市ウェブサイトの「桜市」表示について(令和2年3月24日回答)

更新日:2022年06月01日

ページ番号: 5218

ご意見

市のホームページを見ました。メインページの上部に大きく「桜市」と表示されていますが、このページを見た人は自分の検索している「佐倉市」のホームページではないと思ってしまいます。
コマーシャリズムで京成佐倉駅が京成桜駅と表記するのとは訳が違います。栃木県には「さくら市」もあり、紛らわしいだけでなく悪乗りしすぎていると言わざるを得ません。「佐倉」の地名の由来を冒涜していることにもなります。

受付日

令和2年3月24日

回答

市公式ウェブサイトの佐倉市を「桜」市に変更している件につきましては、3月20日から4月12日まで行っております京成電鉄との共催キャンペーン、「桜に染まるまち、佐倉」の一環として行っております。
当イベントでは、県内有数の桜の名所である佐倉城址公園を広く周知することを目的に、ちばグリーンバス、佐倉郵便局協力の下、以下のとおり看板を架け替えております。

  • 京成佐倉駅 → 京成「桜」駅(電車・バス)
  • 佐倉郵便局 → 「桜」郵便局
  • 佐倉市役所 → 「桜」市役所
  • 佐倉城址公園 → 「桜」城址公園

市ホームページもこれに合わせ、佐倉市を「桜」市と変更しております。
なお、本日から「桜市(佐倉市)」と表記いたしております。

また、これにより地名の由来を冒涜しているとのご指摘ですが、決してそのようなつもりはございません。
ご存知のとおり「佐倉」の地名の由来につきましては複数の説が存在し、いずれがその由来かは判然としておりません。

  1. 「鹿島日記」に記された、「さくら」という名称は「真谷(さくら)」という意味という説。
  2. 北詰栄男氏の提唱する「麻倉」あるいは「総倉」が由来とする説。(注意)主張の出典なし
  3. 「サクウラ」というアイヌ語が由来という説。
  4. 佐倉附近に桜の木が多かったからという説
  5. 「清い倉」があったからという説

(出典:「佐倉地名雑考」(『佐倉地方文化(抄)』、昭和55年刊行 収載)、「印旛郡誌 下巻」(大正2年刊行))
ご指摘の「地名の由来を冒涜」につきましては、市が「桜」を用いることで上記4以外の説を「冒涜」しているのではないかとのご指摘と推察いたしますが、今回の件につきましては、

  • 佐倉城址公園が県内屈指の桜の名所であること
  • 市章が桜であること(馬のくつわにつける金具である鐶を花びらに見立て、桜の花を形どっている。佐倉藩七紋のうちの1つ)
  • 市の木が桜であること(昭和46年の一般公募による。市民のみなさんが思う、佐倉市の姿をイメージさせる木であること)
  • 「佐倉」が「桜」と同じ発音であること

といった、古くからある、または市固有の、佐倉と桜の「縁」に着目してPRを行おうとする事業であり、上記にある複数の説のうち、市が上記4の説を推奨したり、公認したりするといった意図は全くございません。

市としては、今回のキャンペーンを通じて、広く「佐倉の桜」をPRしていければと思っております。
なお、詳細は以下のとおりです。

特設サイト

回答日

令和2年3月24日

担当課

広報課

この記事に関するお問い合わせ先

企画政策部 秘書課(市民の声班)
〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97
電話番号:043-484-6102
ファクス:043-486-2509