【宝樹院のサザンカ】 〔佐倉市指定文化財〕
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「宝樹院のサザンカ」について
「宝樹院のサザンカ」が佐倉市指定文化財(天然記念物)に指定されました。(令和2年3月23日)
この木は「臼井家中興の祖」臼井城主臼井興胤建立とされる宝樹院の境内にあり、「興胤公お手植え」と伝えられる古木です。直径5センチメートル前後の薄いピンク色の花を、10月中旬から12月の2か月以上にわたって咲かせます。
平成31年3月の調査時点で、幹周囲長は148センチメートル(高さ1.4メートルの値)、樹高は4.9メートルに達しています。サザンカは本来、大木にならないのが普通であり、この大きさにまで成長しているのは全国的にも珍しい例です。
正確な樹齢は不明ですが、300年には達していると考えられます。多数の美しい花をつける名木です。


更新日:2022年06月01日