妊産婦訪問

更新日:2023年01月31日

ページ番号: 2514

妊娠中や出産後のお母さんの心と身体の健康等について相談を行っています!

 助産師、保健師がご家庭を訪問して、妊娠中の生活や出産・育児、産後のお母さんの心と身体の健康等について相談を行っています。妊娠中や出産後は、健康状態や育児のことなど、心配なことがとても多いものです。お悩みや気になることがあるかたは、お気軽に最寄りの保健センターまでご連絡ください。

対象

 佐倉市に住民票のある妊娠中もしくは出産後の方で、訪問による相談をご希望の方

内容

 妊娠中を安心して過ごせるように、また産後の生活、育児等を支援するために、お母さんの心と身体の健康管理、出産・育児に関すること等について、保健師、助産師が相談に応じます。

女性ホルモンと産後うつについて

 妊娠をすると、赤ちゃんが成長しやすいように子宮内の状態を整えて胎盤を完成させるために、プロゲステロンというホルモンの分泌が増加します。
 プロゲステロンは妊娠初期に重要な役割を果たしますが、プロゲステロンが増えてホルモンバランスが崩れると、精神的に不安定になります。妊娠中にイライラや憂鬱といった感情の起伏が激しくなるといわれるのは、この影響が大きいのです。
 もうひとつの女性ホルモンであるエストロゲンは、妊娠を継続させるために胎児の成長にあわせて子宮を大きくしたり、母乳を作る準備として乳腺を発達させます。どちらのホルモンも妊娠末期まで増加を続け、出産後、一気に減少します。
 このホルモンバランスの大きな変動によって、抜け毛やシミといった肌トラブルから、イライラして攻撃的になるといった精神的トラブルまで、様々な症状が現れることがわかっています。
 産後うつは、出産をした15~20%の女性が経験するといわれており、これはエストロゲンが急激に減少することで、セロトニン(心身の安定や心の安らぎに関与するホルモン)など脳内神経物質の働きも悪くなるからといわれています。
 主な自覚症状は「涙があふれる」「頭痛」「不眠」「食欲低下」などがありますが、症状がすすむと「無気力」「悲観的」なども加わり、育児行動にも影響が出てきます。一人で背負い込まず、困った事や心配な事があれば出産した病院や保健センターに相談してみましょう。

男性のイラスト

 ご家族は、家事全般の援助や子育てのサポートも大事ですが、お母さんへのサポート「可愛い赤ちゃんを産んでくれてありがとう」「よくやってるよ」「泣いてもいいんだよ」といった、ねぎらいや受け止めの言葉をかけてあげてください。

申し込み方法

 各保健センターに電話でお申し込みください。

問い合わせ・申し込み
名称 所在地 電話 ファクス 備考
健康管理センター 佐倉市江原台2-27 043-485-6712 043-485-6714 佐倉・臼井・千代田地区の担当センターです
西部保健センター 佐倉市中志津2-32-4 043-463-4181 043-463-4183 志津地区の担当センターです
南部保健センター 佐倉市大篠塚1587 043-483-2812 043-483-2813 根郷・和田・弥富地区の担当センターです

(注意)受付時間 平日午前8時30分から午後5時15分(各保健センター共通)

この記事に関するお問い合わせ先

[健康推進部]母子保健課(母子保健班)
〒285-0825千葉県佐倉市江原台2丁目27番地
電話番号:043-485-6712
ファクス:043-485-6714

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