平和首長会議
佐倉市は「平和市長会議」に加盟しました
平成21年4月1日、佐倉市は「平和市長会議」(現在の名称「平和首長会議」)に加盟しました。
平和市長会議は、 広島・長崎両市長の提案で1982年(昭和57年)に創設されました。 (当初は「世界平和連帯都市市長会議」、平成13年8月に「平和市長会議」に名称変更、平成25年1月に「平和首長会議に名称変更)
世界の都市が国境を越えて連帯し、ともに核兵器廃絶への道を切り開こうという、広島・長崎両市長から提唱された「核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画」に世界各国の市長が賛同しています。
佐倉市も、広島市長からの加盟の呼びかけに応え、加盟をすることにいたしました。
核兵器の全面禁止と廃絶は佐倉市民の願いです。市では今後も平和啓発事業を実施し、世界の恒久平和実現に寄与してまいります。
参照(リンク)
第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会を開催いたしました(2016年11月7日~8日)
平和首長会議は、世界の都市が連携を築き、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に寄与することを目的としています。平成28年12月1日現在、世界162ヶ国・地域の7,196の都市が加盟しており、国内については、全国1,741自治体のうち千葉県内すべての市町村をはじめ、全体では95.1%となる1,655の自治体が加盟しています。
平和首長会議の国内における取組の充実を図るため開催されている、第6回となる平和首長会議国内加盟都市会議総会を、11月7日(月曜日)、8日(火曜日)の2日間にわたり、佐倉市で開催いたしました。全国から過去最大となる111自治体・185人(うち首長49人)にご参加いただいたほか、出演者等も含め600人を超える市民の皆さまにもご参加いただきました。
「ピース フロム 佐倉」
初日の11月7日(月曜日)は、佐倉市民音楽ホールにおいて、「ピース フロム 佐倉」と題したプログラムを開催いたしました。
佐倉市プロモーション映像上映
平和首長会議のために作成した佐倉市プロモーション映像を上映いたしました。
地球のステージ平和コンサート
NPO法人「地球のステージ」代表理事である医師の桑山紀彦氏によるライブ音楽と大画面の映像、スライドによる語りを組み合わせた、平和を願うコンサートステージを行いました。桑山氏はこれまで60を超える国において国際医療支援活動を展開し、紛争地や被災地で心に傷を負った人々への心のケアを中心として支援活動を続けています。今回は、広島・長崎で核兵器廃絶に向けた活動を続けている人々の平和への思いをまじえ、平和首長会議のための特別バージョンでお届けをいたしました。
佐倉市ゆかりの著名人からの平和メッセージ
佐倉市ゆかりの著名人として、世界各国で読み親しまれている「ルパン三世」の作者として有名な佐倉市在住の漫画家モンキー・パンチ先生と、佐倉市と連携協定を結んでいる女子美術大学の名誉理事長であり、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞されました大村智(おおむら さとし)先生からいただいた平和メッセージをご紹介いたしました。
歴博平和講演「佐倉連隊ー戦争と平和」
佐倉にゆかりのある歩兵第57連隊を含めて近代日本の軍隊と地域関係史、戦後日本社会史などについてご研究をされている国立歴史民俗博物館研究部教授 荒川章二先生に、「戦争と平和」をテーマとした国立歴史民俗博物館の第6展示室の紹介を兼ねたお話を伺いながら、先の戦争の記憶をどう次の世代に引き継いでいくのかについて、ご講演をいただきました。
被爆者の平和メッセージと佐倉平和使節団活動報告
今年度、広島で平和学習を行ってきた中学生の皆さんに、その成果を発表していただきました。あわせて、平和使節団のために二千万円のご寄付をされた、元佐倉市原爆被爆者の会代表である故山本昌司さんの平和メッセージをご紹介いたしました。
使節団活動報告(抜粋)
私たちは学校の授業で第二次世界大戦や原爆について勉強しました。今はインターネット等で多くの情報が簡単に手に入る時代で、戦争や原爆の惨状について個人的にも知ることができます。
しかし、実際に広島へ行って、様々な資料を目で見ることで深まった理解は、教科書やインターネットを通じて自分が想像したイメージとは次元が違っていました。言葉では到底表現できない数々の資料が、そこにはありました。
私たちの使命は、戦争や原爆について伝え続けていくことです。でも、正直なところ、戦争の実体験のない私たちが、言葉や資料を見せて伝えられるようなものでもないことを感じたことも事実です。
実際に被爆地を訪れ、広島平和記念資料館をはじめとする数々の原爆の痕跡を目で見て肌で感じることが一番、効果的な方法です。
この会場にいる皆さん、ぜひ、被爆地を訪問してください。実際に広島や長崎を訪れて、原爆の惨状と今の平和の重みを感じてください。
私たちはこれからも佐倉平和使節団として、平和について訴え続けていきます。
第21回佐倉平和使節 団長 石井 渚稀
小学生による平和合唱
佐倉小学校、白銀小学校、臼井小学校、間野台小学校の児童による平和合唱を行いました。最後に4校合同で「HEIWAの鐘」を歌いました。
会場内において物産展を開催
会場において、佐倉商工会議所、佐倉市観光土産品組合、ユニバーサル農業さくら野菜お届け便円卓会議のご協力をいただき、佐倉の物産展を開催いたしました。
第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会
2日目の11月8日(火曜日)は、ウィシュトンホテル・ユーカリにおいて、第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会を開催いたしました。
まず、東京都三鷹市長、東京都東大和市長及び東京都国立市長から、それぞれの市の平和に関する取組事例の報告を聞きました。
続いて議事において、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」に対し、平和首長会議として賛同・協力することについて、また、「核兵器禁止条約」の早期実現に向けた取組の推進についての要請文を日本政府に提出することについて、可決いたしました。
その後、第9回平和首長会議総会(平成29年(2017年)8月長崎開催)などについて事務局から報告するとともに、自由な意見交換を行いました。そして最後に「第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会総括文書」を採択し閉会いたしました。
(議事資料や総括文書については平和首長会議のウェブページをご参照ください)
歴博視察
平和首長会議に参加した自治体関係者のうち、希望者61人を対象に、「戦争と平和」をテーマとした第6展示室を中心に国立歴史民俗博物館を視察いたしました。
第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会
平和首長会議は、世界の都市が連携し、核兵器の廃絶に向けた取り組みをすすめることで、世界恒久平和の実現に寄与することを目指しています。国内における取り組みの充実を図るために毎年度開催される国内加盟都市会議総会を、今年度は佐倉市で開催します。
会期の1日目である11 月7 日は「ピース フロム 佐倉」をテーマとしたプログラムを開催することで、平和条例を制定し、平和都市宣言を有する佐倉市から、核兵器廃絶と平和への思いを広げたいと考えております。
- (注意)第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会は、11月7日・8日で開催されます。8日は、加盟自治体を対象とした会議となります。
- (注意)11月3日(木曜日)付けにて佐倉市に不審なメールが届きましたが、安全点検・警戒体制を一層強化し、予定どおり開催いたします。
第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会
日時:平成28年11月7日(月曜日)
開場:午後1時00分
開演:午後2時
場所:佐倉市民音楽ホール
入場無料
要申込(定員になり次第締め切り)
プログラム
14時~
第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会開会挨拶
14時15分~
「ピースフロム佐倉」第一部
佐倉市プロモーション映像上映
地球のステージ平和コンサート
15時45分~
休憩
16時~
「ピースフロム佐倉」第二部
佐倉市ゆかりの著名人からの平和メッセージ
歴博平和講演「佐倉連隊ー戦争と平和」
国立歴史民俗博物館研究部教授 荒川章二先生
被爆者の平和メッセージと佐倉平和使節団活動報告
小学生による平和合唱
17時30分
「ピースフロム佐倉」閉会挨拶
申込方法
10月3日(月曜日)午前9時から電話で受け付け
広報課 電話 043‐484‐6103
- (注意)会場では、佐倉市の物産品を紹介・販売いたします。
- (注意)駐車場に限りがありますので、公共交通機関でのご来場をお願いいたします。
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この記事に関するお問い合わせ先
[企画政策部]広報課(出版・平和・国際班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-6101
ファクス:043-486-8720
更新日:2022年06月01日