佐倉市立美術館

佐倉市立美術館

展覧会

平成31年/令和1(2019)年度の展覧会

収蔵作品展 花ものがたり FLOWER STORIES

  • 期間
    2019年4月2日(火)~5月19日(日) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2階展示室
  • 観覧料
    無料
花ものがたり

佐倉に、また花の美しい季節が訪れます。昨年に続き、春は収蔵作品の中から花をテーマとした展覧会を開催します。風景の中に描かれた花、静物として描かれた花、主役として、脇役として、作者の思いをのせ、描かれた花々。さらに女性を引き立てる花模様や花飾り、そして花を飾るための器。花にまつわる作品は私たちに何を語りかけるのでしょう。

花模様・花飾り FLOWER PATTERN,FLOWER DECORATION
佐倉市立美術館の収蔵作品の中に花を探して、改めて花が女性と結びついて描かれることが多いのに気づかされます。まずは花模様の服や装飾品を身に着けた女性たちの姿を紹介します。

サクラのチカラ CHRRY BLOSSOM
日本を象徴する花といえば、やはり桜。「サクラ」という地名が呼び寄せたかのように、当館収蔵作品の中でも、最も多く描かれていたのが桜です。春を告げる景色としてだけでなく、主役として作者の心情を物語っているようです。

象徴のバラ SYMBOLIC ROSE
一方、花の女王とも言えるバラは、当館収蔵作品の中では、脇役として、何かの象徴として登場することが多いようです。またそのイメージは作者の思いをのせて変容した姿を見せています。

自然の中で IN THE NATURE
花と私たちのかかわり方の一つは、自然の中で植物としての姿のままを楽しむことでしょう。花に季節を感じ、静かな生命を感じます。

生活の中で IN YOUR LIFE
もう一つのかかわり方は、花を切り部屋に飾ることでしょう。人の手を加え、自然にはない取り合わせで私たちは花を楽しんできました。ここでは飾られた花を描いた作品とともに花のための器を展示しています。さあ、あなたならどんな花を飾りますか?

  • イベント

    〇佐倉楽友協会によるミュージアムコンサート
    2019年4月21日(日)  終了しました
    2019年5月19日(日) 終了しました
    両日とも14時より 1階ロビー
    申込不要・無料
    協力:佐倉楽友協会


    〇ボランティアによる対話型鑑賞会「ミテ・ハナソウ・カイ」
    2019年4月28日(日)  終了しました
    11時より 1階ロビー集合
    申込不要・無料

収蔵作品展 かわいい?めでたい? 工芸家たちの動物世界

  • 期間
    2019年5月25日(土)〜7月15日(月・祝) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2階展示室
  • 観覧料
    無料
工芸家たちの動物世界

ネコ、ウサギ、カメ、龍(!?)
これまで日本では、さまざまな動物たちが工芸作品やその図案として表わされています。
作者は、どんな思いでそれらの動物たちを制作したのでしょうか。
本展では、佐倉市立美術館の収蔵品の中から、明治から平成にかけて工芸作品として表わされた動物たちを、込められた意味に注目しながら紹介します。
あわせて、「少年ケニヤ」などの作品で、野生動物を活き活きと描き出した山川惣治の作品を紹介します。

  • イベント

    〇佐倉楽友協会によるミュージアムコンサート
    2019年6月16日(日)  終了しました
    14時より 1階ロビー
    申込不要・無料
    協力:佐倉楽友協会


    〇ボランティアによる対話型鑑賞会「ミテ・ハナソウ・カイ」
    2019年5月26日(日)  終了しました
    2019年6月23日(日)  終了しました
    両日とも11時より 1階ロビー集合
    申込不要・無料


    〇ギャラリートーク
    担当学芸員が展示解説をします。
    2019年6月15日(土)  終了しました
    2019年7月13日(土)  終了しました
    両日とも14時より
    申込不要・無料

ミテ・ハナソウ展2019
 もうひとつの夏休み
  ―フシギの世界で、ミテ・ハナソウ!

  • 期間
    2019年8月3日(土)〜9月16日(月・祝) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2階展示室・1階エントランスホール
  • 観覧料
    高校生以上フリーパス500円(会期中何度でも有効・前売および20名以上の団体400円)/中学生以下無料
ミテ・ハナソウ展2019

今年の夏休みは、飛行機に乗ってもたどり着けない、不思議な場所を旅してみませんか?
近所の林や、お家のリビングのようで、全然ちがうもう一つの世界。だれかの遠い記憶のようで、なんだか懐かしい風景。世界で活躍する3人のアーティストが、見慣れた日常のようで、いつもと違う”アナザーワールド”をつくりだします。
このフシギな世界で、鑑賞コミュニケーターのミテ*ハナさんとおしゃべりしてもよし、ゴロゴロ寝転んで1日過ごしてもよし。 「もうひとつの夏休み」が、あなたを待っています。

●池平徹兵 IKEHIRA, Teppei
世界は素敵なものに満ちている
大好きなものばかり集めた池平さんの部屋
みんなもお気に入りの宝物を探してみよう

●大﨑のぶゆき OSAKI, Nobuyuki
夏の日の思い出、そこはどこ? あれはだれ?
わたしの記憶とあなたの記憶、どっちがほんと?
確かだと思っていたものが、ゆらゆらと消えていく

●平子雄一 HIRAKO, Yuichi
あの森の住人は一体なにもの?
まちと森との境目が、段々わからなくなる…
森の奥深く続く道を一緒に探検しない?

●展示室はカーペットが敷かれ、ゴロゴロしながら作品をご鑑賞いただけます。
●展示室は作品保護のため空調が効いています。上着や靴下をご持参ください。

  • イベント

    〇ミテ・ハナソウ・カイ
    鑑賞コミュニケーター「ミテ*ハナさん」と、作品についてみんなでおしゃべりしよう!
    8月は毎日/ 9月は土日祝 終了しました
    13時より (先着20名程度) 申込不要・無料


    〇アーティストに直撃!
    アーティスト登場!作品について語ってもらうよ。疑問に思ったこと、なんでも聞いてみよう!13:00からのミテ・ハナソウ・カイから参加すると楽しさ倍増!
    2019年9月8日(日) 池平徹兵  終了しました
    2019年9月14日(土) 大﨑のぶゆき  終了しました
    2019年9月15日(日) 平子雄一  終了しました
    各日14時より (先着20名程度) 申込不要・無料


    〇赤ちゃんとゴロゴロツアー
    赤ちゃんとゴロゴロ寝転びながら、作品をたのしむツアーです。
    2019年8月21日(水)  終了しました
    11時~12時 定員5組 (0~1歳児とその保護者) 
    要申込(7月1日申込開始)

    *上記イベントはいずれも会場でおこないます。高校生以上の方はフリーパスチケットが必要です。

  • 会期中のイベント

    〇佐倉楽友協会によるミュージアムコンサート
    2019年8月18日(日)  終了しました
    2019年9月15日(日)  終了しました
    各日14時より 1階ロビー 申込不要・無料
    協力:佐倉楽友協会

小林ドンゲ展 ファム・ファタル(妖婦)

  • 期間
    2019年11月2日(土)〜12月22日(日) 終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2、3階展示室
  • 観覧料
    一般600円、大学・高校生400円、中学生以下は無料
小林ドンゲ展

小林ドンゲ(1926年~)は、戦後日本を代表する女流銅版画家の一人です。
当初、画家を目指していた小林は1953(昭和28)年頃から、関野凖一郎(版画家)と駒井哲郎(銅版画家)に銅版画を教わり、作家活動を始めます。
ドンゲという名は1954(昭和29)年 、知人の僧から贈られたもので、優曇華(うどんげ)という三千年に一度咲くという伝説の花に由来しています。
文学や能への関心が高かった小林は堀口大學(詩人、仏文学者)と木村荘八(画家、随筆家)に師事、1957(昭和32)年には堀口から詩集『夕の虹』の挿画(銅版画)を任されるなど、その仕事は早くから高い評価を受けます。
その後も《モレラ》(1970年頃/チラシ表)など、文学作品に由来する謎めいた女性像を数多く描き、活躍を続けます。
本展では、初期から近作までの銅版画とその下絵、原版等を一堂に展覧、作家が人生をとおして追求してきた銅版画表現の魅力をお伝えいたします。

主催=佐倉市立美術館 協力=学校法人髙澤学園 創形美術学校 協賛=株式会社エッシェンバッハ光学ジャパン

  • イベント

    〇学芸員による解説
    2019年11月23日(土・祝)  終了しました
    2019年12月14日(土)  終了しました
    両日とも14時より 申込不要・無料(ただし参加には観覧券が必要です)


    〇ボランティアによる対話型鑑賞会「ミテ・ハナソウ・カイ」
    2019年11月24日(日)  終了しました
    2019年12月22日(日)  終了しました
    両日とも11時より 1階ロビー集合
    申込不要・無料(ただし参加には観覧券が必要です)


    〇佐倉楽友協会によるミュージアムコンサート
    2019年11月24日(日)  終了しました
    2019年12月15日(日)  終了しました
    14時より 1階ロビー
    申込不要・無料
    協力:佐倉楽友協会


第37回 新春佐倉美術展

  • 期間
    2020年1月5日(日)~1月19日(日) 終了しました
  • 観覧料
    無料

佐倉を拠点として活動する現代作家の絵画、彫刻、工芸、書作品を一堂に集めて紹介します。
(絵画・工芸は公募、審査による入選者、彫刻・書は実行委員会による選抜)

メスキータ展
 Samuel Jessurun de Mesquita Exhibition

  • 期間
    2020年1月25日(土)〜3月22日(日) →3月5日(木)以降は中止となり、終了しました
  • 会場
    佐倉市立美術館2、3階展示室
  • 観覧料
    一般800円、大学・高校生600円、中学・小学生400円
メスキータ展

昨夏話題となった「メスキータ」とは誰か?
2019年この展覧会は東京で始まりました。これまで日本ではほとんど紹介されることのなかった作家の日本における初めての回顧展にもかかわらず、各種メディアにも取り上げられ、異例のヒットとなりました。その話題の展覧会が、2020年春、佐倉に登場します。
サミュエル・イェスルン・デ・メスキータは、19世紀末から20世紀はじめにかけてオランダで活躍したアーティストです。彼が制作したものは、木版画、エッチング、リトグラフなどの各種版画から、染物や雑誌表紙のデザインまで多岐にわたります。なかでも、白と黒とのコントラストとデザイン感覚あふれる理知的で明快な線により表現された木版画は、メスキータの作家としての評価を決定づけました。また、生涯にわたり数多く残した幻想的なドローイングは、無意識的に手を動かすことによって制作され、のちのシュルレアリスムにおけるオートマティズムの先駆的表現とも目されています。 一方で、メスキータはハールレムの応用美術学校で四半世紀にわたって後進の指導にあたりました。メスキータの教えを受けた最も有名な作家に、だまし絵の手法や数学的なパターンなどを用いた不思議な作品を数多く残した版画家のエッシャーがいます。はじめ建築家を志したエッシャーは、メスキータの勧めにより版画家となり、自らの才能を見出してくれた師を生涯慕いました。 メスキータはユダヤ人であったことから、第二次世界大戦末期の1944年、オランダを占領していたナチスに捕らえられ、家族とともに強制収容所に送られ、アウシュヴィッツで悲劇的な最期を迎えました。ナチスの迫害にあいながら、比較的多くの作品が現在まで残されたのは、踏み荒らされた自宅アトリエから作品を運び出し、必死の思いで守った人々の存在を抜いて語ることができません。なかでもエッシャーは、作品を守るだけでなく、戦後は積極的に展覧会を開催するなど、師の業績を人々に伝えることにつとめました。 本展は、メスキータの日本における初めての回顧展です。2019年夏に旋風を巻き起こした、悲劇のアーティストの作品世界に触れてみてください。
主催:佐倉市立美術館 後援:オランダ王国大使館 企画協力:キュレイターズ



  • イベント

    〇ギャラリートーク
    2020年2月8日(土)、3月21日(土) 各日とも14:00~  終了しました 3/21(土)は中止となりました
    担当学芸員による展示解説を行います。
    申込不要 参加無料 *参加には観覧券が必要です。


    〇ボランティアによる対話型鑑賞会「ミテ・ハナソウ・カイ」
    2020年1月26日(日)、2月23日(日)、3月22日(日) 各日とも11:00~ 1階ロビー集合  終了しました 3/22(日)は中止となりました
    申込不要 参加無料 *参加には観覧券が必要です。


    〇佐倉楽友協会によるミュージアムコンサート
    2020年2月16日(日)、3月15日(日)  各日とも14:00~  終了しました 3/15(日)は中止となりました
    申込不要 参加無料 

    協力:佐倉楽友協会


    〇Mesquita×Piano 白と黒の芸術~ メスキータ展の感動を音楽に託そう!
    佐倉市立美術館ミュージアム・ピアノを弾いてみませんか?
    2020年2月1日(土)、2月2日(日)、2月8日(土)、2月9日(日)、2月15日(土)、2月22日(土)、2月23日(日)、2月29日(土)、3月1日(日)、3月7日(土)、3月8日(日)、3/14(土)、3/21(土)、3/22(日) 各日とも10:00~15:00
    終了しました 2/29(土)以降は中止となりました
    「メスキータ展」にあわせ、1階ロビーのピアノ、ツィンマーマンを期間限定で「ミュージアム・ピアノ」として開放します。
    このピアノはメスキータ存命中の1927年頃にドイツで製造されたベビーグランドピアノです。
    どなたでも気軽に弾いてみてください。
    申込不要 参加無料 
    ※都合により中止、または日時・場所が変更になる場合がございます。
    ※受付に声をおかけの上、譲り合ってご利用ください。