【佐倉麻賀多神社神輿渡御】 〔佐倉市指定文化財〕

更新日:2022年06月01日

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「佐倉麻賀多神社神輿渡御」について

白装束を着た人達が神輿渡御をしている写真

「佐倉麻賀多神社神輿渡御」は、平成27年10月21日に佐倉市指定無形民俗文化財に指定されました。
これは、旧佐倉町内を「麻賀多神社神輿」(佐倉市指定有形文化財)が練り回る秋の民俗行事です。佐倉麻賀多神社は、土井利勝が佐倉城を築城し、城下町を整備した頃より地域の中心的な神社として発展しました。この神輿渡御は、江戸時代中期に渡辺善右衛門が記した『古今佐倉真佐子』にも記載されています。

特徴

「佐倉麻賀多神社神輿渡御」は、旧佐倉町の祭礼行事の中核をなすものであり、長い歴史をもちながら地元住民の手によって現在まで代々継承されてきました。文献史料によって、地域の民俗行事がどのように継承され変化してきたのかを知ることができる点は貴重であり、当時の神輿がそのまま受け継がれていることも重要です。『古今佐倉真佐子』に記された、江戸時代の神輿渡御の詳細については、「新佐倉錦めがね」の記事(こうほう佐倉 平成27年9月15日号、10月15号)もご参照ください。

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