貯留タンク・浸透ますの設置費用を一部補助します
市内に居住または転入する方が、宅地に降った雨水の流出を抑制する施設(貯留タンクまたは浸透ます)を設置するとき、一定の基準を満たした場合にその設置費用の一部を市が補助しています。
雨水貯留浸透施設について
雨水貯留施設(貯留タンク)は、住宅の屋根に降った雨水を貯留するための施設です。
- 貯留した水は庭木への散水や災害時の非常用水などに利用できます。(次の降雨までに使い切ってください。)
- 補助の対象となるのは、貯留量100リットル以上のもので、敷地内1基のみ対象となります。ただし、連結式の場合は合わせて1基とみなします。
雨水浸透施設(浸透ます)は、住宅の屋根に降った雨水を地下に浸透させるための施設です。
- 地下水のかん養に効果があります。
- 補助の対象となるのは、内径25センチメートル以上、ます高50センチメートル以上のもので、敷地内4基まで対象となります。
- ただし、がけやよう壁の近く、また、地下水位が高く、浸透しにくい地質の土地など浸透させるのに適さない場所には設置しないでください。
補助金額
雨水貯留施設
- 貯留量1リットルあたり100円または設置費の1/2を比較して低い方の金額が補助金額となります。
- 限度額は50,000円です。(浄化槽転用の場合は100,000円)
計算例
貯留量200リットルの貯留施設(設置費 30,000円)を設置する場合
→貯留量 200リットル*100円=20,000円>設置費 30,000円*1/2=15,000円
→補助金額:15,000円
雨水浸透施設
- ご自身で設置する場合
→1基あたり2,000円または購入費を比較して低い方の金額が補助金額となります。
- 業者等に設置してもらう場合
→内径1センチメートルあたり700円*基数または設置費を比較して低い方の金額が補助金額となります。
- 限度額は100,000円です。
計算例
浸透施設4基(購入費 6,000円)を自身で設置する場合
→4基*2,000円=8,000円>購入費6,000円
→補助金額:6,000円
内径30センチメートルの浸透施設4基を業者に設置(設置費 100,000円)してもらう場合
→内径30センチメートル*700円*4基=84,000円<設置費100,000円
→補助金額:84,000円
その他
- 100円未満は切り捨てとします。
- 雨水貯留施設と雨水浸透施設の両方を設置する場合の限度額は100,000円です。
手続きの流れ
- 施設の購入・設置の前に申請が必要です。
- 年度途中で予算が終了してしまう場合がございますので、申請前にご確認ください。
- 補助を受ける年度の4月1日から2月末までに申請してください。
留意点
次のような場合は補助金の交付対象となりませんのでご注意ください。
- 既に施設を購入または設置している場合。
- 設置する人(申請者)が市税を滞納している場合。
- 設置する施設に屋根以外の場所から雨水が流入する場合。
- 既に補助金の交付を受けて設置した同様の施設が敷地内にある場合。
- 佐倉市開発事業の手続き及び基準に関する条例による協議に基づき設置する場合。
申請書類
ダウンロードできない方は、郵送もしくは治水課窓口で配布いたします。
提出先
〒285-8501
千葉県佐倉市海隣寺町97
佐倉市役所 2号館2階 治水課 施設管理班
電話:043-484-4261
- 持参される場合は、平日の午前8時30分から午後5時15分までにお持ちください。
- 出張所では受け付けておりません。
この記事に関するお問い合わせ先
[土木部]治水課(施設管理班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-4261
ファクス:043-486-2505
- ご意見をお聞かせください
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更新日:2022年06月01日