セアカゴケグモにご注意ください

更新日:2022年07月21日

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令和4年7月21日(木曜日)に、臼井地区の臼井台地先でメスのセアカゴケグモが12匹発見されました。佐倉市内では、今回で7例目となります。

  • 令和4年7月21日(木曜日) 臼井地区の臼井台地先でメス12匹
  • 令和4年7月19日(火曜日) 臼井地区の臼井台地先でメス1匹
  • 令和4年5月23日(月曜日) 根郷地区の太田地先でメス1匹
  • 令和3年12月24日(金曜日) 臼井地区の臼井台地先でメス1匹
  • 令和元年11月8日(金曜日) 臼井地区の生谷地先でメス1匹
  • 平成29年9月22日(金曜日) 佐倉地区の高岡地先でメス1匹
  • 平成26年9月12日(金曜日) 臼井地区の王子台一丁目でメス1匹

セアカゴケグモはオーストラリアを原産とする特定外来生物であり、メスは毒を持っています。日本では平成7年に大阪府で初めて発見されており、千葉県内では千葉市、木更津市、佐倉市、山武市、東金市、銚子市、四街道市、浦安市、柏市、富津市、袖ケ浦市、八千代市、市川市、習志野市、船橋市、長生郡長南町、印西市、鎌ケ谷市、白井市、君津市、松戸市の22市町内で発見されています。(令和3年11月4日現在)、現在では多くの都道府県で確認されております。

セアカゴケグモ

特徴

毒を持っているのはメスのみで、オスは無害です。
成熟したメスの体長は約7~10mmで、全体が黒色で、腹部背面に目立った赤色の模様が、腹部下面には砂時計様の薄赤色の斑紋があるのが特徴です。
オスは体長が約4~5mmで、腹部背面は灰白色で、中央に縁取りのある白い模様があるのが特徴です。
セアカゴケグモは攻撃性がなくおとなしいですが、触れると咬まれることがあるので注意が必要です。

(画像左:メスのセアカゴケグモ、画像右:オスのセアカゴケグモ)
セアカゴケグモ・メスセアカゴケグモ・オス

生息場所

  • 側溝の内部やその網蓋の隙間
  • 宅地の水抜きパイプの内部、フェンスの基部、花壇のブロックの内部など巣を作る隙間があり、日当たりがよく、暖かく、餌となる昆虫のいる所に巣を作り繁殖します。

咬まれないために

  • 屋外で作業する場合は、軍手など手袋を着用するようにしてください。
  • セアカゴケグモを発見しても素手で捕まえたり、触らないように注意して駆除し、併せて保健所または市役所にご連絡ください。
  • 1匹見つかれば周囲に他の個体が潜んでいる可能性があるので、よく確認するなど注意してください。

咬まれたら

  • 咬まれた直後は局所に軽い痛みを感じるのみですが、次第に痛みが増し、腹痛や胸痛が起こることがあります。
  • 通常は、数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛などの全身症状が数週間継続することがあります。
  • 咬まれた場合は、すみやかに医療機関にご相談ください。
  • 重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
  • 咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へご持参ください。

駆除方法

靴で踏み潰す 、熱湯をかける、殺虫剤を噴霧するなどがありますが、側溝に近い場所で魚毒性の高いピレスロイド系の殺虫剤を使用する際には周辺環境等に十分注意してください。

周囲にも潜んでいたり、卵がある可能性があるので、周囲の隙間等を確認するなど注意してください。

なお、特定外来生物のため、生きた個体を運ぶことは禁止されています。

セアカゴケグモを見つけたら

上記の「駆除方法」に従い、駆除してください。

クモの攻撃性は低いですが、噛まれるおそれがありますので素手で触ることは控えてください。

また、佐倉市での発見情報として記録するため、可能であれば発見した場所と個体の写真を生活環境課あてにご送付いただけますと幸いです。

メールアドレス seikatsukankyo@city.sakura.lg.jp

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この記事に関するお問い合わせ先

[環境部]生活環境課(環境政策・自然環境班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-4278
ファクス:043-486-2504

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