介護保険とは

更新日:2022年06月01日

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戦後、我が国では、生活環境の改善や医学の進歩などにより平均寿命が著しく伸長し、今世紀の半ばには3人に1人が高齢者になるという高齢社会に突入しています。これに伴い、介護を必要とする寝たきりや認知症の高齢者が急速に増えることが予想されています。その一方で、家庭において介護をしている家族が身体的にも精神的にも大きな負担を負っており、介護をする人も高齢化が進むなど、家族だけで介護することは難しくなってきました。

普遍的な問題となった「介護」を一部の限られた問題とするのではなく、国民みんなで支え合うものとして、介護保険制度が創設されました。介護保険制度は、給付と負担の関係がわかりやすい社会保険の仕組みとすることにより、増加する費用を社会全体の連携により安定的に賄うことができるようにしています。

また、介護を必要とする状態になっても、住み慣れた地域の中で生活を続けることができるよう、自立を支える多様な在宅サービスを重視し、医療と福祉に分かれ利用しにくくなっていた高齢者介護サービスを再編し、必要なサービスを総合的・一体的に受けられる利用者本意の仕組みとしています。

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[福祉部]介護保険課(介護給付班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
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