本校の研究

更新日:2024年06月08日

ページ番号: 11744

 今年度より「 健康づくりは食事から目指せみんなでいきいきちばっこ」~学校全体で取り組む望ましい食習慣の基礎作り~をテーマに研究を行います。

  • テーマについて

食育基本法では、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識を「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている、としている。成長期にある 小学生 にとって、健全な食生活は健康な 心身を はぐくむために欠かせないものであると同時に、将来の食習慣の形成に大きな影響を 及ぼすものである。この時期に、食生活に対する 正しい知識・技能を身につけ、望ましい食習慣の基礎作りを行うことが重要と考える 。
本校の学校教育目標は、「進んで学びに向 かい、心豊かに、 たくましく生きる児童の育成」である。目指す児童像には 、「健康でたくましい子」を、目指す学校像には、「 食を大切にして、健康な心身を育む学校」を掲げている 。
学校の現状としては、給食指導の時間を中心に 、地場産物を活用した特色ある献立や、伝統的な食文化を取り入れた給食の提供など 、主に栄養教諭が児童の食への興味関心が高まる指導を工夫している 。それでも児童や担任に行った調査からは 、アレルギー対 応・偏食・食事のマナー・朝食の摂取率の低さなど、様々な課題が挙げられている。
特に朝食の欠食については 、小学5年生で3.11となっており、第4次千葉県食育推進計画では、令和8年度までに0と するを目標値に掲げている。また朝食欠食に関しては小中学生のみならず、保護者世代に当たる20 、30代での欠食率が高く2、20代男性で26.1 、女性で27.5 、30代男性で26.0 %、女性で15.5となっており、同 計画において「朝食を欠食する県民の割合 (20、30代 」の目標値を15以下と設定している。家庭における食事作りの主導権は保護者にあると言っても過言ではないため、児童の朝食欠食を改善していくためには、家庭を巻き込んだ取り組みを考える必要がある。今回、食育推進事業の研究指定の機会をとらえて、学校全体で食に関する指導を充実させることで、児童の食に対する前向きな気持ちや自己管理能力を高めていきたい。そして、食育の視点から、心身ともに健康な児童の育成を 目指したいと考え、本テーマを設定した。

この記事に関するお問い合わせ先

[教育委員会]佐倉市立内郷小学校
〒285-0004千葉県佐倉市岩名870
電話番号:043-486-1501
ファクス:043-486-2168