もっと楽しむ!佐倉市サムライRPG「天倫の桜」
天倫の桜がもっと楽しくなる
佐倉市を舞台にした、ロールプレイングゲーム「天倫(てんりん)の桜」。もうプレイしましたか?
このゲームには、佐倉市の歴史や民話、市内に実在する神社・武家屋敷等が登場し、キャラクターが佐倉市内を駆け巡る物語です。
現実とリンクした仕掛けもあり、単にダウンロードして遊ぶだけでなく、実際に「サムライのまち 佐倉」を知ることで、さらに楽しめる内容となっています。
このサイトを見れば、未プレイのかたはより興味が沸き、クリアした人も「あぁそうだったのか」と新たな発見があるはずです!
このサイトを見て「天倫の桜」と「佐倉の魅力」を感じてみてください。
公式PV
どのような信念を持つかによって、人は武士になるのではない。
どのような信念であれ、その信念を貫いて生きる姿勢こそが、人を武士たらしめるのだ。
四季折々の花に彩られる地、佐倉。時代は天下泰平の江戸中期、平和を謳歌する佐倉藩に突如として化物騒動が起きる。立身流剣術の使い手である若き佐倉藩士・武居新佐は藩命を受けて、幼馴染の但馬雫・市之丞の姉弟らと共に化物退治に乗り出すが、佐倉全体を巻き込む恐ろしい陰謀へと少しずつ巻き込まれていく。
武士としての道を歩もうとする若き藩士たちの前に立ちふさがる、数々の困難と別れの慟哭。交錯する運命の果てに、彼らが見出した道とは何か。
責任、信義、忠義、思慕、愛。それぞれの信念を守るための悲しい戦いが、佐倉にて幕を開ける。
ゲームの紹介
1.物語
どのような信念を持つかによって、人は武士になるのではない。
どのような信念であれ、その信念を貫いて生きる姿勢こそが、人を武士たらしめるのだ。
― 江戸時代中頃のこと。佐倉藩士である武居新佐と但馬市之丞は、平和な日々の中でも懸命に剣術の修行に励み、武士として少しでも佐倉藩の役に立つことを願っていた。
しかし、突如として佐倉の各地に『骸(むくろ)』と呼ばれるも魔物が現れるようになり、領民たちは恐ろしい混乱に見舞われる。
3年前、先代の藩主が病のために急逝し、子の凛太郎はまだ元服前だったため、現在の藩政は凛太郎の母である千津の方が執っていた。
千津の方からの命を受けて新佐と市之丞は骸との戦いに身を投じ、佐倉藩門外不出の立身流の剣を振るうが、次第に大きな運命のうねりに巻き込まれていく。
立派な武士たらんとする若者たちの信念は、印旛沼の龍伝説と交錯して、佐倉藩の命運を賭けた戦いへ繋がっていくのであった・・・
佐倉に伝わる民話とのリンク
天倫の桜のストーリーは、古くから佐倉に伝わるお話と深く関わっています。
はじめに佐倉の民話を知ってからプレイすると、より楽しく遊ぶことができますよ♪
「天倫」に込められた“ねがい” 乱世と泰平のあいだで
物語の舞台となっているのは、江戸時代中ごろの佐倉です。この時には、合戦に明け暮れた戦国時代も終息し、戦乱のない平和な時代を迎えています。この戦乱の時代も終息した江戸時代に、「武士」をめぐる環境は大きく変化しました。
武士は、合戦、戦争を担ういわゆる「戦士」としての役割から、幕府・藩の政治を担う「官僚」としての役割へと大きく転換していくことが求められていったのです。いわば荒くれものばかりの戦国時代の武士たちに、領土の安定的な統治を担わせていくためには、大きな思想・倫理の転換が必要となっていきました。
江戸幕府は、再び下剋上を良しとする戦乱の時代へと突入しないように社会統制を図りました。武士たちには、主君に対する忠誠、幕府や藩といった所属する組織の倫理を最優先とすることを求めたのです。こうした幕府のねらいと合致する学問として、儒学の中でも身分秩序や君臣の上下を重んじる「朱子学」が幕府の学問として採用されました。武士たちが「朱子学」を学ぶことにより幕府が求める社会統制が実現され、武士は幕府・藩の安定的な政治を担う「官僚」として役割を変えていきます。
武士の信念をめぐって
しかしながら、朱子学だけでは武士が果たすべき社会責任を説明できないとして、これを批判した人物がいます。具体的な生活態度や所作なども含めた実践的な「士道」を説いた山鹿素行(やまがそこう、1622~85)です。
彼は、武士は労働に忙しい農工商に代わって道徳を究め、「天倫」(天から与えられる倫理、社会に正しい道)がおこなわれることのために専念しなければならないと説きました。これは所属する組織の倫理に従うことを求めた朱子学が説く内容と真っ向から対立するものでした。山鹿素行は、幕府から処罰を受け赤穂藩にお預けとなりましたが、これは幕府が推奨する学問である朱子学を批判したためと考えられています。
そして、朱子学の推奨をはじめとする幕府による社会統制が功を奏し、合戦に明け暮れた戦国時代は幕を閉じ、幕府と藩による支配体制は約260年続きました。「パクス・トクガワーナ(徳川の平和)」とも呼ばれ高く評価される長い太平の世が実現したのです。しかしその一方で、個人の倫理よりも幕府・藩の倫理が優先され、固定化された身分社会が続くことにもなりました。
あの有名な「赤穂浪士の討ち入り」は、そうした社会のうねりを映し出したものと捉えることもできるでしょう。この事件は「忠臣蔵」として歌舞伎の演目として人気となり、現在でも繰り返し演劇や映画の題材となっています。また、武士が守るべきものは何かという問題において、当時でも大きな議論を呼んだ事件でした。実は、山鹿素行は赤穂藩にお預けとなった時期に、藩主に請われ教鞭をとり、その気風を生んだ人物でもあると考えられています。
さて、ゲームを進めていくと「天倫の桜」の物語の中でも、藩の命に従うのか、自分が正しいと思う道を信じるのかという葛藤、武士が守るべき信念は何かということが重要な要素となってくることに気がつくのではないでしょうか。武士をめぐる思想の対立が、この物語の中にも通じる部分があるのです。そして、物語の中で登場人物のさまざまな“ねがい”を目にすることでしょう。
時代のうねりの中で、これらの問題は様々な場面で目に見えるかたちであらわれたように思います。また、現代社会の中でも組織の倫理だけでなく、それを超えた倫理を優先する必要がある場面に対峙することがあるのではないでしょうか。この地域創生RPGの制作には、事業活動を通じて地域発展・社会活動に意味のある影響を与えられればという“ねがい”も込められています。
これらの“ねがい”につながる言葉として、この物語のタイトルには、「天倫」という言葉が選ばれました。少し難しい言葉ですが、そうした様々な想いがつまったタイトルなんだと思っていただけるとうれしく思います。
2.人物
天倫の桜に出てくる登場人物は、魅力的な人ばかり!
実際の佐倉に関係の深い人物ばかりなので、佐倉を訪れると、より新佐や雫の生活を体感することができるかも・・・
相関図
登場人物
名前:武居新佐(たけい しんざ)
年齢:18歳
趣味:読書、剣の稽古、城下町の散策
立身流剣術を使う佐倉藩士。城下町の武家屋敷で暮らしている。
佐倉藩で5指に入るほどの優れた剣士。5年前に母親が、3年前に父親が亡くなったため、若くして武居家90石を継ぐことになった。
物静かで心優しい性格、口数は少なめ。出世欲や自己顕示欲がない。武士道を貴び、一藩士として佐倉藩のために力を尽くしたいと考えている。学問や読書を好むが、藩政に意見を述べるほどの知見はないとして、何よりも剣術の高みを目指している。
また、身分を問わず誰にも優しいため、城下町の平民から慕われており、同僚たちからの信頼も厚い。どれほど自分が苦しい時でも、他者への優しさを忘れない人物。
隣家の但馬雫・市之丞の姉弟とは幼いころからの友人。同い年の市之丞は幼いころから共に剣術を学んできた親友。2人の剣術の腕はほぼ互角で、揃って「双璧」と呼ばれているが、実はそれ以上に強いのが雫であり、新佐も市之丞も立ち合いで勝てたことがない。
新佐はそんな雫に幼いころから憧れており、数年ほど前からその憧れは恋心へと変わっているが、この想いはまだ雫には伝えていない。雫のように美しい女性が自分のような男の妻になってくれるはずがないと決め込んでいる。
名前:但馬市之丞(たじま いちのじょう)
年齢:18歳
趣味:剣の稽古、酒
佐倉藩但馬家の長男(現在は家長。 城下町の武家屋敷で暮らしている。 幼い頃に両親が急逝してから 姉の雫と共に但馬家を守ってきた。 雫と同じように奥方に対して深い恩義を感じており、生涯の忠誠を誓っている。 また、 幼い自分を育ててくれた姉にはそれ以上に感謝しており、誰よりもその幸せを願っていた(しかし性格上、言葉にして伝えたことはない)。
朴念仁にしてぶっきらぼうな性格(無神経ではない)。 ほとんど笑うことがない鉄面皮。 責任感が非常に強く、 奥方や佐倉藩に対しての忠義に厚い。 そのため藩士としての職務や剣術の稽古には常に真剣に取り組むが それ以外のことになると面倒くさがったり大雑把になったりすることが多い。
融通がきかないので同僚たちからは煙たがられることがあるが 武士としての誠実さと実直さは誰もが認めている。 奥方からの信頼も厚く直々に働きを命じられることがしばしばある。 そしてその現状に大きな喜びを感じているため、新佐とはまた違った方向で出世欲がない。
新佐とは幼なじみにして無二の友。 新佐とは性格がまったく違うが、幼い頃から不思議と馬が合った。何をするでもないのに新佐と過ごしていると心地よさを感じる。新佐には雫を嫁に迎えて欲しいと願っているが 新佐の心情を誰より理解していることもあり 軽い気持ちで結婚を薦めてはならないと自分を戒めている。
名前:但馬雫(たじま しずく)
年齢:19歳
趣味:裏庭の畑や菜園の世話、芝居見物、剣の稽古
武居家(新佐の家)の隣家に暮らす、佐倉藩但馬家150石の長女。
幼い頃に両親が流行り病で急逝してしまった折、藩主の奥方が自分の侍女に取り立ててくれたことで御家断絶の危機を免れることができた。そのため奥方に深い恩義を感じており弟の市之丞と共に生涯の忠誠を誓っている。
上品でおしとやか、口数は少なめ。武家の娘としての意識が高い。
若君の代わりに藩政を取り仕切る奥方の懐刀として多方面にて活躍しているが 侍女としての立場を貫き自己主張しないため佐倉城内にも彼女の能力の高さを理解している者は少ない。
また剣術においても研鑽を続けており、 新佐も市之丞も敵わないほどの強さを誇る。
幼い頃から但馬家の家事全般を担ってきたため、料理から掃除までなんでもこなすことができる。 知カ・学力ともに高くありがちな欠点や弱点もない。弟の市之丞が元服して藩士となった直後には、多くの武家から結婚の申し出を受けていたが、奥方が「雫を手放したくない」&「つまらない男に嫁がせたくない」と考えて相手の男を厳しくチェックしたため、最終的にすべての話が破談となった。
そしてこの数年は求婚の話そのものがなくなり、雫は密かに焦りはじめているが、気づいているものは誰もいない。
名前:井野天心(いの てんしん)
年齢:28歳
趣味:印旛沼付近の散策、読書
佐倉藩の筆頭家老。
数年前に浪人として佐倉藩へやって来た。
文武共に極めて優れており、その才能を見出した奥方によって佐倉藩士に取り立てられた。その後、さまざまな功績を立てながら出世を続け、若くして筆頭家老に就任した。
流派不明の剣術を使う。処世術に長けており、切れ者ではあるが人当たりが良い。
そのため家老に就任したことを妬んだり不満に思ったりする者はいなかった。
新佐も市之丞も雫も彼の家老としての能力を高く評価しており、兄のように慕っている。
名前:堀田凛太郎(ほったりんたろう)
年齢:13歳
趣味:剣の稽古 学問
佐倉藩主の三男。長男と次男、そして父親である藩主が相次いで早逝したため、幼くして佐倉藩主の座についた。実際の藩政は母親である千津の方が執っており、2年後に予定されている元服まで学問と武芸に励む日々を送っている。
千津の方にとってはただ一人残された息子であるため、溺愛されて育ったが、生来の聡明さが幸いして、判断力に優れ公平な目をもつ少年に成長した。
どちらかというと武芸よりも学問を好む。また、周囲の声に耳を傾ける謙虚さと強い意志、行動力を合わせ持っている。
その聡明さは藩の内外を問わずに知られているが、奥方の過保護ゆえに城外へ出ることは許されなかったため、顔はほとんど知られていない。
正義感も強いが、ただひたすらに正義を振りかざすだけでなく、正も悪も含めたすべてを飲み込むことができるほどの器の大きい人物。
幼くして亡くなってしまった兄たちや父親のためにも、立派な藩主になることを己に誓っている。
名前:安弥(安弥矛那比売神、あびむなのひめ)
年齢:2000歳くらい
趣味:人間の文化にふれること
古代より印旛沼に棲んでいた龍神。天帝である大龍王に連なる龍神。他の神々とは異なり、人間たちに興味を持っていた。
印旛沼の近くに人々が暮らすようになってからは、人間の姿になってしばしば村を訪ねて、村人たちとの交流を楽しんでいた。
そして彼らを良く知るうちに、龍神の人間に対する感情は興味から憧れへと少しずつ変化していく。人間たちの助け合う姿や、他人を思いやる姿、悲しみを懸命に乗り越えていく姿などが、龍神にとってはとても美しく感じられた。
奈良時代の頃、印旛沼の周辺をおそろしい大旱魃が襲った。これは天帝である大龍王が降雨を止めているためであり、龍神にはどうしようもないことだったが、龍神は天帝の意に逆らって雨を降らせてしまった。そのおかげで人々は救われたが、天帝の怒りを買った龍神はその身を三つに引き裂かれてしまう。
禁忌(神の立場を忘れて人間と恋におちたことや、天帝に逆らって雨を降らせたこと)を犯したことによる罪悪感を心に抱いているため、どことなく影のある雰囲気が漂う。
森羅万象に通ずる神であり、理知的で冷静。旅の中で喜んだり笑ったりすることもあるが、何となく控えめな感じ。罪悪感が強いために心の底からは笑えていない。しかし、自分が大切に感じるものや人に対しては非常に積極的で、しばしば周囲を驚かせる。
名前:トーカ
年齢:17歳
趣味:食う寝る遊ぶ
絶望して己の道を見失っていた新佐の前に現れた、正体不明のくノ一。本人いわく「絶世の美少女」。非常に軽い性格で、物事を深く考えていないようにも見えるが、深い悲しみを抱える新佐や市之丞のために故意に明るく振舞っているようにも見えることもある。
外見のとおり身軽であり、戦闘が始まると誰よりも早く攻撃をしかける。攻撃力は新佐たちほど高くないが、味方を支援する様々な術を使うことができる。
常に狐面をかぶっているため表情は見えないが、喜怒哀楽がはっきりしており、思ったことはすぐ口にする。佐倉藩士でも武士でもないことから、佐倉藩主である凛太郎に対しても遠慮がなく、「凛太郎」と呼び捨てにしている。
新佐や凛太郎たちと深い絆ができた後も、その正体を明かすことはなかった。
名前:千津の方
3.地図
ゲームに出てくる佐倉や、佐倉城などは、実際の地図や配置に忠実に再現されています。
例えばゲーム中で、「大佐倉村に行って●●をしてくる」となったときは、実際の大佐倉がどこかを把握してから行くと、迷うことが少なくなるかもしれませんよ♪
全体地図
佐倉城
4.遊戯
※佐倉市サムライRPG「天倫の桜」は、現在メンテナンス中のため、ダウンロードいただくことができません。
※ダウンロードは無料です。
※ゲーム内課金をしなくても、充分クリアできますよ♪ 安心して遊んでください。
開発秘話
コラボサクラ発!佐倉市サムライRPG「天倫の桜」 さくら動画配信(佐倉市公式チャンネル)
痛車
佐倉とのリンク
5.観光
武家屋敷
麻賀多神社
佐倉城址公園
ひよどり坂
旧堀田邸
順天堂記念館
6.伝説
「天倫の桜」の物語のベースとなったのは「印旛沼の龍伝説」です。物語の中でも重要な位置を占めているこの伝説と龍について少し紹介したいと思います。
「印旛沼の龍伝説」には、いくつかのパターンがあることが知られています。その内容はおおむね次の通りに語られてきました。
印旛沼の龍伝説
昔、印旛沼の近くに人柄の良い人々が暮らすおだやかな村がありました。印旛沼の主である龍は、人間の姿になって村を訪ねては村の人々と楽しく過ごしていました。
ある年、印旛沼付近はひどい日照りに見舞われたため、村の人々は非常に困ってしまいます。雨乞いをしても効果はなく、田は干からびて、村の人々は死を覚悟しました。そのとき、印旛沼の龍が村に来て、人々から親切にしてもらった恩返しとして雨を降らせること、しかし大龍王が雨を止めているため、それに逆らって雨を降らせれば自分は体を裂かれて地上に落とされるだろうことを話し、姿を消しました。
間もなく空が雲に覆われて雨が降り出します。喜びもつかの間、村の人々は龍が天に昇って雲の中に消え、直後に雷鳴と共に閃いた稲妻の光の中で龍の体が三つに裂かれるのを見たのです。村の人々は印旛沼の龍の事を思って嘆き、翌日、皆で龍の体を探し出しました。
栄町の龍閣寺で2本の角が生えた龍の頭が見つかり、腹は印西の龍腹寺で、尾は匝瑳の龍尾寺で見つかりました。村の人々は、印旛沼の龍に深く感謝し、それぞれの寺で厚く供養しました。龍の頭が見つかった龍閣寺は、もともと龍女が建てたことで知られていましたが、このことがあって名前を「龍角寺」と改めたといいます。
この伝説は、龍がその身を犠牲にして、村の人々を救うという話ですが、龍とはいったいどのような存在だったのでしょうか?
龍は、中国を起源とする想像上の生き物で、鱗におおわれ、二本の角、耳、ひげ、四つの足を生やした大蛇に似た姿をしています。自由に空を飛び回り、天気を自在に支配する力を持つとされました。その偉大さから、中国王朝の皇帝のシンボルとしても扱われました。インドでは蛇の神である「ナーガ」と同一のイメージとして扱われ、仏教に関する書物にも「龍王」の名前が見られるなど、仏教の守護神としても信仰の対象となりました。
日本では、これらのイメージに日本古来の信仰が結びつき、「水の神」として民間信仰の対象となっていきました。人々は、大きな池や沼には主として龍が住むと考え、おそれうやまいました。そして、日照りなどは、水の神である龍の怒りによるものと考えられることもあったようです。これを鎮めるために、食べ物やイケニエを捧げたり、高僧が祈りを捧げたりする雨乞いが行われるようになります。また、龍と蛇は姿が似ていることから、蛇が龍の使いであったり、龍の代わりに大蛇が池や沼の主であったりと同一同種のものとみなされることもありました。
印旛沼の龍伝説は、こうした信仰をよく反映した代表例ととらえることができます。江戸時代の佐倉について書かれた『佐倉風土記』や『古今佐倉真佐子』といった文献にもこの伝説が語られていて、江戸時代の佐倉の人々の間で広く知られていたことがうかがわれます。このように「天倫の桜」は、古くから佐倉で語られた伝説をベースとしていることを知っていただくと、より物語を楽しむことができると思います。
7.特典
ここでは「天倫の桜」のキャラデザインを担当されたNat.(ナツ)さんが制作したスケッチの紹介をしていきます。ゲームでは見られない、新佐や市のオフショットをご堪能あれ!!
イラスト・キャラデザイン
Nat.
Instagram: nat_latework
note: LATE WORK
2013年頃からフリーランスで活動。漫画やイラストの制作多数。
・『はじまりの島 -淡路島日本遺産RPG-』イラスト・キャラデザイン(2019)
・「言な絶えそね-行田創生RPG-」イラスト・キャラデザイン(2018)
・「ローカルディア・クロニクル」キャラクターイラスト(2016)
・「TrinityTempo」イラスト・キャラデザイン(2014) ほか多数
おはよう、世界
寝起きの新佐。のぞき込むのは、やわらかな陽の光と雫殿。
新佐が守りたいものは、国であって、雫殿であって、
それは”世界”そのもの。
今日も一日、世界のために。
にゃにゃのじょう、見参
「猫は剣よりも強し」とは、よく言ったものです。言ってないか。
笑った!市之丞が笑った!守りたい、この笑顔…!
思い出すのは貴女のやさしさ
君主であらんとするがゆえ、
ゲーム内では損な役回りが多かった千津の方。
亡き夫を想い、国を想い、そして子を想う気持ち。
その苦悩は計り知れません。
いつの世もティーブレイクを
井野様、どんな時代でも飄々と、颯爽と存在してそうですよね。
その湯飲みをス〇バのコーヒーに入れ替えても違和感がないような…。
とうことで、次週、井野様主演“時を駆けるティーブレイク侍”!
放送大決定!(大嘘)
願いましては…佐倉の安寧
多くの期待を一身に受けながらも、
ひねくれることなくスクスク育つ凛太郎。
武士たるもの、珠算もたしなみの一つでございます。
…おや?その“丸眼鏡”はもしかして。
8.売物
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缶バッチ
武居新佐Ver.
但馬市之丞Ver.
堀田凛太郎Ver.
トーカVer.
井野天心Ver.
但馬雫Ver.
安弥Ver.
全体Ver.
アクリルスタンド
単体Ver.
全体Ver.
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佐倉市観光協会公式オンラインストア
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JR佐倉駅観光案内センター
ふるさと広場売店 佐蘭花
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更新日:2024年12月27日