思春期保健
目次
思春期とは・・・?
「最近、なんだか気持ちがもやもやする…」
それは、体や心が大人になる準備を始めているサインかもしれません。
この時期を「思春期」といいます。だいたい 11歳から18歳くらいが目安ですが、人によって始まる時期や変化のスピードは違います。
思春期になると、体つきや気持ちが少しずつ変わっていきます。でも、その変化に自分で気づくのは難しいこともありますし、急にいろんなことが変わって戸惑うこともあります。
ただし、気持ちの落ち込みや体調の不調が長く続くときは、病気が隠れていることもあります。
「なんだかつらい」「ずっとしんどい」と感じるときは、ひとりで抱え込まず、家族や先生、保健室、医療機関に相談してください。
中学生と高校生 2万人のリアルがわかる
「悩んでいるのは、自分だけなのかな?」
「すごく大変なのは、我が子だけなのかな?」
同年代の皆が何を感じて、どのように考えているのかを知りたい…
そんな時は・・・
こども家庭庁が中学生と高校生2万人を対象に行ったアンケートがあります。
「結婚」「家族」「将来」をテーマにしたアンケートの結果から、みんなの色々な疑問やこころ、からだ、友達、家族、将来、死ぬこと などのリアルな気持ちが見えてきます。
心と体が変化することを認めるための知識を得よう(冊子)
Adolescence-わからないことがここにある。(こころやからだ、友達や悪いこととの向き合い方)
佐倉市での思春期保健の取り組み
学童期・思春期は、健康に関する様々な情報に自ら触れ、行動を選択しはじめる生涯を通じた健康づくりのスタートとなる重要な時期です。この時期に必要な心身の健康づくりのため、小学校低学年の時期から「自分を大切にする」という視点や、生命の大切さや親子の結びつき、健康的な食事生活習慣やボディイメージの獲得、薬物乱用防止、性や妊娠についての正しい知識の普及などを行っています。
学校保健分野との連携・協働について
市の教育委員会と連携し、『自分を大切にする』という視点で、クラス担任の協力を得ながら、養護教諭と保健師が一緒になり、小学校2年生と小学校4年生を対象に授業を行っています。今回、小学2年生を対象に行っている授業「おへそのひみつ」について、その一端をご紹介いたします。
小学2年生 おへそのひみつより 『おへそは、ありがとうの“感謝の気持ちを思い出すスイッチ”』
2年生の生活科では、「自分のことをもっとしりたいな」という学習とのつながりで「わたしのたんじょう~おへそのひみつ~」という学習があります。これは、おへそを通して赤ちゃんがおなかの中で育つ様子や、生まれてきた様子を知ることで、両親や周りの人たちに大事に育てられていることへの感謝の気持ちを育んでいくと共に命の大切さを学んでいくことをねらいとして行っています。
その他の情報や相談先について
以下のホームページに関連する情報がありますので参考にしてください。
一人ひとりに応じた健康支援事業 /千葉県
月経やSEX、妊娠や避妊について
いじめ、不登校などに関する相談窓口
千葉県
佐倉市
危険ドラッグに関する相談窓口
千葉県
ミッドワイフ千葉(千葉県助産師会)
月経に関する悩み、性感染症、望まない妊娠、妊娠・出産、育児、避妊、不妊など、思春期から更年期の体の不調など様々な女性の健康問題や悩みに助産師がさまざまな女性の健康問題や悩みに電話で応じます。相談は無料です。
- 【相談時間】 月曜日・金曜日 / 午前9時~12時(最終受付11時半)(祝日・年末年始を除く)
- 【電話】 080-5039-4720
JFPA 一般社団法人日本家族計画協会 思春期・FP相談LINE
思春期の体についての心配事を相談できます。
質問には専門の相談員が、平日10時~16時の間に到着順に回答します。
※症状がある場合は、急いでいるときは医療機関を受診してください。
※個々の症例について診断はできませんのでご留意ください。
更新日:2025年12月05日