展覧会
令和7年(2025)年度の展覧会
収蔵作品展 ねこさがし いぬさがし
期間
2025年3月29日(土)~5月18日(日) 終了しました会場
佐倉市立美術館2階展示室観覧料
無料
毎年開催されている春のイベント「桜に染まるまち、佐倉」。
今年のメインビジュアルは、絵本『かくれねこ』などが人気のshimizuさんのイラストが使われています。
そこで当館でも猫と犬というモチーフに注目した展覧会を開催します。
ペットとして、さらに最近では大切な家族の一員として、わたしたちの最も身近な動物である猫と犬は、古くから造形作品のモチーフともされてきました。
そんな猫と犬を、当館の収蔵作品の中に探してみると、まずは佐倉ゆかりの画家・浅井忠が、日本画や図案、挿絵等に猫や犬を描いています。
また、猫のモチーフで知られる水彩画の春日部たすく、犬についての著書もある池田満寿夫の版画など、昭和の作品にも登場しています。
さらに佐倉市内でみられるイベントポスターや、広報キャラクターなどにも広げ、猫や犬のビジュアルイメージをさぐっていきます。
収蔵作品展 「工芸」と「彫刻」のあいだ
期間
2025年5月24日(土)~7月13日(日) 終了しました
会場
佐倉市立美術館2階展示室観覧料
無料
「工芸」も「彫刻」もどちらも言葉としては知っているし、みなさんも漠然とイメージがあって、会話の中でこれらの言葉を使用することもあるでしょう。
ところが、ある作品をさして「これは彫刻作品ですか?工芸作品ですか?」と問われると、意外に答えられないものです。
一方で、多くの美術館では、作品を保管する際に整理のために「彫刻」や「工芸」といったジャンル分けをしています。当館も作品を管理するのにジャンル分けをして
います。その分類は、はたしてどれだけみなさんから共感を得られるのでしょうか?
そんな疑問から、本展では、当館の収蔵作品の中から「工芸」とも「彫刻」とも捉えられそうな作品を選び、当館の分類とともに紹介します。それらの作品を手がかり
に、ふだん漠然とイメージしている「工芸」と「彫刻」について考えてみたいと思います。
あわせて、令和6年度に当館が新たに収蔵した作品を紹介します。
漫画家生活30周年 こうの史代展
期間
2025年8月2日(土)~10月2日(木) 終了しました休館日
8月4日(月)、12日(火)、18日(月)、25日(月)、9月1日(月)、8日(月)、16日(火)、22日(月)、29日(月)会場
佐倉市立美術館2・3階展示室観覧料
一般1,000(800)円、大学生800円(640)円、高校生以下無料
( )内は、前売り及び20名以上の団体料金
主催/佐倉市立美術館
監修/福永信
協力/呉市立美術館、コアミックス、朝日新聞出版、日本文芸社、平凡社
企画/青幻舎プロモーション
こうの漫画を読んでいて、ふと気づくのですが、彼女の漫画には、1冊も似た作品がありません。
そしてまた、ふと気づいて驚くのですが、こうのさんの描く漫画は、いつも、ほとんど同じタッチで描かれています。
4コマ漫画でも、戦争ものでも、同じ絵です。神話ものでも、ほのぼのショートストーリーでもあの絵柄で一貫しています。絵に噓がないんですよね。
こうの史代は、まだ漫画になってないこと、誰も手掛けてないところを探して漫画にしていく、漫画の世界の冒険家です。
だから読者は、彼女の漫画を読むたびに、「こんな世界知らなかった!」と、いつも思うのでしょう。
そして、そんな私たちに、彼女は、漫画の中から、こう呼びかけているようです。
見慣れたはずの「漫画」という表現が、新鮮な姿に見えてきたでしょ? ほら、まだこんなに描くことがあるよ、君も来ない?
本展では佐倉市立美術館の2階、3階の展示フロアのすべてを使って、こうのさんの歩いてきた道のりをたどります。
高校時代の漫画原稿から最新作まで、イラストから貴重な初公開の資料まで、漫画の創作に費やした膨大な時間を体感できる、圧巻の展示数です。
楽しみに待っていてくださいね。
福永信(本展監修者/小説家)
美粒子-女子美術大学創立125周年記念 日本画作品展
期間
2025年10月28日(火)~11月9日(日)※最終日は15時まで。 終了しました会場
佐倉市立美術館3階展示室観覧料
無料
佐倉・房総ゆかりの作家たち(収蔵作品展)
期間
>2025年11月1日(土)~12月21日(日) 終了しました会場
佐倉市立美術館2階展示室観覧料
無料
水彩絵具には透明水彩と不透明水彩の区別があることは良く知られています。前者は紙の地を生かし透明感のある彩色を施していく一方、後者は絵具の厚塗りや重ね塗りをすることができます。
日本では、幕末から明治初期に透明水彩がもたらされ、明治10年代に工部美術学校で素描から油彩画を制作するための準備段階として水彩画の指導が行われ、画学生だった浅井忠などが水彩画を描くようになりました。明治末には水彩画は広く浸透し、展覧会で作品が入選するなど隆盛を迎えます。
大正期には、多くの油彩画家が瞬時に感動を描きとめることができる画材として水彩画を描くようになります。
昭和に入り、若い画家たちが結成した研究会(後の蒼原会)や小堀進、荒谷直之介らによる水彩連盟が結成され、透明水彩だけにこだわらず、不透明水彩を用いて油彩に匹敵するような大作を描こうとする運動が盛んになります。
本展では、油彩画と水彩画のコーナーを設け、油彩画とともに水彩画を描いた作家たちと水彩画を専門とする作家たちの作品を紹介し、それぞれの多様な表現の魅力を探ります。
また、昨年11月に逝去した高橋真琴氏を偲び、氏が原画を提供した佐倉フラワーフェスタのポスターなど、郷土ゆかりの作家の作品・資料を展示します。
広野多珂子 絵本原画展
期間
2026年1月24日(土)~3月29日(日) 終了しました会場
佐倉市立美術館2・3階展示室料金
一般800(640)円、大学生600円(480)円、高校生以下無料
( )内は、前売り及び20名以上の団体料金
主催:佐倉市立美術館/協力:福音館書店 一般財団法人 角野栄子児童文学財団
佐倉市在住の絵本作家・広野多珂子(ひろの たかこ 1947年- )を紹介する展覧会を開催します。
スペインで美術を学んだ広野多珂子は、帰国後、あかちゃん向けのシリーズで絵本作家としてデビューしました。その後、スペインの田舎町で暮らす女の子・スーザを主人公とした『ねぼすけスーザのおかいもの』(1991年・福音館書店)が生まれます。素朴な暮らしの中にある幸せを描いたスーザシリーズは、構想から33年をかけてゆっくりと全7冊が完成し、代表作として知られています。そのほかにも『おひさまいろのきもの』(2007年・福音館書店)などの物語や、『かまきり じいっと じいっと』(2012年・福音館書店)など科学の絵本においても、おだやかな眼差しと、確かな作画で評価を得てきました。
また『魔女の宅急便その2―キキと新しい魔法』(角野栄子作・1993年・福音館書店)をはじめとする児童書の挿絵や、絵のみ担当した絵本等、あわせて140冊余りの本に携わるとともに、「詩とメルヘン」など雑誌のイラストも手掛けています。
この展覧会では、やさしく心温まる広野多珂子作・画の絵本原画を中心に約300点を、[ねぼすけスーザシリーズ][ものがたりえほん][あかちゃんえほん][かがくえほん][挿絵ほか]の5つのテーマで展示します。あわせてラフスケッチや資料で、佐倉での暮らしからもヒントを得た作品の背景や、なにげない日常に目を向けるその世界観を探っていきます。