが強く求められております

 これら喫緊の課題を克服し、佐倉市100年の計を見据え、未来にむけて、安心して次世代に引き継げるふるさと佐倉づくりを進めていくべきと考えております。

 

 さて、今後人口減少・少子高齢化はますます加速し、多くの都市において、その持続可能性に赤信号が点る事態が想定されるといわれております。首都圏という地理的優位性があるにもかかわらず、県内自治体の2割弱が財政破綻に陥る可能性があるという研究結果も公表されております。また、東京一極集中による、地方の格差も拡大しております。

 このような状況下、国においては、地方に『まち』、『ひと』、そして『しごと』を生み出すための総合戦略が策定され、全国の自治体に独自の地方版総合戦略の策定を求めており、今後、定住者人口の確保を目途とした、自治体間競争が、益々激しくなるものと推察しております。

 進化論を提唱したことで有名なチャールズ・ロバート・ダーウィンは、『生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。』という考えを示したと言われています。

 社会の変革が厳しい現在の自治体運営にも通ずる名言であり、『今、何を成すべきか』を熟慮し、既成概念や従来手法に捉われない柔軟な発想で、時流に対応していくことが、『今を生き抜く』ためのキーワードだと考えています。

 また、本市には、市政に高い関心を持ち、広い知見、多くの経験を有するたくさんの市民がお住まいになっておられます。

 これら市民の皆様と市行政が手を携え、英知を結集し、ともに地域社会創造のために力を結集させることで、自治体間競争に負けない、自立した自治体へと成長できるものと確信しております。

 

 今年度は、平成28年度からの第4次総合計画・後期基本計画の策定年でもあります。

 地方版総合戦略が目指す定住人口の維持増加は、総合計画においても最も重要な課題の一つであり、2つの行政計画を同時に策定できる、この機会を佐倉市発展の好機と捉え、当市の資産である「歴史、自然、文化」を活かし、「佐倉への思いをかたち」にしていくため、戦略的で、スピード感のある施策を展開していきたいと考えております。

 なお、本年度策定いたします後期基本計画につきましては、市長や市議会議員の任期と連動させ、4年間の計画とすることを検討すべきと考えており、準備が整い次第、「佐倉市議会の議決すべき事件を定める条例」に基づき、議会でのご審議をお願いしたいと考えております。

 

 今回の市長選にあたりまして、私は、子育てしやすい、学びやすい、暮らしやすい、ふるさと佐倉づくりを進め、住み続けたい、訪れたい、住んでみたいと思われるまちとなるよう、佐倉の魅力を高め、佐倉市民であることの価値を高めること。更には、市民の立場に立ち、市民とともに歩む、公正で高潔かつ透明、そして効率的な市政運営を行っていくこと。以上の3点についてお約束をさせていただき、その実現のために、5つの基本政策を掲げております。

 1つ目は『安心できる高齢化・少子化時代の福祉の充実』、2つ目は『暮らしやすい生活環境の整備』、3つ目は『次世代を担う青少年の育成』、4つ目は『産業経済の活性化』であり、この4点につきましては、1期目から継続して取り組んでまいりました。今回、新たに『公正、透明で効率的な行政運営』を5つ目の基本政策に加え、新しい時代に対応していくために、今までのやり方にとらわれない柔軟な発想で、先々を見据え、スピード感を持って取り組んでまいります。

 

 まず、基本政策の1つ目は、『安心できる高齢化・少子化時代の福祉の充実』であります。

 高齢者の皆様が、住みなれたここ佐倉の地で、いつまでも活き活きと、自分らしく、安心して暮らしていただくための施策を展開してまいります。具体的には、『認知症施策の推進』や『在宅医療と介護連携の推進』、『生活支援や介護予防の充実』を図りつつ、これらを一体的に提供する地域包括ケアシステムの確立をめざしてまいります。更には高齢者の生きがいづくりを支援する『シニア世代の力を生かす生きがい対策』などを進めてまいります。

 また、障害をお持ちの方々が、その人らしく、安心して暮らせる環境を目指し、グループホームの整備を促進するなど、障害者総合支援法の趣旨に沿った様々な方策により、障害者福祉の推進を図ってまいります。

 子育て世代の皆様方には、安心して子育てができるよう、更には、佐倉で生み、育てたいと思っていただけるよう、国が取り組んでおります『子ども・子育て支援新制度』を最大限活用する中で施策を展開してまいります。具体的には、『保育園待機児童の解消』、『安心できる保育の充実』や『市内全域での小学6年生までの学童保育実施』など保育の量的、質的確保を図るとともに、『安心して子どもの医療が受けられる体制の堅持』や『結婚、妊娠、出産から子育てまでサポートできる環境の整備』など、結婚から育児まで、切れ目のない支援を展開してまいります。

 

 2つ目は、『暮らしやすい生活環境の整備』であります。

 誰もが、安全で、利便性が高く、快適な生活環境を背景に、都市の利便性と豊かな自然を同時に享受できるまちとなるため、道路など、社会基盤の整備・拡充を推進するとともに、災害への備えとして、指定避難所等の充実を図ってまいります。また災害時には、自助、共助が大きな力を発揮することから、自治会や市内事業者等との連携を一層進めてまいります。具体的には、『災害に備えた防災体制の充実』や『市民協働による防災力の強化』など仕組みや体制づくりのほか、『都市計画道路等の整備』や『豪雨を想定した内水の水害対策や河川整備』といった災害に強い基盤整備など、ハード、ソフト両面からの施策を展開します。

 また、豊かな自然環境を享受するため、地球環境を含め、広い視野を持って環境の保全、改善に資する施策を展開してまいります。具体的には、『自然環境の保全』や『印旛沼の水質浄化』に努めてまいります。

 市民が安心して暮らすためには、地域社会におけるコミュニティの維持と自治の推進、更には空き家対策などの地域再生も重要な要素であり、課題解決に向け積極的に取り組んでまいります。具体的には、『地域コミュニティの拠点整備』や『都市計画道路等の整備』、『市街地の再生』に取り組んでまいる所存でございます。

 

 3つ目は、『次世代を担う青少年の育成』であります。

 将来の佐倉市を担う子ども達の教育環境の充実を図るとともに、安全に、安心して生活できるよう、地域の見守り活動等を支援してまいります。具体的には、『学校施設の整備促進』や『いじめ、自殺、差別の無い学校づくり、信頼される学校づくり』など学校教育の環境整備を図るほか、『大学等の教育機関の誘致活動』や『佐倉図書館の整備』など、教育機会の拡充にも努めてまいります。

 なお、本市とゆかりのある順天堂大学の誘致に関しましては、これまでも、市議会等で申し上げてまいりましたとおり、本市への進出につきましては、大いに歓迎しているところであり、その一日も早い実現を願っております。一方、公費負担を含めた市の支援のあり方につきましては、公明正大な対応が不可欠と考えておりますことから、正式かつ必要な手続きを着実に進め、市民の皆様のご理解を頂きながら、事務を進めてまいります。

 

 4つ目は、『産業経済の活性化』であります。

 市民の雇用機会の確保、更には、安定的かつ持続性のある財源確保のため、競争力のある優良企業の誘致や既存産業等の育成を図るとともに、観光産業の活性化も推進してまいります。具体的には、『企業誘致、市内企業の事業規模拡大の促進』や、『起業創業支援』、また、『6次産業化の推進等農業への支援の充実』など、これまでの取り組みを継続していくとともに、『花やイベントを活用した観光振興』や『スポーツを活用した活性化の推進』による街の魅力づくりを推進するほか、『シティプロモーションの推進』により佐倉の魅力を広く発信してまいります。

 

 最後の5つ目は、『公正、透明で効率的な行政運営』であります。

 これは『最小の経費で、最大の効果を』発揮できる、無駄の無い、効率的な市政運営とするため、そしてワンランク上の行政サービスを提供するための取り組みを行ってまいります。具体的には、『市民の視点からの市役所改革の継続』や『財政基盤の充実』、『行財政改革(行財政の効率的運営)』、そして『公共施設の最適化』など、これまでの取り組みをより加速させてまいります。

 また、市民の価値観やライフスタイルが多様化する中、きめ細かな行政サービスを提供するためには、そこに暮らす市民の皆様をはじめ、各種団体等との連携、協働を進めていく必要があると考えております。具体的には、『多様な主体との連携協働の推進』を図るとともに、市役所内においては、部局を越えたプロジェクトチームの活用を図るなど、『総合行政の推進』を積極的に進め、住民の皆様に評価いただけるような組織を目指してまいります。

 以上、主な政策とその実現に向けた基本施策について申し上げました。

 

 私は、明日の佐倉を創造し、市民の皆様が佐倉に住んでよかったと心から言っていただけるようなまちにするためには、市民の皆様、議会、執行部、職員が想いを共有し、一体となったまちづくりを進めていく必要があると考えております。

 議員各位並びに市民の皆様には、ご理解、ご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げ、私の所信といたします。

 

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