第3期佐倉市生活排水対策推進計画について

更新日:2022年06月01日

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第3期佐倉市生活排水対策推進計画のあらまし

 本市は、印旛沼流域の他の市町村とともに平成5年3月に生活排水対策重点地域(印旛沼流域等生活排水対策重点地域)に指定されたことを受け、平成6年3月に第1期、平成21年に第2期の生活排水対策推進計画を策定しました。

 この計画では、印旛沼をはじめ、市内の中小河川の水辺環境の改善のための目標を定め、下水道や合併浄化槽などの生活排水処理施設の整備や生活排水の適正処理に関する啓発活動を通じて、市民・事業者・行政(県・周辺市町村)と協働のもと、積極的に生活排水対策に取り組んできました。

 その結果、生活に起因する汚れの割合は低下してきましたが、印旛沼の水質改善に向けて、引き続き生活排水対策に取り組むことが必要です。

 今回、現行の第2期計画が年度末で終了することから、本市の生活排水対策を総合的かつ効率的に推進することを目的に、基本方針や目標ならびに実践目標を示した「第3期佐倉市生活排水対策推進計画」を策定しました。

 かつて印旛沼は人が泳げるほどきれいな沼でした。時代背景に伴い水質汚濁の主要因も変化し、私たちの生活から排出される生活排水も、印旛沼の水質を悪化させている原因の一部となっています。きれいな印旛沼を目指し、身近な所から水質改善を心掛けましょう。

  • 家庭でできる生活排水対策
    1. 生ごみはろ紙袋をつけて三角コーナーに
    2. 油は無駄なく使いきる
    3. 食器や鍋についた油や汚れはふいてから洗う
    4. 洗剤は適量で
  • 公共下水道の利用
     公共下水道が整備されている地域であれば、接続して利用してください。印旛沼への生活排水の汚濁負荷を削減するには、公共下水道の利用が最も効果的です。
  • 高度処理型合併処理浄化槽の利用
     高度処理型合併浄化槽とは、印旛沼の富栄養化の原因である窒素やリンを除去できる合併処理槽です。
    印旛沼は富栄養化により、夏にアオコが発生している状況です。アオコの発生を抑制できるように、合併処理浄化槽を設置するときは、高度処理型合併処理浄化槽を設置しましょう。
  • 合併処理浄化槽の維持管理
     合併処理浄化槽の機能を維持するためには、定期的な清掃などの維持管理が必要です。また、法定検査を受ける義務があります。

 印旛沼の流域は、千葉市、船橋市、成田市、佐倉市、八千代市、鎌ヶ谷市、四街道市、八街市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、栄町の11市2町にわたっています。

 印旛沼の水質浄化のための総合的な事業を行うため、千葉県やNPO、関係市町が共に対策に取り組んでいます。

この記事に関するお問い合わせ先

[環境部]生活環境課(環境政策・自然環境班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-4278
ファクス:043-486-2504

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