水が赤く(茶色く)濁っている

更新日:2022年06月01日

ページ番号: 1893

原因

 赤又は茶色の濁り水(以下、「赤水」といいます。)の主な原因は、地下水の中に含まれている鉄とマンガンによるものです。
 この鉄とマンガンは、塩素消毒を行うことにより酸化し、赤茶色に変化した状態で徐々に水道管の内壁に付着していきます。
 これが、工事や消火栓を使用した場合など水道水の流れが大きく変化したときに、水道管から剥がれ落ち、発生するものです。

 梅雨や夏には落雷による停電の影響で一時的に水が出なくなったり、水の出が細くなる場合があります。浄水場には自家発電装置があり、停電の場合でも自動的に動くようにはなっていますが、若干の時間差があります。この場合には断水はすぐに復旧しますが、濁り水が発生する可能性があります。この場合は、浄水場の配水ポンプが停止したことにより水道管内の圧力が変化したことによるものです。

 水道部では、赤水の原因となる地下水の鉄とマンガンを取り除くための装置を3浄水場すべてに設置しましたが、すべて取り除くことはできません。
 したがって、これからも赤水の発生が考えられます。
 また、泥水のように濃い場合には漏水の可能性も考えられます。

対処方法

 赤水が発生した場合は、その状況を把握する必要があるため佐倉市上下水道総合案内センター(043-485-1191)までご一報ください。
 赤っぽい色、茶色の濁り水はきれいになるまで流してください。白い器などに取って見た目が透明であれば飲用可能です。流した赤水は飲用以外の用途にご使用ください。

 濁りがきれいになりました後、次の内容をご連絡いただければ、料金を差し引く制度があります。(差し引き後の水量が、平均使用水量の8割を下回る場合には、平均使用水量の8割を使用したものとみなします。)

確認事項

  1. ご使用者の住所、氏名、連絡先
  2. 流していただいた蛇口の数と時間

ご注意ください

  • 赤水により洗濯物が変色したときは、市販されている還元系漂白剤を使用してください。塩素系漂白剤を使用すると、着色する場合があります。
  • 浄水器等を設置されている方は、赤水によりフィルターが目詰まりを起こす可能性がありますので、ご注意ください。
  • 上下水道部が行う工事により赤水が発生する可能性があるときは、影響があると考えられる範囲及びその周辺の方に、あらかじめ回覧等でお知らせいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

[上下水道部] 上下水道部
〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97
電話番号:043-485-1191
ファックス:043-485-1194

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