【12/13】VR体験で理解する発達障害

更新日:2025年12月04日

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VR体験で理解する発達障害

障害者作品展「ふれあいギャラリー」の会期中に開催します!

VR体験イメージ

日時 12月13日(土曜日)午前11時~午後3時
会場 佐倉市立美術館 4階ホール
無料・申し込み不要
※本プログラムで使用するVR機器は、13歳以上が対象です。目の発達等に悪影響を与える可能性があるため、12歳以下のお子さんが使用することは推奨されておりませんのでご注意ください。VRゴーグルを着用せずに動画をご覧いただくことも可能です。

「ふれあいギャラリー」の情報はこちら

当事者の困りごとをVRで体感

当事者の感覚をVR(*)で疑似的に体験することで、言葉だけでは伝わりにくい発達障害の特性についての理解を深められます。
また、当事者が実際に経験されたエピソードを体験することで、求められる配慮を具体的にイメージしやすくなります。

*)「VR」とは…「Virtual Reality」の略で、「仮想現実」を意味します。専用のゴーグルで人間の視界を覆うように360°の映像を映すことで、実際にその空間にいるような感覚を得られる技術です

VR体験の流れ (1回15分程度)

1、事前に映像の内容を紹介
2、VR映像で疑似体験
3、映像の内容や障害特性の補足説明
4、当事者インタビューを視聴
5、アンケート

体験したかたの主な感想

息子の世界を知ることができて本当によかった
回答者01

息子が聴覚過敏のためイヤーマフを使用しています。ドライヤーの音、バイクの音、シャッターを閉める音、お友達の泣き声などとっても辛そうな場面があるので、今回体験する機会があって、息子の世界が知ることができて本当によかったです。

この様な体験の場が増えて理解が深まればいいなと思います。

配慮の視点が欠けていたと気づかされました
回答者02

発達障害の知識はあっても、想像でしかなかった。今回の体験で本人の心の状態を少しでも感じられ、理解が深まったと思った。
一見わからない生活のしづらさを、言いやすい工夫があると良いと思いました。自分の勤務先でも、そのような配慮の視点が欠けていたと気づかされました。

理解してもらうことがとても大切だと思っている
回答者03

私の息子は自閉スペクトラム症で、感覚過敏がある。

幼い頃から感覚過敏があったと思うが、息子は自分の症状を他人と比べることができなかったので、親も、本人もそれに気づけなかった・

車のドアを閉める音、ボールをつく音、人の叫び声、花火や雷の音は飛び上がるぐらいびっくりすることがあると言う。一緒に出かけると、出先で私より多くの情報が視覚・聴覚から入っていって驚くことがある。外出が疲れることがよくわかる。音の問題は、時に周囲の人とのトラブルにつながることもある。まず理解してもらうことがとても大切だと思っている。このような機会を作って下さりとても感謝している。

対話を通して本人が希望する配慮を

対話

「心のバリアフリー」(*)を実践しましょう

発達障害のかたへの配慮を進める上で重要なことは、固定観念を抱かずに、その人の得意なことや苦手なことに目を向けること。そして、本人との対話を通して、希望する配慮を可能な範囲で実践してみましょう。

そのためには、発達障害に対して、私たち一人ひとりの理解を深めることが第一歩となります。発達障害の特性には、誰にでもあてはまるものも多くあります。明確に境界線をひくのではなく、多様な個性の一つであることを理解し、自分も「多様性」の中の一人だとイメージしてみてください。

(*)「心のバリアフリー」…さまざまな心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションを取り、支え合うこと。

この記事に関するお問い合わせ先

[福祉部] 障害福祉課
〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97
電話番号:043-484-4164
ファクス:043-484-1742

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