佐倉草ぶえの丘:バラ園

更新日:2023年01月12日

ページ番号: 5017

バラ園

草ぶえの丘バラ園のホームページ

 佐倉草ぶえの丘バラ園は、平成26年にアメリカのグレート ローザリアンズ オブ ザ ワールド プログラム(The Great Rosarians of the World Program)から殿堂入りバラ園の表彰を受け、平成27年には世界バラ会連合から優秀庭園賞を受賞しました。このダブル受賞は、アジアで唯一佐倉草ぶえの丘バラ園だけです。

薄ピンク色のバラの花をアップで撮影した写真

「佐倉草ぶえの丘バラ園」は、バラの原種やオールドローズを中心に約1250種類2500株のバラが植栽されています。
また、バラと共に「たくさんの草花」も植栽されています。 宿根草を中心に1年草や球根を組み合わせ且つバラを超えないように白・ピンク・ブルーといった淡い色の草花を使っています。
園内をゆっくりと散策しながら、次々と移り変わるバラと草花のおりなす風景をお楽しみください。

草ぶえの丘バラ園の施設マップ

ガーデンマップ

バラ園の音声ガイドを聞くことができます !

バラ園内に設置されたQRコードから、バラ園の音声ガイドを聞くことができるようになりました!

バラ園入口の看板に設置されたQRコードでは、市長によるバラ園の紹介を聞くことができます。

今後、各コーナーに音声ガイドの種類を増やしていく予定ですので、お立ち寄りの際はぜひ音声ガイドとともにバラ園をお楽しみください♪

(1) 鈴木省三コーナー

日本の風土に合うバラを目指して生涯を育種に捧げた「日本のバラの父・鈴木省三」作出の品種を収集、植栽しています。

通路の左側にピンクや赤色のバラの花が咲き誇り、手前に白いバラのアーチがある鈴木省三コーナーの写真

鈴木省三コーナー

(2) 世界の原種コーナー

バラの野生種は、北半球の各地に分布しています。日本やアジアは別にコーナーを設けたため、このコーナーではヨーロッパ、北米などに自生するバラを植栽しています。

小振りのピンク色の花弁を咲かせたバラの花の写真

世界の原種コーナー

(3)歴史コーナー

改良の基本種から始まって、それらが交配を繰り返し現代バラにいたるまでを、島ごとに系統別に植えることにより、改良の歴史、流れがわかるような植栽をしたコーナーです。

通路の両側にピンク色や白色のバラの花が咲き、奥の薄いオレンジ色や紫色のバラのアーチがある歴史コーナーの写真

歴史コーナー

(4)中国のバラコーナー

中国に自生するバラの植栽をはじめとして、18世紀から19世紀にかけてはじめてヨーロッパに導入された四季咲性の4品種のバラをはじめとするチャイナローズやティーローズが植栽されています。

手前にピンク色のバラのアーチがあり、奥に赤色や白色などのバラの花が咲いている写真

中国のバラコーナー

(5)日本のバラコーナー

日本は中国に並び、野生バラの宝庫であり、かつまたバラの改良に貢献をしています。それら日本に自生する野生バラすべての種を植栽し、さらにそれぞれの改良種も併せてご覧いただけます。

小さな白色のバラの花がパーゴラから吊り下げて生えている写真

日本のバラコーナー

(6)アジアの原種コーナー

バラはヒマラヤの周辺で発生し、そこから北半球に広がったともいわれます。ここでは、朝鮮半島、中国の南西部からヒマラヤ、中近東にかけて分布するバラを収集、植栽しています。

大きな石鉢の中に咲いている、薄い黄色の小さなバラの花の写真

アジアの原種コーナー

(7)ルドゥーテコーナー

ベルギーに生まれ、フランスで活躍したピエール・J・ルドゥーテ、皇帝ナポレオンの妃ジョゼフィーヌの庇護をうけ、マルメゾン宮庭に収集されたバラを描き『バラ図譜』を出版しました。描かれたバラのうち現存するもののほとんどを収集しています。(別のコーナーに植えられたものもあります)

アーチへ続いている通路の両側に白色やピンク色のバラの花が咲いている写真

ルドゥーテコーナー

(8)イエローコーナー

黄色の原種バラはごく少なく、現代バラに導入された黄色はロサ・フォエティダに端を発します。独自の改良を経てきた黄色のバラを集めました。

通路の両側に黄色やピンク色のバラの花が咲き誇り、奥のパーゴラに蔦がからまっているイエローコーナーの写真

イエローコーナー

(9)ラ・ボンヌ・メゾンコーナー

ラ・ボンヌ・メゾンとはフランスのリヨンにあるバラ園の名前。オーナーのオディール・マスクリエさんの特別のご厚意によりいただいたバラだけで構成したコーナーです。

ピンク色や白色のバラの花がからまって咲いているバラのアーチの写真

ラ・ボンヌ・メゾンコーナー

(10)香りのコーナー

オールドローズはそのほとんどがいい香りをもっていますが、とくに香りがいいものをモダンローズも含めて集めてあります。一歩足を踏み入れるだけて香りに包まれます。

樹木が生えている手前にピンク色や赤色のバラの花が咲き誇っている写真

香りのコーナー

(11)シングルローズコーナー

シングルローズとは一重のバラ、つまりバラの基本形である花びらが5枚のバラを集めています。したがって原種バラからモダンローズまで広い範囲から収集、植栽しています。

縁がピンク色で内側が白色の、5枚の花びらのシングルローズをアップで撮影した写真

シングルローズコーナー

(12)ホワイト & ピンクコーナー

白色のバラを中心にしてピンク色のバラをあしらい、その大半はオールドローズなので香りもよく、うっとりするコーナーです。

手前にピンク色のバラの花、アーチに白色のバラの花が絡まって咲いている写真

ホワイト & ピンクコーナー

(13)シェードコーナー

日陰で育つバラはないといっていいでしょう。が、一日中日が当たる庭もあまりありません。パーゴラで日陰をつくり、いくらかでも日陰に耐えるバラを植栽しました。

パーゴラの上にピンク色や白色のバラの花が咲いている写真

シェードコーナー

(14)オールドローズコーナー

中央の芝生広場です。正面のスクリーンとその下のバラ、周囲の高いポール、テラスのパーゴラなどが含まれる気持ちのいい広場です。

パーゴラにピンク色や白色のバラの花が絡まり、手前の高いポールに薄いピンク色のバラの花が絡まっている写真

オールドローズコーナー

(15)インドの夢

『熱帯でも育つバラを目指したい』、インドのヴィル・ヴィララガヴァンさんご夫妻の作出されたバラを植栽してあり、今後の生育に注目したいコーナーです。

通路の右側に、白色や濃いピンク色などのバラの花が咲き誇っている写真

インドの夢

(16)サンタ・マリアの谷

バラの研究家であり、チャイナローズとハイブリッドギガンテアの収集で知られる、イタリア・サンタマリア在住のヘルガ・ブリシェさんより寄贈された大コレクションの植栽です。

中央に下まで続く階段があり、黄色や白色、ピンク色のバラの花が階段を挟んで設置されたパーゴラに絡まって咲いている写真

サンタ・マリアの谷

この記事に関するお問い合わせ先

[産業振興部] 佐倉草ぶえの丘
〒285-0003 千葉県佐倉市飯野820番地
電話番号:043-485-7821
ファックス:043-486-1854

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