令和7年度 佐倉市小学生人権標語コンテスト入賞作品決定!!

更新日:2025年12月01日

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令和7年度 佐倉市小学生人権標語コンテスト入賞作品決定!!

市では、人権尊重の理解を深め、豊かな人権感覚を身につけてもらうことを目的に市内の小学校5、6年生を対象に人権標語コンテストを実施しました。今年度、1,625編の作品の中から最優秀賞(1名)・優秀賞(3名)・優良賞(18名)が決まりました。

最優秀賞

 

見て見ぬふりは やめようよ 勇気を出して 行動へ

印南小学校6年 兼坂 明香里

<審査委員講評>

間違っていると分かっていても、何もしないで黙認していては何も変わりません。勇気をもって言葉を発することや、行動することの大切さを、具体的にわかりやすく表現しています。こどもたち一人ひとりに、見て見ぬふりや知らないふりをしない人になってほしい、いざというときに勇気をもって行動できる人であってほしいと願う標語です。

優秀賞

 

あなたの「これくらい」 相手にとってはどれくらい?

千代田小学校5年 山崎 葉月

 

<審査委員講評>

私たちは、みんなそれぞれに違う考え方や感じ方をしています。自分の感覚で一方的に人に押し付けるのではなく、一言発する前に相手のことを考えてみようと思える標語です。他人のことをすべて理解することは難しいですが、分かろうとすること、思いやることはできます。こどもたちには、人の痛みの分かる人になってほしいと願います。

 

温かな 言葉の種を 育てたら やがて大きな やさしさに

西志津小学校6年 新井 陽咲

<審査委員講評>

温かな言葉を使える人は優しい人です。温かい言葉を少しでも多く使うことを心掛けていたら、どんどん優しい気持ちが育っていくと思える内容で、読んでいても聞いていても心が温かくなる標語です。こどもたちには、ぜひ、そういう言葉を使える人になってほしい、そういう言葉をたくさん知ってほしいと願います。

 

友達を大切にする思いやり忘れちゃいけない私の心

小竹小学校5年 江村 紡

 

<審査委員講評>

「友達を大切に」という言葉はよく聞きますが、実際に行動に移せる人はどれくらいいるでしょうか。人と人とはお互い様で生きているのだということを、忘れてはいけないと感じることができます。また、友達のことだけではなく、自分自身の心を思いやることを忘れないようにするということを意識できる標語です。

優良賞

人と人 つなぐきっかけ 思いやり             

佐倉小学校6年 三田 夏実

苦しくなったら 話してね みんなが君の味方だよ 

内郷小学校5年 稲垣 里久

くらべない やさしい心で みとめ合おう   

上志津小学校5年 小林 誠一朗

やさしい言葉のプレゼント みんなでたくさん届けよう   

下志津小学校5年 川津 彩純

勇気ある 小さな行動 未来が変わる         

下志津小学校6年 野中 柚奈

いじめダメ その一言で 救われる 少しの勇気が 未来を変える     

根郷小学校6年 モハマド マリヤム

そのこぶし 開いてつなげば 笑顔咲く      

根郷小学校6年 倉次 璃青

「大丈夫」やさしい声とやさしい目を世界のみんなに届けよう            

和田小学校5年 椎名 智彦

よく考えて その発言 誰でもどこでも 正しいの?            

井野小学校6年 齋藤 佳歩

守ろうよ みんなの笑顔と 生きる意味     

井野小学校6年   岸田 楓子

すくいの手 さしのべたなら かわる未来  

佐倉東小学校5年 𡈽田 悠太

自分の心 相手の心 見えないからこそ思いやりを大切に     

佐倉東小学校6年 渡邉 結花

幸せは やさしい笑顔 やさしい言葉 思いやりの心にやってくる     

王子台小学校5年 頼 夢華

ごめんと言われても 心の傷は 消えないよ いじめって         

青菅小学校6年 松村 莉央

いじめない 大きな心 広めよう  

寺崎小学校6年   鎗田 芽依

未来への 幸福一つ 増やすには みんなが目指せ バリアフリー     

山王小学校6年 山崎 光莉

育てようやさしい心認める個性     

染井野小学校5年 高木 志綺

大丈夫? 勇気ある一言が 人をつなぐ     

白銀小学校5年   藤田 柚琉

 

【全体講評】~審査委員より~

今年も、佐倉市の多くの小学生が、人権をさまざまな角度から考え、一生懸命標語を作ってくれました。どれも素晴らしい標語です。今までにない新しい視点のものや、いじめを起こさないように具体的な行動が含まれているものもあり、非常に特色のある内容でした。昨今、個性を尊重する内容も増えています。個性は大切ですが、何よりも優先されるわけではないことを理解することも大切です。今後、AIに作文や標語をつくってもらおうと考える人が出てくるかもしれません。しかし、自分で標語を考えることで、日々の生活や、クラスの友達のことなどを振り返り、見つめなおすことができます。この標語コンテストが、みなさんの考えるきっかけになれば嬉しく思います。

この記事に関するお問い合わせ先

[市民部]自治人権推進課(人権・男女平等参画推進班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-1948
ファクス:043-484-1677

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