佐倉市立美術館

佐倉市立美術館

展覧会

平成8(1996)年度の展覧会

ホフマンとウィーン工房展

  • 期間
    1996年5月14日(火)~6月23日(日) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2・3階展示室
  • 観覧料
    一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
ホフマンとウィーン工房展

世紀末ウィーンの生活美学を室内装飾や生活用品などで実際にかたちにし、モダンデザインの展開に大きな影響を与えたホフマンとウィーン工房の活動を紹介。代表作「プルカースドルフのサナトリウム」のエントランスホールを再現するほか、家具、銀製品、ガラス製品、アクセサリーなどを展示した。


ミロ 舞台芸術の世界
MIRO ON STAGE

  • 期間
    1996年9月7日(土)~10月6日(日) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2・3階展示室
  • 観覧料
    一般800円、大学・高校生600円、中学・小学生400円
ミロ 舞台芸術の世界

スペインが生んだ20世紀の巨匠、ジョアン・ミロ(1893~1983)。独特の絵画を生み出したミロが、同時に舞台芸術にも強い関心を持っていたことは、これまであまり知られていなかった。舞台セットや衣装のために描かれた下絵・素描、公演時の写真・映像、オブジェ等約250点によってその舞台芸術の世界を探る。
(監修)ロサ・マリア・マレット(ミロ美術館館長)、岡村多佳夫(東京造形大学教授)


チバ・アート・ナウ’96 人口楽園

  • 期間
    1996年10月30日(水)~11月17日(日) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2・3階展示室、1階エントランスホール、2階屋外展示室
  • 観覧料
    一般600円、大学・高校生400円、中学生以下無料
チバ・アート・ナウ’96 人口楽園

本年は古材を加工し、キオスクなどを原寸大でリアルに再現する48才の林や、精巧に彫った花や雑草を絶妙なバランスで空間に配置する27才の須田など、幅広い年代から抽出した県内に関係の深い作家6名による新作21点を展示。共通するのは限りなく拡大してゆく大量消費社会において木と出会い、素材との関係性によって新しい可能性を追求する作品であること。それらは日常的なモノ、コトをモチーフにしながら、理想郷を求めていたり、逆に不安感を表現していたりするが、総じて感じる不思議な安堵感は木による「癒し」の効果なのかもしれない。そこには6名の現代作家それぞれの「楽園」への視点が窺える。


生誕100年記念 ポール・デルボー展
PAUL DELVAUX, EXPOSITION DU CENTENAIRE

  • 期間
    1996年11月23日(土・祝)~1997年1月12日(日) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2・3階展示室
  • 観覧料
    一般800円、大学・高校生600円、中学・小学生400円
生誕100年記念 ポール・デルボー展

ベルギーを代表するシュルレアリスムの巨匠、ポール・デルボーの生誕100年を記念し、国内では没後初の大規模な追悼展を開催。日本初公開の84点を含む初期から晩年までの油彩・水彩・素描など111点により画家デルボーの魅力を紹介。


第15回 新春佐倉美術展

  • 期間
    1997年1月15日(水・祝)~1月26日(日) 終了しました
  • 観覧料
    無料

佐倉を拠点として活動する現代作家の絵画、彫刻、工芸作品を一堂に集めて紹介します。
(絵画は公募、審査による入選者。彫刻・工芸は実行委員会による選抜)


目—それぞれのかたち— 日本画の現在
伊藤彬・中島千波・中野嘉之・林功

  • 期間
    1997年3月4日(火)~4月6日(日) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2・3階展示室
  • 観覧料
    一般600円、大学・高校生400円、中学生以下無料
目—それぞれのかたち— 日本画の現在

日本画壇のなかでは新世代にあたる作家たちが、日本画に対して各人各様に問題意識を抱き、所属や立場を越えて、よりよい発表のできる場を求めて結成した「横の会」。同会が幕を閉じて3年がたった。同会に創立メンバーとして参加し、日本画の今日的な可能性を模索し、実験・内的葛藤を繰り返している作家に、伊藤彬、中島千波、中野嘉之、林功がいる。この4作家が「目」の会を結成し、新たなる展開をめざしはじめた。作家たちの最新の大作を中心に、今日の日本画の一断面を展覧した。