令和5年度 佐倉市小学生人権標語コンテスト入賞作品決定!!

更新日:2023年12月01日

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令和5年度 佐倉市小学生人権標語コンテスト入賞作品決定!!

市では、人権尊重の理解を深め、豊かな人権感覚を身につけてもらうことを目的に市内の小学校5、6年生を対象に人権標語コンテストを実施しました。今年度、1,683編の作品の中から最優秀賞(1名)・優秀賞(3名)・優良賞(20名)が決まりました。

最優秀賞

 

大丈夫 君がいることに 意味がある

間野台小学校6年 須藤 聡生

<審査委員講評>

孤立したり、困ったりしている子たちにエールを送っている様子がうかがえます。全体に対する声掛けではなく、一人ひとりに視点を当てている印象から、優しくも力のある絶対的な肯定の言葉で、とても勇気づけられる作品です。自己肯定感が高まらない時もありますが、悩む必要はありません。人はみんな存在する意味があり、誰かにとっての大切な存在です。この標語をきっかけに、自分自身の大切さを改めて感じてほしいです。

優秀賞

 

比べない それぞれ輝く 場所がある

南志津小学校5年 工藤 陽真

 

<審査委員講評>

人が生まれながらにして持っている「人権」を、わかりやすく説明してくれている標語です。みんなが違っていても、みんなが大切で、それぞれ違った特長を生かすことが大事であり、どんな人も受け入れられる特別な場所がある、ということを、誰もがわかるように簡潔な言葉で表現している点が印象的でした。一人ひとりの個性を尊重して皆を大切にしたい、という作者の思いが伝わってきます。

 

思いやり さしだす勇気 あなたの手

井野小学校5年 中野 萌彩

<審査委員講評>

この標語は、友情や優しさ、助け合いの大切さが伝わる前向きな気持ちになれる作品です。

いじめられている人や困っている人がいた時に、救いの手を差しのべるということを、実際に行動に移すことは難しいものです。ですが、勇気をもって行動することはとても素敵なことです。この標語を通じて、こどもたちが勇気をもち、多くの人を救ってくれることを期待します。

 

 

見えないからこそ 大事にしたい あなたの心とあなたの気持ち

王子台小学校6年 山部 泰雅

 

<審査委員講評>

他人の気持ちを理解し、尊重することが大切だという、とても重要な教訓を提供してくれる作品です。小学生もPCやスマートフォンを使用する機会が増え、SNSが身近なものとなりました。また、対面していても、表情には出ずに見えないこともあります。ですが、気持ちを理解しようとすることが大切です。他人の気持ちや状況が見えにくい時こそ、より理解し、支えあうべきだと教えてくれます。この標語から、共感と思いやりの心を育んでもらえると嬉しいです。

優良賞

 

みとめよう、その人らしさ、あなたらしさ

佐倉小学校5年 宮田 千春

「だいじょうぶ?」 いえたらいいな 思いやり

内郷小学校5年鳥谷 寿志

思いやり そこから始まる皆の輪 ありがとう 言葉が私のエネルギー

内郷小学校6年 齋藤 美月

みとめ合おう みんなの個性 みんないい

臼井小学校6年 ベリージョーゼフ

ごめんなさい魔法の言葉で仲直り ありがとうその一言で人を笑顔に

千代田小学校6年 古川 紗帆

笑顔になれる 魔法の言葉 「ありがとう」

志津小学校6年 加瀬 詢真

いじめダメ小さなおふざけ大きな傷

根郷小学校5年 伊藤 心咲

かんがえて画面の先にあるこころ

根郷小学校6年 藤本 蒼太

おはようで 笑顔広がる 世界になる

和田小学校6年 大川 さくら

声かけて 幸せ社会 つくろうよ!

弥富小学校6年 土屋 希生

勇気出し あの子の心に はじめの一歩

井野小学校6年 土屋 七海

その個性 この世に一つの 宝物

佐倉東小学校6年 道上 友樹

わかり合おう みんな平等 心の輪

西志津小学校6年 青山 咲楽

みんな違って当たり前 自分らしさが輝く未来

小竹小学校6年 丸山 凜子

ためらわず皆のその手さしのべて

小竹小学校6年 湯上 はな

自信もって君のその色たからもの

青菅小学校6年 山崎 来夏

「どうしたの?」見て見ぬふりせず ふみだそう

寺崎小学校5年 井関 結子

ありがとう 数だけ心に 花がさく

山王小学校5年 三好 透羽乃

声かけて ヘルプマーク ついてるよ

染井野小学校6年 森川 颯介

みんな違う だからこそいい 十人十色

白銀小学校6年 飯島 瑞稀

 

 

【全体講評】~審査委員より~

今年も、佐倉市の多くの小学生が人権標語コンテストに参加してくれました。いじめを扱った作品から、SNS、ネットといった、時流を捉えた作品、また、一人ひとりの違いを個性として認識しようとする、“多様性”に注目した作品など、いろいろな角度の視点から応募がありました。みなさん真剣に考えて、標語にしてくれたな。と感じます。

選考のときは、何回も何回も読み直し、議論して、真剣に評価をしました。本当に素晴らしい作品を考えてくれてありがとう。と皆さんに伝えたいです。

市内の小学生、みんなが人権について考えた時間には、とても大きな意味があります。標語で伝えたかったその気持ちを心にとめ、学校生活も、日常生活も仲良く過ごしてくれると思います。また、標語を聴いた大人にも、子どもたちの作品から、かけがえのない大切な想いを感じ取ってもらえることを願っています。

この記事に関するお問い合わせ先

[市民部]自治人権推進課(人権・男女平等参画推進班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-1948
ファクス:043-484-1677

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