佐倉市立美術館

佐倉市立美術館

展覧会

平成22(2010)年度の展覧会

佐倉・房総ゆかりの作家たち—新収蔵作品を中心として

  • 期間
    2010年3月28日(日)~5月23日(日) 終了しました
  • 観覧料
    無料

平成21年度には、新たに春日部たすく、上野泰郎、深沢幸雄、小林ドンゲ、山川惣治らの作品を収蔵しました。これらの作品を中心に、当館が所蔵する作品を紹介していきます。


佐倉・房総ゆかりの作家たち—鋳金って、なに?

  • 期間
    2010年5月29日(土)~8月1日(日) 終了しました
  • 観覧料
    無料

金属を使った工芸技法のひとつ「鋳金」。はたして、どんな技法なのでしょうか。本展では、本市ゆかりの人間国宝(重要無形文化財保持者)香取正彦などの作品と資料により、「鋳金」の魅力に迫ります。これを見ておけば8月からの津田信夫展がよくわかります。


津田信夫展

  • 期間
    2010年8月7日(土)~9月23日(木・祝) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2・3階展示室
  • 観覧料
    一般800円、大学・高校生600円、中学・小学生400円
津田信夫展

津田信夫(1875年~1946年)は、佐倉藩堀田家中で代々漢方医をつとめる家に生まれ、東京美術学校に入り、鋳金を学びます。大正12年にヨーロッパに留学し、パリ万国現代装飾美術工芸博覧会(通称、アール・デコ展)の審査員をつとめ、帰国後は、ヨーロッパの新しい思潮や工芸事情を伝え、若い工芸家たちに影響を与え、モダニズム運動の推進者として評されています。しかし、津田の作品には、モダニズム的な作品ばかりではなく、新たに構想された伝統的な作品を認めることができます。これは津田が、日本の伝統的な生活様式に融合する作品を制作するとともに、変わりつつある新たな生活空間にも適応した「日本的」な作品をめざしたものでした。
本展では、津田信夫の作品のうち所在の明らかなものを可能な限り展覧し、津田が試みた「日本的な工芸」について紹介します。


佐倉・房総ゆかりの作家たち—佐倉の作家たち

  • 期間
    2010年10月23日(土)~11月23日(火・祝) 終了しました
  • 観覧料
    無料

佐倉にゆかりのある代表的な作家として、浅井忠、都鳥英喜、香取秀真、津田信夫、堀柳女などがあげられます。本展では、当館で所蔵するこれらの作家の作品を紹介します。


第29回 新春佐倉美術展

  • 期間
    2011年1月5日(火)~1月16日(日) 終了しました
  • 観覧料
    無料

佐倉を拠点として活動する現代作家の絵画、彫刻、工芸、書などの作品を一堂に集めて紹介します。
絵画・工芸は公募、審査による入選者、彫刻・書は実行委員会による選抜)


第4回 アート・フォト・サクラ

  • 期間
    2011年1月21日(金)~1月30日(日) 終了しました
  • 観覧料
    無料

写真をとおしてアートについて考えるための公募写真展。市民ボランティアによる実行委員が企画・運営に携わります。


ベルギー絵本作家展

  • 期間
    2011年2月5日(土)~3月27日(日) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2・3階展示室
  • 観覧料
    一般600〈480〉円、大学・高校生400〈320〉円、中学生以下無料
    ※〈 〉内は20名以上の団体料金。
ベルギー絵本作家展

佐倉市と友好関係にあるオランダを含むベネルクス3国のひとつ、ベルギーでは、伝統ある芸術文化の中で、独特の絵本文化が育まれています。ゲルマン系(北部オランダ語圏)とラテン系(南部フランス語圏)の文化が共存するこの国では、それぞれの文化圏の作家に「くっきりとした線と鮮明な色使い」、「やわらかな線と色彩」といった傾向が見られます。本展では、現在活躍中の作家13人の絵本原画とともに、特別展示としてガブリエル・バンサンの原画や彼女の描いた貴重なタブローなどを展示します。
また、千葉銀行のメインキャラクターとしても知られるベルギーの人気者タンタンのコーナーや、多彩な関連事業を開催します。ベルギー絵本の世界をご紹介します。

主催:佐倉市立美術館
後援:ベルギー王国大使館、ベルギーフランドル交流センター、ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル、ベルギー・フランダース政府観光局
協力:千葉銀行、KLM オランダ航空、BL出版、ムーランサール ジャパン
企画協力:産経新聞社 
企画制作:ステップ・イースト

ベルギー絵本作家展図録はミュージアムショップのオンラインショップから注文できます。
→ミュージアムショップてのひらこよみオンラインショップへ

■ベルギー絵本作家展にネズミの仮装で参加しよう! 「死んだネズミの舞踏会 in 佐倉(Bal Rat Mort)」開催
→詳細はこちら 中止となりました

■タンタングッズほか、関連商品も盛りだくさん。
千葉銀行のキャラクターとしてもおなじみの、ベルギーの人気者、タンタンコーナーを設置。千葉銀行の協力により、過去のノベルティグッズなども展示しています。
また、ミュージアムショップでは、フィギュアや文房具などのタンタングッズや、ベルギーの作家の絵本などを販売。カフェではベルギービールの飲みくらべセットや、ベルギーワッフルが会期中限定でお楽しみいただけます。

■ゆっくり絵本が読めるコーナー「ミニ図書館」
「ベルギー絵本作家展」に出品している作家の作品のほか、ベルギーの作家が描いた絵本(すべて日本語版)を、1階ロビーに置いています。
親子でゆったりと絵本を読んでみてください。

■出品作家
サビーン・クレメント
カルル・クヌート
キティ・クローザー
ヘルダ・デンドーヴェン
ヴァレリー・ダール
クロード・K・デュボア
イングリッド・ゴドン
カンタン・グレバン
アンネ・エルボー
マリオ・ラモ
トム・スカンプ
ヒド・ファン・ヘネヒテン
クラース・ヴェルプランケ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガブリエル・バンサン

  • イベント

    市民ボランティアのかたがたに企画・運営のご協力をいただき、展覧会をより楽しむイベントを開催します。すべて無料で、クロッキー会を除いて申込不要です。詳細はお問い合わせください。

    〇県民芸術劇場 ミュージアム・コンサート—歌とピアノの三重奏
    「バロックからシャンソンまで ― ベルギー・フランス音楽の世界」
    2月6日(日)午後3時~ 1階ロビー 終了しました
    出演:ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉
    曲目:ゴセック「ガボットとタンブーラン」、マンシーニ「ムーン・リヴァー」ほか


    〇バンサンをめざせ!クロッキー会
    2月11日(祝)①午前10時30分~ ②午後2時~ 終了しました
    ガブリエル・バンサンの代表作「アンジュール」は、少ない線で動物の姿を的確にとらえています。短い時間で動物の動きをとらえるコツを伝授します。
    講師:畑 文子氏(アトリエ風代表)
    内容:鉛筆・コンテを用いて犬などをモデルにスケッチします。
    対象:小学生以上
    定員:各回20名(申し込み先着順)要申込
    申込方法:希望するイベント名と時間を明記の上、お名前、連絡先、参加人数をEメールまたはファクスにて佐倉市立美術館へ。


    〇講演会「魅力あふれるベルギー絵本の世界」
    3月5日(土)午後2 時~(午後1時30分開場)4階ホール 終了しました
    講師:野坂悦子氏(本展監修者・翻訳家)
    定員:99名(先着順)


    〇‘ゆうなみとうささき’ ミュージアム・コンサート
    3月6日(日)午後2 時~ 1階ロビー 終了しました
    佐倉市出身のシンガーソングライターゆうなみ(昨年までYuna として活動)と、ギタリストのうささき(佐々木貴之)のユニット‘ゆうなみとうささき’ によるロビーコンサート。