井野の辻切り
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毎年1月25日に井野で行われる、藁で作った大きな蛇を村境の木の上に取り付けて睨みをきかせ、災厄や疫病などが外部から侵入するのを遮ることを目的とした民俗行事です。
蛇は、昔からの決まりに従って、「ネンバン」または「ヤドモト」と呼ばれる家が世話係となり作られます。全長2間半ほどの大きな蛇(大辻)は村境6か所の木に掛け、小さな蛇(小辻)は各家の戸口に掛けます。
県内でも蛇を掛ける辻きりは、ここ井野と市川市や船橋市の旧村に伝わるだけで、重要な伝統行事といえます。
更新日:2022年06月01日