妊娠前から、健康なからだづくりを

更新日:2024年03月04日

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希望したときに妊娠できるからだづくり

まだ妊娠を考えていない人もいつかこどもがほしいと思ったときに希望をかなえるため、また妊娠・出産を無事に乗り切るため、妊娠前から健康なからだづくりを目指しましょう。

 

 

【ポイント1 適正な体重管理】

健康維持のためには、やせすぎも太りすぎもよくありません。
BMIを使って自分の体重の状態を知り、健康管理に役立てましょう。
BMI(body mass index)=今の体重(kg)÷今の身長(m)÷今の身長(m)

BMI値 判定
18.5未満 低体重
18.5以上25.0未満 普通体重
25.0以上 肥満

 

【ポイント2 若年女性は運動不足?】

運動習慣のある者の割合は20代女性12.9%、30代女性9.4%と他の年代よりも低い状況です(令和元年国民健康・栄養調査)。
妊娠前に運動をしていなかった人が、妊娠後に運動を始めたり、身体活動量を増やしたりするために生活習慣を大きく変えることは難しいため、妊娠前からの積極的な身体活動量の増加が望まれます。まずは簡単なウォーキングから始めてみてはいかがでしょう。1日15分から、慣れてきたら30分を目指しましょう。1日8500歩程度が目標です。

 

【ポイント3 バランスのよい食事】

1日に2回以上、主食(ご飯やパン、麺類)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品などのおかず)・副菜(野菜中心のおかず)の3つをそろえて食べることがほぼ毎日である女性の割合は、20代で28.0% 30代で30.6%と、40代以上の年代と比較すると低い状況です(「食育に関する意識調査報告書」(令和4年3月 農林水産省)。
食行動は妊娠を機に大きく変化するものではなく、妊娠前の食行動が継続される可能性があります。そのため、妊娠前から栄養バランスに配慮した食生活を意識し実践することが大切と考えられます。
特に若い女性は不足しがちな「葉酸」「鉄」をしっかりとれるように副菜を意識してとりましょう。
厚生労働省と農林水産省が共同で作成した「食事バランスガイド」は何をどれくらい食べたらよいかをイラストで分かりやすく紹介しています。

プレコンセプションケア

プレコンセプションケアは 「コンセプション=妊娠」と「プレ=前もって」を組み合わせた言葉で、妊娠前の健康管理のこと。
まずはチェックシートで今の健康状態を見てみましょう。男性用のチェックシートもあります。
 

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