「佐倉ふるさと体操」
「佐倉ふるさと体操」で元気になろう
「ふるさと」の歌に合わせて、いつでも、どこでも、誰でも、手軽にできる体操です。
スマートフォン向けの健康管理アプリ「グッピー ヘルスケア」でも体操の動画をご覧いただけます。
詳しくはこのページ内「アプリでどこでも体操が見られます」をご覧ください。
【1番】テーマ『伝統の技』昔の佐倉
昔、佐倉藩では、武士が弓や剣術に励み、印旛沼では、投網(とあみ)で漁をしていました。
体操の1番では、これらのイメージに沿った動きが取り入れられています。
【2番】テーマ『マラソンの街』現在の佐倉
現在では佐倉は、健康マラソンの街として、風車とともに、全国的にその名が知られています。
体操の2番では、マラソンランナーや風車にちなんだ動きを取り入れました。
【3番】テーマ『美しき自然』未来の佐倉
未来の佐倉が、清き水をまもり、花や鳥と共生できる街であるよう、願いをこめて、印旛沼の水面を滑るボートや広がりゆく未来をイメージした動きを取り入れました。
体操の特徴
みんなで作った、わがまち「佐倉」の体操です
作成にあたっては、佐倉市内で運動指導などを行っている『NPO法人 ニッポンランナーズ』をはじめ、音楽の力を福祉や医療に活かす専門家である音楽療法士や、市民ボランティアの皆さんも加わり、みんなで話し合いながら作りました。
体操の動きはそれぞれ「佐倉」にちなんだものになっており、体を動かしながら佐倉の名所や伝統に触れることができます。
また、体操の監修者である、順天堂大学スポーツ健康科学部の河合祥雄教授(当時)により、効果や安全性の検証がなされています。
こちらもご覧ください
体操のモデルとなった剣術「立身流(たつみりゅう)」のホームページ
誰でも手軽にできて、しかも効果的
この体操は誰でも参加できる体操です。
立ってでも座ってでもできる内容になっていますので、自宅や地域の集まりなどで、1人でも大勢でも気軽に行えます。
椅子に座ったままでも、十分に運動の効果が期待できますし、お元気な方は、立って、より美しく、伝統の動きに忠実に行うことを目標とします。
体を動かすこと自体が難しい方やおっくうな方は、歌うことで参加できます。歌うのが難しい方は、聞くだけでもかまいません。
また、「故郷(ふるさと)」の歌に合わせて行いますので、特別な道具や音楽は必要ありません。
レベルアップが面白い!
体操の難易度は、姿勢、体勢によって、座位 → 立位(足の動きなし) → 立位(足の動きあり)の順に難しくなります。
さらに、歌を歌いながら行えば、頭の体操にもなります。
それぞれの体力に合わせて、また、慣れてきたら徐々にレベルを上げて、ずっと楽しめる体操です。
体操の曲「ふるさと」について
『故郷』作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一
文化庁「親子で歌いつごう 日本の歌百選」の中から、高齢者になじみがあり、歌詞を見なくても口ずさめて、ゆっくりとした動きに合う曲を選びました。
また、体操のテーマ「1番:昔の佐倉」、「2番:現在の佐倉」、「3番:未来の佐倉」は、「ふるさと」の歌詞が、1番は過去、2番は現在、3番が未来のことを表していることにちなんで決められました。
体操の効果
体操全体の効果
- 体を動かすことの気持ちよさ、楽しさを感じられる
- 高齢者の体力・生活機能の維持
- 脳の活性化
体操に共通して含まれる運動の効果
(1)背中(肩甲骨:けんこうこつ)を意識した運動
私たちの体は加齢とともに体が丸くなってきますが、その原因の一つに、胸の筋肉に余計な力が入り、筋肉が固くなることが挙げられます。
背中の筋肉にしっかり力を入れると、その作用で胸や腹部の筋肉がリラックスされ、背筋が伸びてよい姿勢を取りやすくなります。
(2)腹部(おなか)を意識した運動
お腹の筋肉に力を入れて動かし、良い姿勢の維持や、歩くときに足をしっかり前に出す力をつける効果があります。
(3)体をひねる運動
高齢期に低下しやすい動きとして、体をひねる動作があります。背中が丸くなったり筋肉が固くなったりすると、ひねる動きが困難になるからです。
この体操は体をひねる動きを取り入れ、筋肉を柔軟にして動きやすくします。
ただし、急激に動作を行うと痛みが発生する場合もありますので、無理のない範囲で行いましょう。
(4)深呼吸
老化するのは手足の筋肉だけではありません。呼吸にかかわる筋肉も加齢により弱くなり、心肺機能が低下してきます。
大きくゆったりと深呼吸を繰り返すことで、体内に新鮮な酸素を取り入れ、呼吸器系の筋肉を維持します。
体操を楽しむために
楽しく体を動かすことが優先
体操を行う上で、「この通りに行わなければいけない」ということはありません。模範の動きと違っていても、決して「間違い」ではありません。
正しい形にこだわらず、体操を楽しむこと自体がとても有意義なのです。
体操の注意点
- 左右の動きがあるものは、どちらから行ってもかまいません。
- 息を止めないこと。無理に動きに呼吸を合わせないで、歌いながら自然に息継ぎをする程度で。
- 動きはゆっくり大きく、痛みの出ない範囲で行いましょう。
体操のパンフレット、CD、DVD、動画配信について
体操のパンフレット(無料)が置いてある施設
佐倉市役所 内
- 本館1階(市民課・健康保険課)
- 本館5階(佐倉の魅力推進課)
- 社会福祉センター1階(高齢者福祉課)
- 社会福祉センター2階(社会福祉協議会)
佐倉市内の下記の施設
- 各出張所及び派出所・公民館
- 市民サービスセンター(佐倉・西志津)
- 臼井情報コーナー
- 志津コミュニティセンター
- 千代田・染井野ふれあいセンター
- 和田ふるさと館
- 図書館(佐倉・志津・佐倉南)
- 健康管理センター
- 保健センター(西部・南部)
- 佐倉市地域包括支援センター
- 西部地域福祉センター
- 南部地域福祉センター
遠方で取りに来られない方や、地域での活動等で5部以上の部数が必要な方は、高齢者福祉課にご相談ください。
体操用CD、DVDが置いてある施設
- 佐倉市役所高齢者福祉課
- 佐倉市地域包括支援センター
- 志津図書館
- 佐倉南図書館
CDには体操用の「故郷」の歌が1曲入っています。(2分35秒)
- 合唱:佐倉市民カレッジコーラス
- 指揮:稲川明子
- ピアノ伴奏:村上菜津子
ご希望の方には貸し出しも行っています。貸出期間は1団体あたり2週間程度です。
(注意)販売は行いませんのでご了承ください。
パンフレット(印刷用)
パンフレット(印刷用)ダウンロード(クリックするとPDFファイルが開きます)
パンフレット表紙 A4サイズ
「故郷」の歌詞、監修のことば、体操の注意点 A4サイズ
座って行う体操(1番) A4サイズ
座って行う体操(2番) A4サイズ
座って行う体操(3番) A4サイズ
立って行う体操(1~3番) A3サイズ
体操に出てくる佐倉の風景の解説佐倉市地域包括支援センターの連絡先 A4サイズ
「ふるさと体操」のパンフレット、CDならびにDVDの著作権は佐倉市にあります。営利目的での使用は固くお断りします。
アプリでどこでも体操が見られます
「佐倉ふるさと体操」の動画が、スマートフォンアプリでもご覧いただけるようになりました。
スマートフォン向けの無料アプリ「グッピー ヘルスケア」には、「佐倉ふるさと体操」をはじめ、全国各地のご当地体操が100種類以上掲載されています。
このほか、歩数、エクササイズ動画、体重管理、食事記録など、健康に関する情報をまとめて管理できます。
(注意)サービス・アプリ利用料は無料ですが、情報の受信等にかかるパケット通信料は利用者負担となります。
「グッピー ヘルスケア」アプリダウンロード

(上の文字をクリックするとアプリの紹介ページが別ウィンドウで開きます。)
「グッピー ヘルスケア」無料アプリは、上の二次元コード(QRコード)またはリンク先のダウンロードページから、ダウンロードしてください。
体操の「出前講座」を承ります
「佐倉ふるさと体操」を詳しく知りたいという方や、仲間と一緒に体操を覚えたいという方のために、高齢者福祉課では、「出前講座」を随時開催しています。
自治会など地域の集まりや仲間の会、サークル活動の研修会などに是非ご利用ください。また市内5か所の佐倉市地域包括支援センターでも受け付けておりますので、お気軽に問い合わせてください。
介護予防に関する次のようなテーマの出前講座も承ります。
介護予防全般・介護予防体操・フレイル予防・物忘れ予防・心の健康・その他何でもお気軽にご相談ください。
申し込み方法
まず、高齢者福祉課(電話:043-484-6343)までご連絡ください。
申し込み書に内容をご記入の上、高齢者福祉課まで直接お持ちいただくか、郵便またはファクスでお送りください。
ご希望の日時と会場、参加予定人数、具体的な講話の内容などについて、調整させていただきます。
申し込み書はこちらからダウンロードできます。 → 印刷用申込書(下記PDFファイル参照)
市役所の高齢者福祉課、市内の各公民館、ミレニアムセンター佐倉、西志津ふれあいセンター、志津コミュニティセンター、地域福祉センター、保健センターの窓口にも置いてあります。
更新日:2023年12月28日