乳がんの早期発見と対処のために
日本人女性のかかるがん第1位「乳がん」

乳がんは30代前半から急増し、45~49歳と70~74歳の2回、ピークを迎え、女性で最も多く見つかるがんです(厚生労働省「平成31年(令和元年)全国がん登録罹患数・率報告」)。早期に見つけて適切に治療すれば9割以上のケースで治癒が期待できます。
乳がんの早期発見と対処のために
「ブレスト・アウェアネス」をご存じですか?
「ブレスト・アウェアネス」とは、「日頃から、自分の乳房がどのような状態かを知っておくこと」です。乳房の状態に日ごろから関心を持ち、乳房の変化を感じたら速やかに医師に相談しましょう。
1.自分の乳房の状態を知る
月1回は、着替えや入浴、シャワーなどの際に乳房を見て、触って、感じて普段の状態を知りましょう。しこりを探す(自己触診)という意識は必要ありません。「いつもの乳房と変わりがないか」と変化に気を付けることがポイントです。
2.乳房の変化に気をつける
しこり、皮膚のへこみ、乳頭からの分泌物など、変化を自覚したらすぐに医師に相談しましょう。
3.変化に気づいたらすぐ医師へ相談する
しこりなどが、すべて乳がんの症状ではありませんが、乳がんの早期の症状の可能性があります。なるべくはやく医師に相談しましょう。早期治療は、乳がんが治る可能性も高くなり、治療による身体や費用の負担軽減につながります。
4.定期的に乳がん検診を受ける
早期のがんは自覚症状がないことがあるので、定期的にがん検診を受けることが大切です。佐倉市では30歳から乳がん検診を受診できます。定期的にがん検診を受ける習慣をつけましょう。
乳房をチェックするポイント
ブレスト・アウェアネスは、乳房の自己触診ではなく、乳房を意識して変化に気をつけて生活することです。普段と変わりがないか気軽に乳房をチェックする習慣をつけましょう。
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更新日:2022年12月12日