学校給食食物アレルギ-
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近年、全国的な傾向と同様に本市においても、食物アレルギーのある児童生徒は増加傾向にあり、それぞれの学校では、個に応じたきめ細やかな対応が求められています。この状況のもと、佐倉市学校栄養士会の食物アレルギーに関する調査研究班は、平成19年度から市内小中学校の食物アレルギーのある児童生徒の実態と、対応状況について調査を進めた結果、各学校において必要な書類やアレルギーへの対応が統一されていないこと、学校内における支援体制の不備、保護者との相互理解の不足などが明らかになりました。
平成20年3月には、財団法人日本学校保健会(当時)から「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」の公表により、学校給食での対応の基本方針が示され、さらには、文部科学省から平成20年10月に出された「学校給食における食事内容について」により、食物アレルギ-等のある児童生徒への対応として、校内指導体制づくりや保護者・主治医との連携等、可能な限り個々の状況に応じた対応に努めるよう示されたところです。
そこで、本市においても、教職員及び保護者が、食物アレルギーに関する正しい知識と理解を深め、すべての学校で食物アレルギーのある児童生徒へ適切な対応ができるよう、平成25年3月、「佐倉市学校給食食物アレルギー対応の手引き」を作成しました。
更新日:2022年06月01日