【宝樹院のサザンカ】 〔佐倉市指定文化財〕

更新日:2022年06月01日

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「宝樹院のサザンカ」について

 「宝樹院のサザンカ」が佐倉市指定文化財(天然記念物)に指定されました。(令和2年3月23日)

 この木は「臼井家中興の祖」臼井城主臼井興胤建立とされる宝樹院の境内にあり、「興胤公お手植え」と伝えられる古木です。直径5センチメートル前後の薄いピンク色の花を、10月中旬から12月の2か月以上にわたって咲かせます。

 平成31年3月の調査時点で、幹周囲長は148センチメートル(高さ1.4メートルの値)、樹高は4.9メートルに達しています。サザンカは本来、大木にならないのが普通であり、この大きさにまで成長しているのは全国的にも珍しい例です。

 正確な樹齢は不明ですが、300年には達していると考えられます。多数の美しい花をつける名木です。

宝樹院の境内の道筋に植えられたピンクの花が咲いているサザンカの写真
ピンク色の花びらで中央のが花糸が黄色いサザンカの花が咲いている写真

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