ゲートキーパーとは?
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STEP1 気づく
家族や仲間の変化に気づいて、声をかけましょう
- うつ、借金、死別体験、過重労働、配置転換、昇進、引越し、出産など、生活の「変化」は悩みの大きな要因となります。一見、他人には幸せそうにみえることでも、本人にとっては大きな悩みになる場合があります。
- 眠れない、食欲がない、口数が少なくなった等、大切な人の様子が「いつもと
違う」という変化に気づいたら、自分にできる声かけをしていきましょう。
声かけの仕方に悩んだら・・・

- 「眠れていますか?」
(2週間以上続く不眠はうつのサイン) - 「どうしたの?なんだか辛そうだけど…」
- 「何か悩んでる?よかったら話して。」
- 「何か力になれることはない?」
STEP2 傾聴(話を聴く・受け止める)
本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう

- まずは、話せる環境をつくり、心配していることを伝えましょう。
- 誠実に対応し、悩みを真剣な態度で受け止めましょう。
- 「死にたい」と打ち明けられたら、「そんなこと言ってはいけない」などと否定せず、「死にたいと思う程つらいのね」と、まずは共感することが大切です。
- 話をそらしたり、本人を責めたり、安易に励ましたり、相手の考えを批判・否定することは避けましょう。
- 話を聞いたら、「話してくれてありがとう」や「とても辛い思いをしているのですね」、「それは大変でしたね」というように、ねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。
STEP3 つなぐ
早めに専門家に相談するよう促しましょう
- 心の病気や社会・経済的な問題等を抱えているようであれば、公的相談機関、医療機関等の専門家への相談をすすめましょう。
- 自殺の可能性を感じた時は、精神科などの専門機関へ受診させることが必要です。1人で受診することが難しい場合は、家族や友人等が付き添いましょう。
- 相談を受けた側も、一人では抱え込まず、プライバシーに配慮した上で、本人の置かれている状況や気持ちを理解してくれる家族、友人、上司といったキーパーソンの協力を求めましょう。
こころの健康相談を実施しています
健康推進課では、「精神科医によるこころの健康相談」と「カウンセラーによるこころの健康相談」を実施しています。ご本人だけでなく、ご家族の相談もできます。相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
こころの健康相談の日程は下記リンクよりご確認ください。
STEP4 見守る
温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう

身体や心の健康状態について自然な雰囲気で声をかけて、あせらずに優しく寄り添いながら見守りましょう。
話をよく聞き、一緒に考えてくれるゲートキーパーがいることは、悩んでいる人の孤立を防ぎ、安心を与えます。
お問い合わせ
佐倉市役所 [健康推進部] 健康推進課 成人保健班
電話: 043-312-8228 ファクス: 043-485-6714
更新日:2022年06月01日