令和6年度 佐倉市小学生人権標語コンテスト入賞作品決定!!

更新日:2024年12月01日

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令和6年度 佐倉市小学生人権標語コンテスト入賞作品決定!!

市では、人権尊重の理解を深め、豊かな人権感覚を身につけてもらうことを目的に市内の小学校5、6年生を対象に人権標語コンテストを実施しました。今年度、1,960編の作品の中から最優秀賞(1名)・優秀賞(3名)・優良賞(21名)が決まりました。

最優秀賞

 

ちがっても ちがうからこそ 一人一人が主人公

志津小学校5年 古岩 結桜 

<審査委員講評>

一人ひとりの個性を尊重し、それぞれの良さを認めようという気持ちが伝わってくる素晴らしい作品です。みんな違ってみんな良いという思いが「一人一人が主人公」という言葉に表れており、自信につながると思います。誰にでも必ず良いところがある。その良さに気づくことが大切です。誰しも他人と比較してしまうことがありますが、そうではなく自分の良さ、他人の良さを認められる人が増えると嬉しいです。

優秀賞

 

思いやり 見えないところで 花がさく

臼井小学校6年 吉原 怜音

 

<審査委員講評>

佐倉市70周年のテーマ、これからも咲く佐倉と「花がさく」があっていて、とてもタイムリーな作品です。「見えないところで」という表現に奥ゆかしさが感じられ、そのような感性を持った子どもたちがいることを嬉しく思います。目立たなくても、静かに友達を見守っている、いつも気にかけているという優しい気持ちを持つことがいじめのない学校になる、という思いとして伝わってきます。誰も見ていないところでの思いやりでも、実を結ぶことがあると思います。

 

やめようよ その内緒話が いじめにかわる

青菅小学校5年 広沢 岳

<審査委員講評>

日常の学校生活の中に潜んでいる危険性に、気づくことができる作品です。具体性もありとても良いと思います。内緒話は昔から言われているように周りの人に嫌な思いを与えるものなので、その先には「いじめ」「仲間外れ」があるよというメッセージが伝わってきます。それをずばり指摘できることはとても良いことだと思います。

 

悪口を 「言われる重さ」と「言う軽さ」

寺崎小学校6年 鈴木 健太郎

 

<審査委員講評>

言う側、言われる側の違いを対比することで、とても分かりやすい作品となっています。この標語は、言う側の無責任さ、言われる側の辛さ、という感覚がよく伝わってきます。「悪口」というマイナスイメージが表現として出ていますが、そのことに気づいていけるよう具体的な行動として入っていることが良かったです。そこに気づけることはとても素晴らしいです。言葉の重みを考えずに発言してしまうと、思わぬトラブルになることがあります。この標語をきっかけに、今一度日常を振り返ってもらえればと思います。

優良賞

見ない知らない 人のせい その考え捨てて目指そう‼明るい社会     

佐倉小学校6年 竹内 音色

大丈夫君がいるから僕もいる 一人じゃないよ みんないるから         

内郷小学校5年 鳩谷 修平

ふつうって だれが決めるの? ちがいは個性 みとめ合おう           

  印南小学校5年 栗原 廉幸

忘れてない? 自分の個性 みんな違う輝き方で良いんだよ  

千代田小学校6年 高山 れいか

家族や友達いつでも味方、大切にみんな平等、にこにこ笑顔  

上志津小学校6年 大瀬 鈴子

やさしい言葉 世界にひろげて みんなが笑顔         

下志津小学校5年 坂根 可歩

くらべない 自分のがんばり それがすごい            

南志津小学校5年 田中 愛來

みとめ合おう みんなの心 みとめよう 自分の個性            

和田小学校6年   谷本 笑珠花

友だちとやさしさつなぐ合言葉 進んで伝える「ありがとう」            

弥富小学校5年 三須 愛葵

「ありがとう」 優しい世界を 開くカギ  

井野小学校5年 支倉 弥杖

ふやそうよ おたがいうれしい ほめ言葉  

井野小学校5年 土屋 苺果

差別しない みんなで守ろう 協力プレー  

佐倉東小学校5年 横山 凛奈

言葉にしよう 自分の想い 想うだけじゃ 伝わらない         

西志津小学校6年 井上 さくら

ありがとう 心にたまる 贈り物  

小竹小学校5年 三原 颯人

みとめよう、一人一人の個性、全て大事な宝物         

王子台小学校5年 三浦 由梨奈

あなたの声がだれかをすくう 勇気を出して大きい一声         

王子台小学校6年 三橋 和花

優しさの グッジョブあふれる 学校に      

青菅小学校5年 沼田 実優

いじめはみじめ すてきな世界に よういはじめ!  

山王小学校5年 井出 旺佑

みんな平等 生きてるだけで 100点まんてん     

染井野小学校5年 白戸 穂乃香

やさしい言葉、きれいな言葉、相手を思う言葉、仲良しのひけつ。     

白銀小学校5年 佐藤 圭悟

他人事 いつかはきっと 自分事  

白銀小学校6年 加瀬 優元

 

【全体講評】~審査委員より~

今年も、佐倉市の多くの小学生が人権標語コンテストに参加してくれました。どの作品も非常にレベルが高く、選出に苦労しました。いじめを扱った作品が多くみられ、中でも「個性」「差別」という観点の作品が多いのが印象的でした。個性を大切にしようという気持ち、差別はダメという思いを持ち、真剣に考えて作ってくれたことが大変よく伝わってきました。良いことは当然皆さんも分かっていると思いますが、なかなか行動に移せない中で標語を考えることは、自分達の生活を改めて見直すことに繋がったのではないでしょうか。この標語コンテストを機に「人権」について改めて考え、日頃の生活から意識をもって生活してもらえると嬉しいです。

この記事に関するお問い合わせ先

[市民部]自治人権推進課(人権・男女平等参画推進班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-1948
ファクス:043-484-1677

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