佐倉市立美術館
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 現在佐倉市立美術館のエントランスホールとなっているこの建物、実は銀行として大正時代に建設され、佐倉市が誕生した時には市役所庁舎だったことをご存知ですか?

 県の有形文化財に指定された、佐倉市立美術館エントランスホール「旧川崎銀行佐倉支店」を紹介します。

1.旧川崎銀行佐倉支店誕生〜佐倉町役場

 旧川崎銀行佐倉支店は、大正7年(1918年)、矢部又吉の設計により、川崎銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)の佐倉支店として建設されました。

 昭和12年(1937年)、この建物は佐倉町に売却され、佐倉町役場となりました。

2.佐倉市役所庁舎〜佐倉新町資料館

 昭和29年(1954年)、佐倉町、臼井町、志津村、根郷村、和田村、弥富村の6町村が合併し、佐倉市が誕生しました。佐倉町役場として使われていた旧川崎銀行佐倉支店は、佐倉市役所庁舎となりました。建築当初は吹き抜けの1階建てだった建物は、スペースを広げるため、2階建てとなりました。

 佐倉市役所新庁舎が昭和46年(1971年)に完成すると、旧川崎銀行佐倉支店は中央公民館として利用されました。その後、昭和51年(1976年)からは市立図書館、昭和61年(1981年)から佐倉新町資料館と、さまざまに利用されたのです。

3.佐倉市立美術館エントランスホール

 佐倉市立美術館が建てられることとなり、佐倉新町資料館は平成4年(1992年)に閉館しました。旧川崎銀行佐倉支店はできる限り建築当時の姿が再現され、天井の高い吹き抜けの1階建てに戻りました。
 平成6年、市立美術館の誕生とともに、旧川崎銀行佐倉支店は生まれ変わりました。美術館のエントランスホールとして、外の「日常」と、美術館という「非日常」とをつなぐ役割を担っています。


旧川崎銀行佐倉支店内部

 

 旧川崎銀行佐倉支店については、「こうほう佐倉」平成16年2月1日号1〜3ページで詳しく紹介されています。
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