機織り工芸講座について
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2月1日、和田工芸講座・機織り第1回目を実施しました。翌週の8日と合わせて全2回の連続講座です。
指導は「和田はたおり保存会」の皆さんです。
第1回目は「整経」「おさ通し」「緒巻き」の工程を行います。
「整経」とは、はたおり機にかけるタテ糸をそろえる作業です。
写真にある整経台を使うと、長いものをつくる場合でも、場所をとらずに短時間で済みます。
「おさ通し」はタテ糸をおさの目に通す作業です。一目に1組(2本)を通します。「整経」の際につくった綾を崩さないように、棒を入れていきます。
「緒巻き」は「おさ通し」が済んだ糸側を固定して、緒巻きといわれる太い巻き棒に巻いていきます。力のかかる作業のため「男巻き」ともいわれます。
2月9日は第2回目です。この日は「糸綜こう」「はたかけ」「機織り」です。
「糸綜こう」はタテ糸を上下に分けて、杼(ひ)というヨコ糸を通す織機部品の通る道をつくるものです。
「はたかけ」は「糸綜こう」まで終了した糸を機織り機にかける作業です。
最後は「機織り」になります。セットされた経糸(タテ糸)に杼を使って緯糸(ヨコ糸)を通す作業です。この作業を繰り返すことで、織物が出来上がります。
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更新日:2022年06月01日