平成22年度決算について

 平成22年度の水道事業収支は、営業収益は前年度比0.9パーセント増の34億336万2128円、加入負担金等の営業外収益は17.7パーセント増の1億8822万6896円となり、総収益は5977万7284円増の35億9158万9024円となりました。
 一方、総費用では前年度と比較し1.5パーセント増の30億8934万1162円となりました。
 この結果、当年度純利益は3.1パーセント増の5億224万7862円を計上しました。
 業務については、給水件数は6万6168件で前年度より633件の増加、給水人口は16万6864人となり、普及率は96.8パーセントとなりました。
 年間配水量は1818万8530立方メートル、有収水量は1763万1691立方メートル。有収率は96.9パーセントでした。
 建設改良事業については、拡張事業として、上志津・青菅線（井野地先）配水管布設工事、寺崎土地区画整理地内配水管布設工事の拡張工事を実施しました。
 改良事業としては、老朽化している配水管の更新事業を実施しました。
 また、21、22年度の継続事業として上座浄水場電気設備更新工事を実施いたしました。
 平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災により、当事業におきましても被害を受けました。市内で公道漏水が多数発生し、南部浄水場が受水停止・停電の影響により配水不能になったことから、市内東部地区が一時断水いたしました。また水道水の濁りが市内一円で発生し、給水車などによる給水活動を実施いたしました。