令和5年度佐倉市戦没者追悼式を挙行しました
佐倉市戦没者追悼式を、11月11日(土曜日)に挙行し、戦没者のご遺族および来賓が黙とうや献花を行い、戦没者の冥福を祈るとともに、恒久平和を祈念しました。
今年度は悪天候が予想されたことから、ご参列者の安全面を考慮し、佐倉市役所内忠霊塔前から社会福祉センター3階中会議室に会場を変更しました。
※一般のかたは、会場の都合上、式への参列をご遠慮いただき、忠霊塔前に献花台を設置し、献花を行えるようにいたしました。
式では、市長が主催者を代表して、「戦後78年を迎えたわが国は、先人たちの尊い犠牲と国民のたゆまぬ努力により、幸いにも平和な日々を享受しております。しかし、昨今の世界情勢を顧みれば、戦火が絶えることはなく、人々が苦しい生活を強制される中で、多くの尊い生命が失われています。このような時代においては、戦争の悲惨さを風化させず、平和の理念を広めていくことが一層 重要となっております。私たちは、あらゆる機会を通じて、「佐倉市平和行政の基本に関する条例」の精神である恒久平和の実現に努めるとともに、市民が平和で安全な環境を維持しつづける努力をしてまいりますことを、ここにお誓い申し上げます。」と式辞を述べました。
また、黙とうの後、佐倉市議会議長と佐倉市遺族会会長から追悼のことばをいただきました。
続く献花では、来賓としてお招きした皆さまが菊の花を献花台に捧げられました。
最後に佐倉平和使節団の中学生による、追悼の詩の群読が行われ、戦没者の冥福を祈りました。
忠霊塔について
忠霊塔には、過去の戦争による戦没者(佐倉市を含む印旛郡市町及び八千代市出身者)の遺骨・遺品が納められています。佐倉市遺族会が定期的に清掃を実施し、8月15日と佐倉市戦没者追悼式の日に開門します。
更新日:2023年11月13日