佐倉市の公共サインについて
公共サインとは?
公共サインとは、公共機関(佐倉市)が設置主体となった、屋外空間に設置される公共的な視覚、文字による案内板のことを指します。
佐倉市では、市の持つ歴史、自然、公共施設等の情報を利用していただく皆さんに分かりやすく、正確に伝達する手段として、公共案内板を統一的なデザインにし、誘導・案内機能の充実を図ることを目的とした事業を「公共サイン整備事業」として位置付けています。
公共サイン計画
公共サイン計画とは、観光客の来訪や宅地開発に伴う新たな道路や公共施設の整備が進む中で、新住民に対しても、佐倉市の持つ歴史・自然・公共施設等の情報が十分に提供されてない現状を踏まえ、親切でわかりやすいまちの情報として、案内標識の整備の必要性が高まってきています。
このため、市全域の公共施設を中心として、案内誘導機能の充実を図り、佐倉市にふさわしいサインとして整備を図っていきます。
この計画の対象は、(1)公共機関が設置するもの (2)街路空間に設置するもの (3)不特定多数の人が利用するものとなります。
佐倉市公共サイン計画の案内サイン計画数は、当初328基で、その内訳は、車両誘導サインが41基、歩行者誘導サインが287基となっています
また、計画策定後、関係課からの申請により94基(車両誘導29基、歩行者誘導65基)が追加されています。
その結果、平成26年3月現在の整備状況は、車両誘導サイン35基、歩行者誘導サイン79基の、合計114基が整備済みとなっています。
公共サイン設置状況実態調査
佐倉市では、公共施設を中心とした総合的なサインシステムに基づき案内・誘導機能の充実を図ることを目的とし、平成5年3月に佐倉市公共サイン計画及び報告書を作成し運用しています。
しかし、市役所各課において、それぞれの目的に即した公共サインを設置しており、設置場所・目的・担当課等のデータが一元化されていない状況となっています。
そこで、公共サイン設置状況調査により、各施設・担当課にて独自に設置した公共サインの状況を把握しデータ化することで、事務効率の向上が図られるとともに、住民に対するサービスの向上、しいては説明責任が果たせるものと考えています。
この調査では、設置されている公共サインをその目的から、以下の表のとおり、6種類に分類し、各所属ごとに集計しました。
分類 | 目的 |
---|---|
案内サイン | 地域の全体の中での位置関係、状況等を伝える案内機能を持つもの |
誘導サイン | 対象物の方向、距離を伝える機能を持つもの |
記名サイン | その場所の地名、施設名を示し認識する機能を持つもの |
説明サイン | 情報の送り手の意図を説明したり、施設案内用の説明等告知、解説の機能を持つもの |
規制サイン | 安全やルールを保つために、利用者の行動を促す機能を持つもの |
可変情報サイン | 変化する情報(イベントの開催や告知等)を紹介する機能を持つもの |
佐倉市公共サイン設置状況はこちら(クリックするとPDFファイルが開きます)
関連画像

誘導サイン(車両)

誘導サイン(車両)

案内サイン

説明サイン

案内サイン

規制サイン
公共サイン アンケート
佐倉市民の皆さん、市内の史跡などを訪れる方々にわかりやすい案内表示の整備を進めるため、利用される方々の意見を聴かせていただき、整備の優先度などについて検討するため、案内表示に関するアンケートを実施しました。
アンケートは無記名方式により、佐倉市立美術館・武家屋敷・旧堀田邸の3か所にて、平成19年11月22日(木曜日)~平成20年2月1日(金曜日)の期間、実施いたしました。
回収数は、54件(内訳、佐倉市立美術館22件・武家屋敷13件・旧堀田邸19件)でした。
皆さんの貴重なご意見を役立ててまいりたいと考えます。ご協力ありがとうございました。
更新日:2022年06月01日