校歌

更新日:2022年06月01日

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井野小学校の校歌の謎に迫る!

 現在,井野小には「校歌」の他に「みんなの歌」が存在している。井野小出身の保護者に聞くと,「自分が子どもの頃は,『みんなの歌』を歌っていましたよ。これが校歌でした。」という回答が圧倒的に多い。いったい,現在の「校歌」はいつできたのだろうか。
 平成3年に佐倉市教育委員会が,校旗,校章及び校歌の調査を依頼してきた。その時の回答を参考にすると,以下の通りである。

校歌について

(1)制定年月

昭和63年3月7日に「校歌発表会」を行った。

(2)歌詞と曲楽譜

別紙

(3)作詞・作曲者

作詞:佐藤金作…当時井野小教頭(第7代井野小校長)
作曲:根本一夫…当時井野小校長(第5代井野小校長)

(4)経費

無料

(5)制定由来等

現在は使われていない学校の地番(小字名)を歌詞に詠う等,地域に根ざした校風の発揚と,21世紀の教育の展望にたって,一段と飛翔を願いつつ,作詞にあたっては五七調の韻文で,児童に理解しやすい用語を用いた。
作曲にあたっては,跳躍リズムを入れ,明るくなめらかに詩が表現できるようにした。

(6)その他

昭和63年に制定されるまでは,『みんなの歌』を校歌の代わりとして活用していた。井野小が開校した昭和46年,当時の在校児童から応募した結果,作詞:石川朝子さん,作曲:柳町玲子さんの作品に決定した。当時の音楽主任である平部俊一先生がアレンジして『みんなの歌』に制定した。

校歌

  1. 長割の 若葉の丘に 集まりて
    心明るく 元気よく
    伸びる井野の子 ぐんぐんと
    豊かな体 いつの日も
  2. きらきらと 瞳が光る 顔と顔
    力を合わせて 学びゆく
    進む井野の子 限りなく
    豊かな心 身につけて
  3. 学び舎に 自由と自律の 光さし
    広がる未来(あした)に 翔(はばた)いて
    飛ぶぞ井野の子 大空へ
    豊かな望 胸に秘め
  • (注意)3番の「翔いて」は「はばたいて」に,「望」は「望み」と表記されているものもある。
  • (注意)歌詞の3行目は,二部合唱になっている

みんなの歌

  1. 緑がつつむ 学園に
    明るくひびく わらい声
    あしたの希望に 胸ふくらませ
    はばたけ井野小 たくましく
  2. 若葉がにおう 校庭に
    元気いっぱい はつらつと
    あしたの夢に 胸ふくらませ
    伸びよ井野小 すこやかに
  • (注意)開校した昭和46年から17年間,校歌の代わりとして歌われてきた『みんなの歌』は,現在も全校集会等で歌われている。
  • (注意)ピアノ伴奏譜は少なくとも2種類あることが判明している。平成14年に作られた伴奏譜を現在は使用している。

応援歌

 運動会の応援歌が「千葉県版みんなのうた」に掲載されている。出版年は不明だが,消費税が書かれていたので,平成になってからも歌われていたと思われる。
 詳細を知っている方,ご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

[教育委員会]佐倉市立井野小学校
〒285-0850千葉県佐倉市西ユーカリが丘3丁目1-6
電話番号:043-487-1541
ファクス:043-462-5039