令和3年度佐倉市下水道事業予算の概要

 令和3年度予算では収益的収入及び支出において、収入を40億5919万円（対前年度比約1.2％増）、支出を37億216万円（対前年度比約1.0％減）と予定しております。
 収入のうち下水道使用料26億833万2千円で約64.2％を占めています。
 支出のうち下水を処理するために要する営業費用（流域下水道維持管理費、減価償却費、人件費等）として35億4089万7千円を見込んでいます。なお、処理する水の量は年間1993万9900立方メートルと見込んでいます。
 資本的収入及び支出は、収入を6億6836万6千円（対前年度比約100.6％増）、支出を16億613万8千円（対前年度比約44.6％増）と見込んでいます。
 支出のうち主な建設改良事業として下水道施設の拡張工事に3億960万1千円、老朽化した下水道管の改良工事に2億6831万5千円、ポンプ場等の改良工事に3737万8千円を見込んでいます。

(注意)数字は税込

単位：千円 （ ）(括弧)内は主なもの

 下水道事業は、地方公営企業法によって下水道施設を使った人から使った程度に応じて下水道使用料を負担していただく「受益者負担の原則」により独立採算制で運営されています。
 このうち、下水を処理するための営業活動の経費は主に下水道使用料収入でまかなわれ、下水道管の布設などに要する経費は出資金や自己財源でまかなわれます。前者を収益的収支、後者を資本的収支として経理上区分しています。