さくらでくらす〜想いを咲かせるまち、佐倉。〜

佐倉市定住促進プロジェクト

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Vol.2 地産地消がかなう佐倉市は「結び合える」まち。農業を始めたい人は是非。 僕らも仲間を待っています。

family profile丹上さんご家族

在住2年目。農業研修で出会い、一緒に農業を営んでいこうと結婚した丹上夫妻。徹さんは、千葉市の実家が農家だが自分の力でやってみたいと佐倉市を選んだ。岐阜市出身の亜衣さんは、農業の生き方に憧れ、農業を学びに千葉県にやって来た。佐倉市西部の畑で有機野菜を少量多品目で栽培し、近隣で直売している。

Q

佐倉市に引っ越して来られたきっかけは?

徹さん 僕らが農業研修で出会った成田市も、若い世代の農家が増えつつあるところなのですが、僕はより消費地・販売地との近接を求めていました。そのため、都会と田舎の中間点であり、佐倉インターチェンジがあるなど交通アクセスのよい佐倉市に引かれました。思い立ったら行動だと、佐倉市西部に畑とアパートを借りて始めたのですが、やっぱりアパート暮らしの農業は何かと不便。そんな時に佐倉市空き家バンクを知り、畑に近いこの家を見て即決しました。
亜衣さん 私はサラリーマン家庭に育ちましたが、農業という働き方に挑戦したくなり、農業インターンシップに応募したんです。その派遣先が千葉県山武市で、それが千葉県との縁。もしその時に埼玉県の農業法人に行っていたら、たぶん今佐倉にいないでしょうね(笑)。

Q

佐倉に住んでよかったことは?

徹さん まず、住む前からよかった。佐倉市の農政課は農業を始める人に丁寧に熱心に情報を提供してくれます。空いている畑も案内してくれたので、「ここで就農しよう」と決断できました。農業するのに佐倉市西部がどんなところかを教えてくれましたし、地主さんや農家の先輩ともつないでもらい、おかげでスタートするのに不安はありませんでした。
亜衣さん 空き家バンクも市の橋渡しだから下見から契約まで安心。ただ広い住宅ではなく農家住宅を探していたので、畑にも駅にも近いこの家に住めてラッキーです。キッチン、お風呂、トイレもすべてリフォームされていて第一印象から気に入りました。
徹さん 「結び合い農園」と称していますが、僕たちの喜びは、佐倉の畑で作った採れたての野菜を地域の方に「おいしい」と食べていただくこと。今、ユーカリが丘、臼井、上志津のスポーツジムやパン屋さんで直売していますが、楽しみにしてもらえるようになり、お客様と会話できることもあり、とても励みに感じています。

Q

佐倉で就農を考えている人へのおすすめポイントは?

亜衣さん 休みの日に映画やレストランに行ける都会的な暮らしと、豊かな自然や歴史を感じさせる街並みが身近にある田舎暮らしが、どちらも楽しめるのが大きな魅力だと思います。農業で生計を立てていくということは簡単ではありませんが、会社組織の仕事より精神的なストレスは少ないのではないでしょうか。私のように飛び込んでみようという人には、親身になってくれる佐倉市はおすすめです。
徹さん 佐倉市は消費地でもあるので直売に有利な環境だし、農業の先輩たちも素晴らしい人ばかり。うちもゆくゆくは研修生の受け入れや小さな組合を作るなど、夢を持っています。若い農業人は増えてほしいな。空き家バンクを利用して広い家に住めば、気持ちにゆとりを持って農業に取り組めますよ。

Home Profile

『昔ながらの広い土間や裏の物置が便利な平屋住宅』

佐倉市空き家バンクで見つけた、築70年の古き良き日本の木造住宅。間取りは3LDK、113平方メートル。使い勝手がよい縁側や広い土間があり、敷地内に資材を収納できる大きな物置もある。収穫した野菜をそのまま持ち込めるゆとりの台所もお気に入り。ユーカリが丘駅から徒歩10分程度で利便性も兼ね備える。

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