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家庭教育講演会

[2016年11月21日]

ID:15801

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家庭教育講演会

    平成28年10月17日(月)10:00~11:30 佐倉市立中央公民館大ホールで、『平成28年度家庭教育講演会「お子さんの声、聴いていますか?~ちょっとの工夫で、にこにこコミュニケーション!~」』が開催されました。

 佐倉市出身である、キャリアカウンセラーの齋藤めぐみ先生を講師にお迎えし、話を「聴く」ということについてご講演いただきました。お子さんとのコミュニケーションはもちろん、家族、ご近所、友人にも使える傾聴のコツについてわかりやすくご講義いただき、参加者の皆さまには、ペアワークを通して、輝きや可能性を感じながら話を聴くことの楽しさ、聴いてもらうことの嬉しさも実感していただけたことと思います。講演会後には、参加者の皆さまには笑顔があふれていました。

 また、アンケートにご記入いただきました質疑について、講師の齋藤めぐみ先生より、「正解はないので、私の経験と学びから」とのメッセージ付きで回答を頂戴いたしました。

事前にお寄せ頂いた、相談へのアドバイス


講演にあたって、ご来場いただいたみなさんから頂いたご相談内容について、講師をお勤めいただいた斎藤めぐみ先生よりお返事をいただきました。

講師の先生からのお返事

回答と感想

Q1:聴いているうちに学べる部分はないか、と考えていました。これは子供と話すときも通じるものでしょうか。

☆嬉しいことを聴くと、聴いている方も嬉しくなりました。

A1:ぜひ、お子さんにもお母さんご自身の「今日うれしかったこと」を話してみてください。どんな大変な毎日の中にも幸せや嬉しいことが見つけられると大人も子どもも幸せな気持ちになりますよね。 お母さんがニコニコ嬉しい話をする姿が子どもにとっては何より安心で幸せかも知れません。何かを学ばせようとする必要はなくて、ただ率直に話をすることで感じ取れる力がお子さんにも備わっていることを信頼してみてくださいね。


Q2:子どもとおりが悪いお友達…どのようにお付き合いしたらよいでしょうか。「あの子とは遊ばないように…」言わない方がいいですよね。

☆家庭教育学級にも是非来ていただきたいです。私自身、我が子、周りの子、お友達に傾聴していきたいです。わかりやすく、身にしみる講演でした。ありがとうございました。

A2:お子さん自身が「そのお友達とどうしたいのか?」をまず聴いてみてください。「相性が悪いとか価値観が合わない」から「どうしたいのか?」というニーズは聞いてみないとわからないこともあります。心の奥底では相手に「わかってほしい」「仲良くなりたい」気持ちもあるかも知れません。逆にSOSの場合もあると思いますので、その際はどんな支援が可能かを子どもに聞いてみるといいでしょう。
例えば、私は子どもの頃、母から「もし、あなたがいじめに合ったら、お母さんは学校に乗り込むことも、授業中ずっと教室の後ろに立っていることも、何でもやる。でもこれからの人生も、人間関係は一生ある。悩むことやいじめにあうことが大人になったってあるかも知れないから、自分で乗り越えられるのであれば、乗り越えてほしい。」と言われていました。それはとても心の安心であるとともに、自分で乗り越えようと思わせてくれる言葉で、実際にいじめに合った時に、自分で先生に相談し、解決できました。(私の場合は、母親に学校に乗り込まれることが耐えられない!という理由からでしたが(笑)。)
先に大人が答えや結論を出してしまうと、これから社会に出たり、思春期を迎えるときに、自分の力で判断することが難しく苦しんでしまうこともあります。 「自分がどうしたいのか?」を本人が導き出せるまで「待つ」ことができるようでしたら待ってみてください。


Q3:核家族、転勤族で、子供が親以外の人や社会との関わりが少なくかたよった考え、環境になりがちなことに悩んでいます。子供の心が開放されるような場所・環境(家庭以外の)にどのようにして置いてあげればよいでしょうか?

☆子どもへの愛情、肯定感と母親自身の肯定感、大事にする事がつながっている事をあらためて確かめることができ、心が楽になりました。

A3:お子さまの趣味や得意な分野からでよいと思いますので、地域のイベントなどを探してみることもよいと思います。学校を超えて年齢を超えて人と関わり合えるような場があるといいですね。 その他には、親御さんの信頼しあえる友人同士の集まりに子供も連れて行くことなども多様な大人と触れ合うチャンスかも知れません。私もよく近所の友人の子どもたちと会話したり、勉強をみたりすることもあるのですが、親には話せないことも第三者には話せたりするものです。
BBQやイベントでも構わないので、色々な大人が来る場に連れていってみてください。
もしそんな時間や機会がつくれない場合は、本なども多様性に触れるには気軽なツールです。小説やドキュメンタリーなどどんなものでも構いませんので、読んでみて感想を共有してみることなどで、考え方の違いなどを味わえることも良い方法でしょう。


Q4:ママ友(クラスメイトの母親)にあなたとは合わないと言われたんですが、どうしたら良いですか?(係の仕事の時にいわれました)

☆ワークをやって、始めは難しいと感じましたが、自分の子どもの良いところを見つけられて良かったと思いました。

A4:まずは言われた時のご自身の気持ちを癒してあげてくださいね。(私も「あなたとは合わない」と言われたら、まず凹みます。)
そしてもし心に余裕があるようでしたら、深呼吸して、間を置いてから「どんなところが合わないと感じましたか?」と聞いてみてください。「合わない」と言った相手の気持ちや背景は、「合わない」という言葉からはわかりきれないので、自分を責めずに相手に問いかけてみてください。
他には「合わない」と言われて自分がどう感じたかを伝えることも有効かも知れません。「私は○○さんと合わないと感じたことはありません」ということや「理由もなく合わないと言われて悲しいです」などと、気持ちを伝えた上で、何に相手が「合わない」と感じているかを聴くことで掘り下げられることもあります。
係の仕事を一緒にやっていく上で必要に感じたらぜひ上記のような問いかけをしてみてくださいね。


Q5:人の話をきいている時(その内容を理解しようと聞くと)どうしても自分の価値観や判断基準からしかきけていない…フラットにきくコツとは…?外では「Ⅰ」メッセージをできている(つもり)、しかし内(家族など)に対してはどうしても「You」メッセージになってしまう…どうしてか?

☆とても興味深いお話を伺えて、元気が出ました。ありがとうございました。(以下感想)

A5:「自分の価値観や判断基準からしかきけていない」と気づいていること自体がすばらしいことなんです!焦らず、まずそこから始めてみてください。繰り返しているうちに、判断基準を横におけるようになっている自分に気づけるようになります。 そして、もっと価値観の違いを理解したいということであれば、心理学としてエニアグラム(http://www.transpersonal.co.jp/p/enneagram/)という性格タイプを表す理論などを私は学んでおり、自分以外の価値観を客観的に理解することから始めています。良し悪しではなく、色々な価値観があることをただ受け止めることが少しずつですができるようになってくると思います。
二つ目の質問は、利害関係が強い相手ほど傾聴は難しく感じるでしょう。自分と相手(家族)が一体化しやすいからです。相手の行動が自分の行動のように感じられてしまうため、自分の思う「よい行動」をしてほしいと思ってしまう。日本の文化でもあると思います。「身内の恥は己の恥」のような文化が流れているように感じます。 しかし、実際は「一人一人多様な価値観、素晴らしい気質を持つ人間」ですので、ぜひ「Youメッセージ」になっているご自身に気づいたら、「Iメッセージ」に置き換えて話てみるなどチャレンジしてみてくださいね。


Q6:子供が言いたいことがあり、なに?と聞くと、話を飲み込んでしまうことがあります。どのようにしたらいいでしょうか?

☆子育てにだけでなくて、人間関係にも使えると思いました。今少しママ友達ともうまくいかない所があったので、相手の話を傾聴していきたいと思います。

A6:伝えたいことがあっても、気質によっては言語化することよりも、イメージで理解したり語ることや、感覚的に話すことが得意な人もいます。起きた出来事や理由だけでなく、「気持ち」や「体の感覚」なども含めて聞いてみるとそこから話せることもあるでしょう。
たとえば「今、心はどんな感じ?」「どんな色のイメージ?」とか、「体で痛いところとか気持ち悪いところはある?」など、体の感覚や気持ちなどを聞いてみてから「どんなときに感じるの?」とか、「いつぐらいからそういう気持ちになった?」などと質問を掘り下げてみてください。
子どもに限らず大人も同様なのですが、言いたいことが言葉で表せないときには絵に描いてもらったり、「たとえ話(比喩)」などを使い表現してもらうことから、話を掘り下げることをする方法もあります。
それもなかなか難しい場合は、学校の先生や周りのお子さんたちに「最近、学校で変わったことない?」など事実状況を把握することなどをするとSOSのサインなどは拾ってあげられることもあるかも知れません。


Q7:2人の子供がいて、聞いて聞いて!がすごいです。1人100回くらい1日でいいます。くだらないことも多く、すべてしっかり聞けません。どうしたらいいでしょうか?

☆頭ではわかっていても、どうしても~すればいいのに、~すれば上手にいくのに、と思って話をしてしまっているので、共感や尊重や要約を大切にして話をしていこうと思います。自分の子供には自己肯定感のしっかりした子に育てていけたらと思います。

A7:「聞いて聞いて」とお母さんに何でも伝えたい!という思いが溢れているのですね。とはいえ、お母さんは忙しい日々だから1個1個全部聞いていたら日が暮れてしまいますよね。
そんなときは、「お母さんに聴いてほしいことがこんなにたくさんあることはうれしいわ!」という気持ちを伝えたあとに、「ただお母さんは二人のために他にもやることがたくさんあるので、ずっとは聴き続けられないの。二人の話は集中して聴きたいので、○時から○分間に思いっきりお話しを聴くね」など、時間を決めて集中して聴く約束をするなどの方法もあります。よかったら試してみてくださいね!


(回答にあたって、内容が重複したものにつきましては集約させていただいたものもございます。)

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