更生保護

更新日:2025年06月02日

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第75回「社会を明るくする運動」令和7年度啓発映画上映会

【予約受付中】7月に啓発映画上映会を開催いたします(鑑賞無料)

7月は「社会を明るくする運動」強調月間です。この運動は、法務省が中心となり、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、明るい社会を築くことをめざす全国的な運動です。

近年は、Web講演会を行っておりましたが、本年は新たな試みとして佐倉市立美術館にて、「啓発映画上映会」を実施いたします。

【上映作品】映画『君の笑顔に会いたくて』

~あらすじ~

宮城県名取市に住む松浦香苗(主人公)は、夫と一緒に街で小さな食堂を営む傍ら、保護司として心ならずも罪を犯してしまったこどもたちの、社会での立ち直りを支援する活動をしていた。
こどもたちの健やかな未来を願う香苗であったが、こどもたちの更生への社会の不理解や、こどもたちを守るべき家庭の崩壊の現実にも出会い、たくさんの悩みを抱えながらの活動だった。そんな折、香苗に保護観察所から一人の保護観察中の少年の担当が依頼された。
啓太__5年前の津波で命を失った香苗の息子が、こどもの頃親友として交わっていた少年だった。
事業に失敗した父親は、啓太を連れて夜逃げ同然にこの街を去ってしまい、それ以降は音信も途絶えていたのだ。

一見すっかり荒れた姿で香苗の前に現れた啓太だったが、その瞳の中に救いを求める光を見た香苗は、家族同然の対応で啓太を迎え入れるのだった。
日一日と、香苗とその家族の支えで、かつての自分を取り戻しつつある啓太であったが…

『君の笑顔に会いたくて』

©2017 映画「君の笑顔に会いたくて」制作委員会

【開催日時】
令和7年7月16日(水曜日)

午前10時00分 開場
午前10時20分 上映開始

  • 【会場】佐倉市立美術館4階ホール
  • 【鑑賞料】無料
  • 【上映時間】100分
  • 【定員】先着99名

※要電話予約

【申込先】
043-484-6135
福祉部社会福祉課地域福祉班
(「社会を明るくする運動」佐倉市推進委員会事務局)

【申込締切】
令和7年6月30日(月曜日)まで

更生保護

保護司・更生保護女性会

保護司

 保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるため、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員です。
 民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし、保護観察官と協働して保護観察にあたり犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰した際、スムーズに社会生活を営めるよう釈放後の住居や就業先などの環境の調整や相談を行っています。
 このような保護司は全国に約48,000人います。

更生保護女性会

 更生保護女性会は、地域社会の犯罪・非行の未然防止のための啓発活動を行うとともに青少年の健全な育成を助け、犯罪をした人や非行のある少年の改善更生に協力することを目的とするボランティア団体です。全国で約185,000人います。

「社会を明るくする運動」啓発活動

趣旨

 「社会を明るくする運動」とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築こうとする全国的な運動です。
 この機会に、犯罪や非行に陥ってしまった人たちの更生について、地域社会で理解が得られるよう協力していきましょう。
 社会を明るくする運動の強調月間は7月ですが、一年を通して啓発活動が行われています。

行動目標

  1.  罪や非行のない安全・安心な地域社会を築くための取組を進めよう
  2.  犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えよう

重点事項

 犯罪や非行をした人を社会から排除・孤立させるのではなく、再び受け入れることが自然にできる「誰一人取り残さない」社会の実現に向け、

  1.  出所者等の事情を理解した上で雇用する企業の数を増やすこと
  2.  帰るべき場所がないまま、刑務所から社会に戻る人の数を減らすこと
  3.  薬物依存からの回復と社会復帰を長期的に支える地域の環境を作ること
  4.  犯罪をした高齢者・障害者等が、社会復帰に必要な支援を受けられる環境を作ること
  5.  非行少年等が学びを継続できる環境を作ることに関係行政機関・民間団体関係者等の連携のもとに取り組むことを重点事項とします。

強調月間における主な活動(佐倉市社会を明るくする運動推進委員会)

 佐倉市は、21名の保護司が日頃より、犯罪や非行をした人の立ち直りや地域の犯罪予防に取り組んでいます。
 社会を明るくする運動を多くの皆様にご理解頂き、犯罪や非行のない誰もが笑顔で過ごせる地域づくりを促進してまいります。

主催

 「社会を明るくする運動」佐倉市推進委員会

構成団体
  •  保護司会佐倉市分会
  •  佐倉市更生保護女性会
  •  社会福祉法人佐倉市社会福祉協議会
  •  佐倉市民生委員・児童委員協議会
  •  佐倉市民憲章推進協議会
  •  佐倉市青少年相談員連絡協議会
  •  佐倉市青少年問題協議会
  •  佐倉市青少年育成市民会議
  •  佐倉市PTA連絡協議会
  •  佐倉市校長会
  •  佐倉市

 (順不同)

事務局

 佐倉市福祉部社会福祉課地域福祉班

主要活動

  • 街頭広報、横断幕・懸垂幕の設置
  • Web講演会
  • 青少年の非行防止相談会(※)法務省の更生保護の専門官や経験豊富な保護司がお悩みにお答えする、「青少年の非行防止相談会」を行います。

「愛の募金」について

 社会を明るくする運動の活動は、市民の皆様の善意によって集められた「愛の募金」により賄われております。
 社会を明るくする運動「愛の募金」の趣旨をご理解のうえご協力をお願いいたします。

「愛の募金」の使い道
  •  強調月間の啓発活動(7月)
  • 「Web講演会」の開催
  • ぬり絵(ホゴちゃん、サラちゃん)の展示(10月)
  •  更生保護施設への寄付
  •  更生保護や青少年の健全育成等の活動を行っている団体への助成

法務省主唱「 社会を明るくする運動」 広報用絵本

絵本の読み聞かせ動画を公開しました。

法務省主唱 社会を明るくする運動 広報用絵本

「コウくんときいろいはね」

  • 編集・制作 ポプラ社
  • 絵 木村 いこ
  • 作・発行 更生保護法人 日本更生保護協会

 日本更生保護協会では、児童図書専門出版社であるポプラ社と共に、ホゴちゃん、サラちゃんなど更生保護キャラクターを登場人物とした幼児・児童向け(5歳から小学校2年生を対象)の絵本を制作しています。
 佐倉市更生保護女性会では、このたび、佐倉市更生保護女性会は、市内の保育園、幼稚園、小学校へ「コウくんときいろいはね」を1冊ずつ寄贈いたしました。
 更生保護活動として、令和3年1月6日(水曜日)佐倉市更生保護女性会の方による絵本の読み聞かせを撮影しました。
佐倉市更生保護女性会の片山 喜久子さんによる「コウくんときいろいはね」の絵本の読み聞かせは、10分程の時間となっております。地域の皆さんにもご紹介したく、ぜひ、ご覧になってください。

絵本に込めた想い

「社会を明るくする運動」についてさらに詳しく知りたいかたはこちら

この記事に関するお問い合わせ先

[福祉部]社会福祉課(地域福祉班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-6135
ファクス:043-486-2503

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