佐倉市が誕生して以来、まちもその姿を少しずつ変えながら成長を続けています。
(この記事は、「こうほう佐倉」平成16年3月1日号(944号)から転載し、一部修正したものです)
佐倉地区
古き良き時代の香りを今も残す町並み…佐倉地区
佐倉地区は江戸時代から、佐倉城の城下町として栄えてきました。
明治時代には陸軍の連隊が置かれ連隊のまちとして発展。商業が盛んになりました。
古い建物が今も残る町並みは、佐倉を代表する景観と言えます。
臼井・千代田地区
成田詣で賑わったかつての宿場町…臼井・千代田地区
臼井地区は、古くは成田山に参詣に出かける人で賑わう宿場町として栄えたまちです。
市制施行後は大規模な区画整理が行われ、京成臼井駅を中心とした計画的なまちづくりが進められました。
千代田地区では近年、染井野の大規模開発が行われました。
志津地区
佐倉の新しい風景…志津地区
市制施行以降、志津地区はその姿を大きく変えました。
首都圏に近いという地理的条件と、山林などの土地が多かったこともあり、昭和40年に行われた市内初の大規模宅地造成(中志津)を始めとして、急速に住宅地としての開発が進みました。
根郷地区
佐倉を支える工業のまち…根郷地区
厳しい市の財政状況を改善するため、昭和30年代後半から第1・2工業団地の整備が進められ、企業の誘致が始まりました。
昭和56年には、第3工業団地の造成が開始され、根郷地区は工業地区へと変貌を遂げました。
和田・弥富地区
伝統が息づく農村地帯…和田・弥富地区
国道51号の南に広がる和田・弥富地区は、昔ながらの農村地帯。ヤマトイモは県内有数の生産量を誇り、メロンはブランドになるまでになりました。
下勝田の獅子舞や弥富のどんど焼きなど、伝統ある文化が今も生きているまちです。
更新日:2022年06月01日