佐倉市の戸籍電算化
戸籍電算化とは
戸籍は、明治時代以来和紙を用い、手書きやタイプライターで作成されてきました。
しかし、この方法では戸籍届出から戸籍記載完了まで、あるいは証明発行の際など時間がかかっていました。
佐倉市では、事務の効率化を図り、より正確で迅速な処理を行うことを目指し、平成19年3月26日より戸籍の電算化(コンピュータ化)を行いました。
戸籍の電算化による変更点について
縦書きから横書きの戸籍に変更されました
今までの戸籍は、「縦書き」の文章で記載されていましたが、「横書き」になりました。
記載内容も項目化され、数字も算用数字となり見やすく分かりやすい証明になりました。
電算化前の戸籍 拡大画像 (PDFファイル: 12.2KB)
電算化後の戸籍 拡大画像 (PDFファイル: 11.3KB)
証明書の名称が変更されました
戸籍に記載されている全員を証明する「戸籍謄本」は「全部事項証明」に、個人を証明する「戸籍抄本」は「個人事項証明」に名称が変更されました。
また、証明用紙が白紙から改ざん防止用紙(A4判)となり、公印が朱色から黒色となりました。
区分 | 従来の方式 | 戸籍電算化後 |
---|---|---|
証明書名称 | 戸籍謄本 | 全部事項証明 |
戸籍抄本 | 個人事項証明 | |
様式 | B4、2つ折り | A4 |
書式 | 縦書き、文章体 | 横書き、項目毎記載 |
用紙 | 白紙 | コピー改ざん防止用紙 |
公印 | 朱色 | 黒色(電子印) |
手数料 | 1通あたり450円 | 1通あたり450円 |
これまでの戸籍は「平成改製原戸籍」となりました
これまで使用してきた戸籍は「平成改製原戸籍」として保存されました。なお、平成19年3月23日までに婚姻や死亡などで除籍になっている方は、電算化後の戸籍には登録されません。
氏名の文字が変わりました
戸籍の「氏」または「名」の文字は、「常用漢字」、「人名用漢字」などの「正字等」で記載することになっています。
皆さんの戸籍をコンピュータに登録するにあたり、氏名が誤字、書きぐせ、デザインの差異などで記載されている文字については、前記の使用できる正字等で記載されています。
戸籍の附票について
戸籍に記載されている方の住所異動の履歴を記録している戸籍の附票も改製され電算化されました。
本籍及び住所の表示の変更について
本籍及び住所の表示中「の」が削除されました
本籍及び住所の番地に枝番がついている戸籍及び住民票について「の」の文字が削除されます。「の」は町名や番地ではないので、「の」の文字の記載がない土地登記簿の地番表示に統一化を図るためです。
表示例
- 変更前 海隣寺町97番地の1
- 変更後 海隣寺町97番地1
更新日:2022年06月01日