ゲートキーパーとは?

更新日:2022年06月01日

ページ番号: 4846

STEP1 気づく

家族や仲間の変化に気づいて、声をかけましょう

  • うつ、借金、死別体験、過重労働、配置転換、昇進、引越し、出産など、生活の「変化」は悩みの大きな要因となります。一見、他人には幸せそうにみえることでも、本人にとっては大きな悩みになる場合があります。
  • 眠れない、食欲がない、口数が少なくなった等、大切な人の様子が「いつも
    違う」という変化に気づいたら、自分にできる声かけをしていきましょう。

声かけの仕方に悩んだら・・・

話をする2人の女性のイラスト
  • 「眠れていますか?」
    (2週間以上続く不眠はうつのサイン)
  • 「どうしたの?なんだか辛そうだけど…」
  • 「何か悩んでる?よかったら話して。」
  • 「何か力になれることはない?」

STEP2 傾聴(話を聴く・受け止める)

本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう

胸に手をあて、ほっとしたような表情をしている女性のイラスト
  • まずは、話せる環境をつくり、心配していることを伝えましょう。
  • 誠実に対応し、悩みを真剣な態度で受け止めましょう。
  • 「死にたい」と打ち明けられたら、「そんなこと言ってはいけない」などと否定せず、「死にたいと思う程つらいのね」と、まずは共感することが大切です。
  • 話をそらしたり、本人を責めたり、安易に励ましたり、相手の考えを批判・否定することは避けましょう。
  • 話を聞いたら、「話してくれてありがとう」や「とても辛い思いをしているのですね」、「それは大変でしたね」というように、ねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。

STEP3 つなぐ

早めに専門家に相談するよう促しましょう

  • 心の病気や社会・経済的な問題等を抱えているようであれば、公的相談機関、医療機関等の専門家への相談をすすめましょう。
  • 自殺の可能性を感じた時は、精神科などの専門機関へ受診させることが必要です。1人で受診することが難しい場合は、家族や友人等が付き添いましょう。
  • 相談を受けた側も、一人では抱え込まず、プライバシーに配慮した上で、本人の置かれている状況や気持ちを理解してくれる家族、友人、上司といったキーパーソンの協力を求めましょう。

こころの健康相談を実施しています

健康推進課では、「精神科医によるこころの健康相談」「カウンセラーによるこころの健康相談」を実施しています。ご本人だけでなく、ご家族の相談もできます。相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。

こころの健康相談の日程は下記リンクよりご確認ください。

STEP4 見守る

温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう

外に虹がかかる窓辺にいる笑顔の家族のイラスト

 身体や心の健康状態について自然な雰囲気で声をかけて、あせらずに優しく寄り添いながら見守りましょう。

 話をよく聞き、一緒に考えてくれるゲートキーパーがいることは、悩んでいる人の孤立を防ぎ、安心を与えます。

お問い合わせ

佐倉市役所 [健康推進部] 健康推進課 成人保健班
電話: 043-312-8228 ファクス: 043-485-6714

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