令和4年2月佐倉市議会定例会 所信表明

更新日:2022年06月01日

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   本日、ここに令和4年2月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご出席を賜り、心から感謝申し上げます。
   最初に、私の新型コロナウイルスの感染について申し上げます。
   さる2月2日、発熱の症状があったことから抗原検査を受けたところ、陽性であることが判明いたしました。数日は発熱等の症状がございましたが、市政運営に支障がないようテレワークなどにより公務に従事しておりました。その後、10日間の健康観察期間を経て、体温・体調に変化が見られないことから、14日から登庁し、本格的に公務に復帰いたしました。
   市民の皆様、そして議員各位、関係者の皆様に、ご心配やご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。今後とも、これまで同様、市政運営に全力を尽くしてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
   それでは、本定例会の開会にあたりまして、私の所信の一端を申し述べ、本年の市政運営に対し、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

   まずは、全国各地でまん延しております新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまに対し、謹んでお見舞い申し上げますとともに、医療従事者をはじめ感染拡大防止にご協力いただいている皆さま、私たちの生活を維持するために働いていただいている皆さまに心から感謝申し上げます。
   さて、私が「未来に希望が持てる、魅力あるまちづくり」を掲げ、平成31年4月に市長に就任してから、約3年が経過しました。この間、就任1年目には、台風や大雨による災害、そして2年目・3年目は新型コロナウイルス感染症のまん延という、私たちがかつて経験したことのない困難に直面することとなりました。この難局に際し、私は、市議会議員・県議会議員時代から培ってきた知識・経験・人脈などを総動員して、災害復旧や、感染症対策をはじめとするさまざまな取組を全力で推進してまいりました。今なお、新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中ではございますが、市民の皆様が、笑顔で元気に暮らすことができるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。
   また、これらの災害や感染症への対応と並行いたしまして、先の市長選の際に掲げた皆様とのお約束を実現するため、市政におけるさまざまな施策を進めてまいりました。
   その結果、多くの項目で実現、または着手することができたものと考えております。これもひとえに、議員各位を始め、市民の皆様、関係者の皆様のご支援、ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
   私の任期の総仕上げの年となる令和4年度、災害や感染症の影響だけでなく、社会保障費の増大や人口減少、道路や上下水道等のインフラ施設の老朽化への対応等により、当市の財政状況は今後更に厳しくなることが見込まれます。しかし、その中にあっても、行政サービスの水準を保ちつつ、私が市民の皆様とお約束した公約を実現することができるよう、第5次佐倉市総合計画に基づく各種施策を着実に推進し、自身の責務をしっかりと果たしてまいりたいと考えております。


   それでは、本年の施策につきまして、「第5次佐倉市総合計画 前期基本計画」の5つの「まちづくりの基本方針」に沿って、主な事項を説明いたします。

   基本方針の1つ目「ともに支えあい誰もがいきいきと暮らせるまち-福祉・健康・子育て分野」につきましては、いまだ私たちの生活を脅かしている新型コロナウイルス感染症から、市民の皆様の命と健康を守るための施策を引き続き最優先で進めてまいります。3回目のワクチン接種につきましては、希望される全ての方への接種を円滑に行えるよう、医師会、医療機関の皆様にご協力いただき、安全で確実なワクチン接種体制のもと、順次、市民の皆様にご案内してまいります。
 また、コロナ禍における市民の暮らしを守るため、昨年12月にご承認いただきました各種給付金事業をはじめとする、市民生活を支援する取組等について、スピード感を持って実施していくとともに、今後の情勢や国の動向を踏まえ、新たな感染症対策などの施策についても柔軟に対応してまいります。
 コロナ対策以外の取組といたしましては、公約に掲げさせていただいた「前立腺がん検診」を令和4年度から実施するとともに、高齢者の長年にわたる社会貢献に感謝の意を表する「おじいちゃん・おばあちゃんありがとうの気持ちを伝えたい事業」など、健康推進、高齢者福祉の充実に取り組みます。また、子育て支援につきましては、現在過密状態にある学童保育所の拡充や、多胎妊婦の健康診査支援、3歳児の弱視の早期発見に繋げる検査の実施など、安心して子育てができる環境整備を進めてまいります。

  基本方針の2つ目は、「人と自然が調和した安心して暮らせるまち-都市基盤・住環境分野」でございます。
   まず、通学路で子どもたちが巻き込まれる交通事故が起きることのないよう、学校や地域の協力を得ながら、通学路の点検、危険箇所の把握を行うとともに、国や警察等の関係機関と連携して,歩道整備,路肩のカラー舗装,防護柵の設置等の交通安全対策に引き続き取り組んでまいります。
また、地域の皆様から改善要望をいただいた生活道路の補修や公園遊具の修繕など、身近なインフラ整備にも注力し、安全で安心して暮らせる地域を実現してまいります。
さらに、近年激甚化する災害への対応につきましては、排水ポンプの改修や公共下水道の雨水管整備など、治水対策を強化するとともに、橋梁の補修にも取り組んでまいります。

  基本方針の3つ目は「地域の資源を活かした活力と賑わいのあるまち-産業・観光・文化分野」でございます。
市内経済の活性化を図るため、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている事業者に対して、必要な支援を実施してまいります。また、企業誘致や商店街への支援を行うとともに、コロナ禍で浸透したテレワークをはじめとする多様な働き方を推進するため、佐倉市スマートオフィスプレイスの更なる活用を図ってまいります。
  また、観光による交流人口の増加、地域活性化を図るため、当市の代表的な観光施設である「佐倉ふるさと広場」や「佐倉草ぶえの丘」等の整備・拡充を進めるとともに、豊かな自然や歴史に育まれた佐倉ならではの観光資源を活かした観光イベントや積極的なプロモーションなどを、感染状況に十分配慮しながら実施してまいります。

  基本方針の4つ目は「豊かな心を育み 笑顔あふれるまち-教育分野」でございます。
令和2年に工事着手した(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設は、昨年、愛称が「夢咲くら館」に決まりました。生涯学習環境の充実、さらには地域活性化に資する拠点として、来年3月の開館に向けて、万全の準備を進めてまいります。
  学校教育については、先に申し上げました通学路の安全確保を行うとともに、市内小中学校施設の改修・修繕を着実に推進し、安心して学ぶことができる教育環境を提供してまいります。また、新型コロナウイルス感染症の拡大時においても、児童・生徒の学びを止めることがないよう、学校内における感染症対策を徹底するとともに、臨時休校時のオンライン授業等による対応を図ってまいります。

  基本方針の5つ目は「市民とともに創る多様性のある持続可能なまち-市民参加・自治体運営」でございます。
冒頭に申し上げましたように、今後も厳しい財政状況が続く中、限られた経営資源のもと様々な課題を乗り越えるためには、市民の皆様と行政との連携を強化して、ともに活動することが、より一層重要になってまいります。当市が進めている各種施策の実施にあたりましても、市民の皆様のご参加・ご協力をいただきながら取り組んでまいりたいと考えております。
  また、効率的な行政運営や財政の健全化、公共施設配置の最適化をはじめとする行財政改革に取り組み、持続可能なまちづくりを進めるための財政基盤の強化を図ってまいります。
併せて、昨年6月に設置した「佐倉市デジタルトランスフォーメーション推進本部」を中心に、行政手続きのオンライン化など、自治体デジタルトランスフォーメーションを推進し、市民サービスの利便性向上、及び行政運営の効率化を進めてまいります。

  以上、第5次佐倉市総合計画・前期基本計画に掲げた5つのまちづくりの基本方針に沿って、本年の主な施策の考え方を申し上げました。これらの施策につきましては、それぞれの目標に設定した重点指標などをもとに、進捗を確認しながら、効果検証及び改善に努め、着実なまちづくりの推進を図ってまいります。

  昨年、日経BP(ビーピー)総合研究所が実施した、働く世代2万人を対象としたアンケート調査「シティブランド・ランキング」の「快適な暮らし」分野で、佐倉市が初の全国1位に選出されるという大変嬉しいニュースがありました。これまで当市が進めてきた取組の積み上げが、このような評価に繋がったものと考えております。本年も引き続き、市民の皆様にとって、快適で「未来に希望が持てる、魅力あるまち」となるよう、市民の皆様と共に「オール佐倉」でまちづくりを推進してまいります。
  改めて、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いいたしまして、令和4年の私の所信といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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