第2次佐倉市谷津環境保全指針

更新日:2023年08月15日

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第2次佐倉市谷津環境保全指針について

佐倉市では、環境基本計画(1998(平成10)年から2019(令和元)年まで)に基づき「佐倉市谷津環境保全指針」を策定し、市内に数多く残されている谷津環境を、多様な生態系と自然環境を有する環境資源と位置づけ、その保全と活用を推進してきました。

この度、第2次佐倉市環境基本計画(2020(令和2)年から2031(令和13)年まで)内に設定した重点プロジェクト1「谷津保全を継続する仕組みづくり」に対応し、引き続き谷津環境における保全と活用に対する本市の取組方針を示すものとして、「第2次佐倉市谷津環境保全指針」を策定いたしました。

谷津環境保全の目標

1.生物多様性の保全
谷津に生息・生育する多様な生物の保持・復元を推進し、次世代に継承します。

2.谷津景観の保全
谷津の生物多様性を支える、水田、湧き水、小川及び斜面林などの多様な環境要素を一体として保全し、昔から親しまれてきた豊かな谷津景観を保全及び維持していきます。

3.水源の維持
台地の地下水涵養能力を保持し、谷津の持つ水源地としての機能を保つことで、印旛沼の水質改善につなげていきます。

4.自然と文化の継承
生きものの暮らしに配慮しつつ自然とふれあい学べる場として、谷津を活用し、谷津で育まれる自然と文化を新たな形で継承していきます。

谷津環境保全の方針

1.生物多様性の保全 ~ 市民協働を継続する
谷津の生物多様性は、昔から続く農業の営みにより育まれてきました。近年は、市民協働という新しい力が加わることで維持されています。この取組を継続し、様々な主体と連携していくことにより、地域の宝である多様な生きものが生息・生育できる谷津環境を次世代に引き継いでいきます。 

2.谷津景観の保全 ~ 一体的保全を図る
豊かな谷津景観を維持するために、谷津の特徴である、水田、湧き水、小川及び斜面林などの多様な環境要素を一体として保全します。このため、これまで市民等と協働で保全・再生した谷津田や水路、斜面林等について、今後も維持管理を継続していきます。

3.水源の維持 ~ 改変防止に努める
台地の地下水涵養能力を保全するとともに、谷津の活用により廃棄物の不法投棄を防止し、谷津の持つ水源地としての機能を保ちます。このため、谷津周辺の樹林地の減少を防ぐとともに、農業生産者と連携していきます。

4.自然と文化の継承 ~ 活用と継承を進める
都市と谷津・里山環境が調和しているまちである「佐倉らしさ」を活かします。生きものの暮らしに配慮しつつ自然とふれあい学べる場として、あるいは生きものの生息域(サンクチュアリ)の場として、谷津を保全・再生し、自然と文化を新たな形で継承していきます。 

(参考)(旧)佐倉市谷津環境保全指針

この記事に関するお問い合わせ先

[経済環境部]生活環境課(環境政策・自然環境班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-4278
ファクス:043-486-2504

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