佐倉市立美術館
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【開催中の展覧会】収蔵作品展 小林ドンゲ-初期版画を中心として





小林ドンゲ《空しいとき》 銅版画 223×158mm

会期:2017年5月27日(土)~7月17日(月・祝)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(ただし7月17日は開館)
観覧料無料

 この度、当館ではビュランという道具で銅板を直に彫っていくエングレーヴィングという技法を用いて、独自の表現を確立した小林ドンゲの作品を中心にご紹介いたします。
 小林は1926(大正15)年、東京都に生まれ、現在は千葉県印西市に在住(1986年より)する作家です。当初、画家を目指していた小林は1949(昭和24)年、上野の森美術館でルシアン・クートオ(Lucien Coutaud|画家|1904-1977)の銅版画を観たことから関心を持ち、関野準一郎(版画家|1914-1988)が杉並区の自宅を開放して行っていた銅版画研究会(通称:火葬町銅版画研究所)において、エッチングやアクアチントを関野や駒井哲郎(版画家|1920-1976)から教わります。小林は文学や能への造詣が深く、堀口大學(詩人、仏文学者|1892-1981)から詩集の挿絵や装幀を託されるなど、その仕事は早くから高い評価を受けていました。
 本展では、小林が銅版画を学び始めた最初期の作品を中心に展示、作家が人生を通して追求してきた銅版画表現の魅力をお伝えいたします。その稀有なる作品をお楽しみください。尚、本展では小林と共に戦後版画を代表する作家として浜口陽三(1909-2000)、深沢幸雄(1924-2017)、池田満寿夫(1934-1997)の作品と、深沢に銅版画を学んだ夭折の作家・清原啓子(1955-1987)の作品をあわせて展示いたします。

※展覧会の期間、エントランスホールが耐震補強工事中のため、正面入口がご利用いただけません。お手数をおかけして申し訳ございませんが、正面東側の仮設入口から施設内にお入りくださいますよう、ご協力をお願い申し上げます。



小林ドンゲ《白鳥とれだ》1950年代 銅版画

小林ドンゲ《『雨月物語』挿絵》制作年不詳 水彩画

小林ドンゲ《酔ふ男》1950年代 銅版画
※駒井哲郎を描いた作品

深沢幸雄《竜の尾(色違い)》1964年
 銅版画

池田満寿夫《狂女(手彩色)》1961年
 銅版画

清原啓子《眠る砂城》1961年 銅版画
 ■学芸員によるギャラリートーク
6月10日(土)/7月8日(土))
14時より 2階展示室
申込不要・無料
 ■佐倉楽友協会によるミュージアム・コンサート
6月18日(日)/7月16日(日)
14時より 1階ロビー
申込不要・無料
協力:佐倉楽友協会
 ■ボランティアによる対話型鑑賞会「ミテ・ハナソウ・カイ」
5月28日(日)/6月25日(日)
1回目:11時より 2回目:14時より
1階ロビー集合
申込不要・無料
 
※平成29年(2017年)5月27日更新 

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