塚本美術館
お知らせ
【時代を彩る名刀展】令和7年4月1日~令和7年6月27日
【太刀 銘 月山貞一(がっさん さだかず)】


奥州月山(山形)で鎌倉時代から始まるという月山鍛冶は、室町末期以降はほとんど見られなくなりましたが、江戸時代に月山貞吉が大坂に突然現れました。貞一はその養子で月山鍛冶を継ぎ、廃刀令による不遇の時代にありながら優れた作品を残しています。
この太刀は明治末期のもので細身に合ったきれいな小丁子の刃文です。明治天皇から帝室技芸員(現在の人間国宝)という名誉ある称号を受けています。
【刀 無銘 長船兼光】

光忠に始まる長船派は、南北朝期には同じ長船を名乗る別系の長義一派、元重・盛景や小反りの諸工がおり、兼光は長船派正系4代目です。
幅広・長寸で鋒の伸びたこの期に共通する大振りな体配にゆったりとした湾れに互の目の刃文は兼光の典型作です。よく切れる事でも有名で、多くの名作を残しています。中でも「一国兼光」は、土佐藩主山内一豊が土佐一国にも代えがたいと渇望して求めたとして有名です。
施設概要

塚本美術館は、国内有数の収蔵数を誇る日本刀専門のユニークな美術館です。
佐倉出身の実業家、故塚本素山氏のコレクションをもとに設立されました。刀身400点、鞘250点の所蔵品の中から、3ヶ月ごとに約20点ずつを展示しています。
施設案内

- 所在地:佐倉市裏新町1-4
- 開館時間:午前10時から午後4時
- 休館日:土曜日・日曜日・月曜日、祝日、年末年始 (注意)第3土曜日を除く
- 入館料:無料
- 交通 :京成佐倉駅下車徒歩約10分、JR佐倉駅下車徒歩約20分
- 駐車場:無料
※団体でお越しの方は、事前に塚本美術館までお電話ください。
電話:043-486-7079(塚本美術館直通)
※敷地内は、全面禁煙です。ご協力のほどお願いいたします。
地図
お問い合わせ
塚本美術館 電話: 043-486-7097
(注意)展示内容につきましては、塚本美術館に直接お問い合わせください。
[産業振興部]佐倉の魅力推進課
電話: 043-484-6146 ファクス: 043-484-5061
更新日:2024年07月04日