帯状疱疹ワクチンについて

更新日:2023年03月20日

ページ番号: 16438

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)ウイルスが原因で起こります。
発症すると、体の左右どちらかの神経に沿って、ピリピリとした皮膚の痛みや違和感、水ぶくれを伴った赤い発疹ができます。また、症状の多くは上半身に現れ、顔面にも現れることがあります。神経が損傷されるとことで、皮膚の症状が治った後も、痛みや麻痺が残ることがあります。症状に気づいたら、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏しています。帯状疱疹は他人からうつって発症する病気ではなく、過労やストレス、加齢などにより免疫力が低下することによって発症します。とくに50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人は発症すると言われています。


帯状疱疹を発症しないためには、食事のバランスに気をつけること、睡眠をきちんととることなど、日頃から体調管理を心がけることが大切です。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹の予防のために、現在、主に2種類のワクチンが流通しています。接種の際は、医師と相談しながら、個人の判断で予防接種を受けてください。

  水痘ワクチン(ビケン) 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
種類 生ワクチン 不活化ワクチン
発症予防効果 約50%程度 約97%
接種回数 皮下注射 1回 筋肉注射 2回
費用の目安

概ね8,000~10,000円程度
(医療機関により異なる)

概ね18,000~25,000円程度
(医療機関により異なる)
持続効果 約5年 約9年以上
特徴 (シングリックスと比較して)
・価格が安い
・副反応が少ない
・予防効果が劣る
・免疫不全者や妊婦は使用できない
 
(ビケンと比較して)
・価格が高い
・副反応が強い
・接種回数が多い
・予防効果が高い
・発症しても、後遺症の発生率を抑える

 

佐倉市では帯状疱疹ワクチンの公費助成制度は実施しておりません


帯状疱疹は法令に定められた定期予防接種の対象疾病ではないため、ワクチンを接種する場合は任意接種となります。佐倉市では、接種費用の公費助成制度は実施しておりません。接種費用は医療機関ごとに定められており、全額自己負担となります。
接種をお考えの方は、かかりつけの医療機関に直接ご相談ください。

◆◇◆佐倉市内で帯状疱疹の予防接種をしている医療機関(PDFファイル:172.8KB)◆◇◆

この記事に関するお問い合わせ先

[健康推進部]母子保健課(予防接種班)
〒285-0825千葉県佐倉市江原台2丁目27番地
電話番号:043-312-7688
ファクス:043-485-6714

メールフォームによるお問い合わせ

ご意見をお聞かせください
このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?